子ども部屋をきっかけにリノベ。家族が仲よく過ごせる風通しのよい家
リビングダイニングの大きな壁に、水平方向を強調する腰壁と飾り棚を造作。キッチンに窓を新たに設けたことで、風の流れも生まれています。
子ども達にそれぞれ個室をつくることをきっかけに、リノベーションを計画。廊下やキッチンのスペースを取り込み、部屋の区画を変えることで、子ども部屋と広いリビングを叶えました。
■DATA
所在地:東京都港区
延床面積:68㎡
施工面積:68㎡
家族構成:夫婦+子ども2人
間取り:2LDK→3LDK
設計:エキップ(equip)
施工:エキップ(equip)
改修範囲:フルリノベーション
部屋の線引きを変えて、広いリビングと2人分の個室をつくる
子ども達それぞれに個室が必要な時期になり、リノベーションを計画した施主夫妻。男女の姉弟なので、部屋数を増やして2人分の子ども部屋をつくることがプランのポイントでした。
そこで既存の間取りを取り払い、一からプランニングするフルリノベーションを選択。パイプスペースと直結して移設できないトイレ以外、すべての部屋を見直しました。
子ども部屋のほかにリクエストしたのは、広がりのあるリビング。LDKと個室の位置関係はそのまま活かし、部屋の線引きを少しずつ変えることで、リビングの面積を増やしました。さらに廊下を居室に取り込み、2人分の子ども部屋とウォークインクローゼット付きの主寝室を確保しています。
ラワンの羽目板を使い、あえて低く設えたリビングの梁。こちらを通り抜けることで、リビングの開放感が強調されています。
テレビ台を兼ねた腰壁は奥行きの浅い収納としても活用。素材はラワン、その上は薄いブルーの塗り壁です。
光と風が抜ける間仕切りの工夫
もともと南北に気持ちのよい風が抜ける立地で、夏場は玄関ドアを開け放って過ごしていたという施主ファミリー。しかし玄関の正面はキッチンとの間仕切り壁で、L字型の廊下では風が抜けにくいこともあったのだそう。
そこで玄関からストレートに風が抜けるよう、キッチンに開閉できる室内窓を設置。風はもちろん光も通すため、玄関の閉塞感がなくなり、昼間は照明なしでも明るい空間になりました。
廊下に面していた浴室は、窓のある場所に移動。それに伴い洗面脱衣室も動かし、天井いっぱいまでの高さがある収納棚を設け、家族4人分のタオルなどはすべて収められるように。カウンターや収納棚は、朝の混雑時など複数でも使いやすいレイアウトになっています。
リビングから玄関まで見通せるので、帰宅した家族の様子や玄関ドアの開閉が分かりやすくなりました。
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キッチンは2つあった出入口を1つ塞ぐことで、収納スペースを増やしています。
家に入ったとき、ガラス越しに家族の姿がちらりと見える室内窓。
昼間はリビングから自然光が。さらに白い扉で明るい玄関に。
浴室と位置を入れ替えて、使い勝手も収納も向上した洗面脱衣室。
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