1Rと1Kの違いってなに?一人暮らしにおすすめの間取りは、なんですか?
1Rと1Kって、よくみるけどどういう意味?何が違う?
基本的な1R、1Kの特徴やメリット・デメリットと、タイプ別に一人暮らしの方におすすめの間取りをまとめてみました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
1R(ワンルーム)のメリット・デメリットと、注意したい点
メリットは、「開放感と、空間を広く使えること」
1R(ワンルーム)とは、キッチンと居室の間に仕切りがない間取りのこと。
部屋の中にキッチンがあるタイプ、カウンターキッチンのタイプなど様々ですが、「ドア」で区切られていないものはすべて「1R(ワンルーム)」の表記になります。
1Rのメリットは、玄関からベランダまでの視線が抜けて、開放感があること。また、面積に対して使える空間が広いことが多いです。
一般的な「6畳1R(ワンルーム)」の間取り。
キッチンと部屋との間にドアがない間取りは、「1R(ワンルーム)」と表記されます。
デメリットは、音と匂い、冷暖房効率の悪さ
1Rのデメリットは、ドアで仕切られていないため、洗濯機や冷蔵庫などの音が聞こえやすいこと。
また、玄関からベランダまでつながっているため熱が逃げやすく、冷暖房効率が悪くなります。
1Rの間取り図を見るときは、ここに注意!
1Rの間取り図を見るときに注意したいことは、畳数の表記。ドアがないため、キッチンまで含めての畳数で計算されていることに注意です。
1Rのお部屋と1Kのお部屋とで比較する場合には、畳数だけでなく全体の平米数も見るようにしましょう。
オレンジの線で囲った部分までを含めて「6畳」です。
1Kのメリット・デメリットと、注意したい点
メリットは、気密性の高さ
1Kとは、キッチンと居室との間にドアがある間取りのこと。キッチンとの間にしっかりとドアがあるため気密性が高く、冷蔵庫や洗濯機の音が気になりません。
また、ドアを閉めてエアコンをつければ冷暖房効率を高めることができます(ただし、キッチン側にはエアコンはないことがほとんどなので、夏場などは注意です)。
一般的な「5.9畳1K」の間取り。
キッチンとの間にしっかりドアがあるものを「1K」といいます。
デメリットは、使えるスペースが限られること
デメリットは、キッチンと部屋とがしっかりと分けられているため、平米数に対して家具などを置いて使える面積が限られること。
また、ドアがある分、干渉することも考慮に入れないといけません。
1Kの間取り図を見るときは、ここに注意!
1Kの間取り図を見るときは、ドアを開いた場合にどのぐらいのスペースが干渉するのか、家具の配置に問題はないかを確認する様にしましょう。
オレンジの部分はドアがあるため家具の配置が難しいスペースです。
こんな方には、こんな間取りがおすすめ
あまり自炊はしない、荷物少なめの方→1R
キッチンをそれほど使う予定はない、荷物は少なめの方であれば、1Rでも特に気にならず暮らせます。
小さなお部屋でも使えるスペースが広いため、家賃は抑えたいという方にもおすすめ。
また、30㎡前後の1Rであれば、カウンターキッチンつきやデザイナーズなど、おもしろい間取りのものも多いので、ちょっと変わった間取りに住みたい方も、1Rで探してみるといいかもしれません。
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しっかり自炊したい、生活感を隠したい方→1K
しっかり自炊をしたい、生活感を隠したいという方は、キッチンや洗濯機などのスペースが目に入らない1Kがおすすめ。
1Rでも、カーテンなどでしっかり仕切れる間取りがよいでしょう。
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寝る場所と食べる場所をしっかり分けたい方→1DK
1DKとは、「ダイニングテーブル、ソファどちらか1つ置けるダイニング(4.5畳〜8畳未満)ひとつ」と「寝室ひとつ」の間取りです。
ベッドを置く部屋とダイニングテーブルを置く部屋とを、しっかりと分けたい方には1DKが良いでしょう。
1DKのインテリア実例まとめはこちら
寝る場所とリラックスする場所、仕事する場所などを分たい方→1LDK
1LDKとは、「ダイニングテーブル、ソファどちらも置けるリビング・ダイニング(8畳以上)ひとつ」と「寝室ひとつ」の間取りです。
リビング・ダイニングには、ダイニングテーブル以外にソファを置いたり、デスクを置いたりすることができるので、寝る場所とは別に、リラックスする場所と仕事や食事をする場所、どちらも設けたい方にはおすすめです。
1LDKのインテリア実例まとめはこちら
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