床暖房いらず!自然素材ならではの温かなLDKと、可変性のある子ども部屋にリノベーション

購入当初のリフォームによる設備の不具合をきっかけに、リノベーションを決意した施主夫妻。間取りを一新し、子ども部屋と夫妻のワークスペースをそれぞれ確保した、程よい距離感の住まいに生まれ変わりました。

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床暖房いらず!自然素材ならではの温かなLDKと、可変性のある子ども部屋にリノベーション
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床暖房いらず!自然素材ならではの温かなLDKと、可変性のある子ども部屋にリノベーション


以前は床暖房+合板フローリングだったリビングダイニング。自然素材に囲まれたいという思いを叶え、温かみを感じる無垢材のフローリングに。

購入当初のリフォームによる設備の不具合をきっかけに、リノベーションを決意した施主夫妻。間取りを一新し、子ども部屋と夫妻のワークスペースをそれぞれ確保した、程よい距離感の住まいに生まれ変わりました。

■DATA

所在地:神奈川県横浜市中区
延床面積:68㎡
施工面積:68㎡
工事費:1100万円
家族構成:夫婦+子ども2人

築年数:20年
間取り:2LDK→3LDK
設計:湘南リフォーム
施工:湘南リフォーム
改修範囲:フルリノベーション

 

 

個室が必要になったときの備えもあるオープンな子ども部屋

購入当初のリフォームで水漏れが発生し、再度、改修をすることになった施主夫妻。

もともと2人の子どもの成長にともなうリノベーションを数年前から検討していたものの忙しさから頓挫していた経緯もあり、水漏れ部分の補修だけでなく、これからの生活スタイルの変化を見越してフルリノベーションに踏み切りました。

住まいは眺めのよいマンションの角部屋。大きな窓から自然光が差し込む、明るく開放的な空間です。

リノベーションでは将来の子ども部屋を想定しながらゾーニングを検討。2案出されたうち、リビングとつながる広いワンルームの子ども部屋で、大きくなったら移動式の収納家具によってゆるやかに仕切れるプランを選びました。

リビングと子ども部屋の間には4枚の引き戸を設置。子どもが小さいうちは開け放してオープンに使い、個室にするときにも圧迫感が出ないよう配慮しています。

子ども部屋へはLDKを経由するので、子どもが自屋に出入りする様子やお互いの気配が自然に分かる、親子ともに安心感のある間取りです。

 

床暖房いらず!自然素材ならではの温かなLDKと、可変性のある子ども部屋にリノベーション2

間仕切り戸を開ければ、広々とした一室空間に。ひと続きになっているLDKと子ども部屋は、家族のコミュニケーションをとるのにぴったりです。

 

無垢材フローリングと珪藻土で寒い冬も快適に

妻が自宅で仕事をすることも多いため、和室を撤去して夫妻がそれぞれ一人になれるスペースを確保。カウンターデスクやオープン棚を造りつけ、仕事がしやすい環境を整えました。

インテリアは、すっきりした明るい木目と白を調和させたナチュラルなテイストに。床は無垢材のフローリング、壁は珪藻土と、天然素材の服飾関係で仕事をしている妻の「家でも自然素材に囲まれたい」という希望を反映しています。

以前、床暖房が敷設されていたリビングダイニングは、床暖房の交換を行って今まで通り合板フローリングにするか、床暖房をやめて無垢材にするか、良い点・悪い点をとことん話し合ったのだそう。

その結果、無垢材を選ぶことになりましたが、無垢材の保温性と珪藻土の調湿・断熱効果で、リノベーション後の初めての冬も暖かく過ごしていると言います。

 

床暖房いらず!自然素材ならではの温かなLDKと、可変性のある子ども部屋にリノベーション3

木の質感を活かした空間に白い壁や扉がベストマッチ。シンプルな家具をプラスして、温かみと広がりを感じさせています。二重サッシを取り付けることで、暑さ・寒さも対策も万全です。

 

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奥行きを深くとったフラットカウンターの対面キッチン。壁を最大限取り払ったことで、明るく気持ちのよいオープンに。


 

普段は引き戸を開け放しているので、部屋数を増やしても、これまでの暮らしと変わらない開放感を味わえます。


 

並べたベッドの上に取り付けたロールスクリーンをおろすことで、気軽に個室感を出すことができます。

より独立した個室が必要な時期が来たら、壁付けの可動式収納を間仕切りに。


 

L型のデスクを備え付けた夫のワークスペース。可動棚を大工造作で設け、空間を無駄なく利用。

専用の冷蔵庫も置き、より充実したおこもり空間となっています。


 

もと和室の一部を妻のワークスペースに。造作のオープンな可動棚には書類などが整然と収まっています。デスクは既製品を使い、コストコントロール。


 

押入れだった場所はハンガーパイプにつくり替えて大容量のクローゼットに。ベッドサイドには固定棚を造りつけ、お気に入りのものをディスプレイ。


 

ダウンライトに照らされた珪藻土の塗り柄と、オークの無垢材に合わせてセレクトしたコート掛けが、家の顔とも言える玄関を入ってすぐの廊下を彩ります。


 

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