ナチュラル見えする【ツヤ肌メイク】方法を伝授!テカリとの違いや作り方のコツを解説!
繊細でナチュラルな雰囲気を楽しみたい大人女性が憧れる、「ツヤ肌メイク」。今回は、初めてでも気軽にできるツヤ肌メイクの作り方をご紹介します。
テカリとの違いやツヤを入れる位置といった基本知識から、ベース・ファンデーション・ハイライト・コンシーラーの工程ごとの塗り方まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「テカリ」との違いは?ツヤ肌メイクの基本
一歩間違えると失敗?「ツヤ」と「テカリ」の違いとは
一見似ているように思えるツヤとテカリですが、この2つには大きな違いがあります。ツヤ肌は、手のひらで触れるとみずみずしいうるおいが感じられ、清潔感のあるフレッシュな印象です。
一方、テカリ肌は汗や皮脂などで油分が浮いた状態を指します。触れた手のひらに皮脂がついてベタベタする場合は、テカリと考えてよいでしょう。
ツヤとして仕込んだメイクも、入れ方を間違えるとテカリに見えてしまう可能性があるので、コツをしっかりつかんでくださいね。
ツヤ肌メイクを上手にこなすコツ
メイク前の下準備がカギ
うるおい不足の乾燥した肌にベースやファンデーションをのせても、ナチュラルなツヤやハリ感は生まれません。透明感あふれるツヤ肌メイクに仕上げるには、メイク前のスキンケアが重要です。
洗顔後は、化粧水や美容液、乳液などで肌を念入りに保湿しましょう。油分よりもみずみずしい水分を多めに補うことがコツ。両手でプレスして、肌が手のひらにモッチリ吸いつくくらいまで、スキンケアの成分を十分になじませてくださいね。
くすみや色ムラなどの肌悩みはさりげなくカバー
目の周りの影やクマ、頬のくすみなどは、ツヤ肌メイクの大敵です。これらが残ったままだと、透明感やハリのないどんよりした印象のメイクに。ベースアイテムを活用して、肌のくすみや色ムラをフラットに整えましょう。
ただし、1種類のアイテムだけでカバーしようとすると厚塗り感が出てしまいます。ファンデーションやコンシーラー、ハイライトなどをバランスよく使って、さりげなくカバーするのがツヤ肌メイクの作り方のコツです。
ツヤをプラスする位置をマスターしよう
必要な位置に正しくツヤをプラスすることも、ツヤ肌メイクをする上で大切です。ファンデーションやハイライトでやみくもにツヤを入れてしまうと、テカリのある油っぽいベースメイクになってしまいます。
以下の6つの部分を中心にツヤを演出してみてください。
- (1)おでこの中心
- (2)鼻筋
- (3)頬骨の高い位置
- (4)目頭やCゾーンなど目の周り
- (5)唇の上
- (6)顎
テカリやすい部分にはフェイスパウダーもオン
ツヤ肌メイクをより楽しむには、マットな質感をほどよく取り入れることが効果的です。ベースメイクの仕上げとして、パフやブラシなどでフェイスパウダーをのせてみましょう。
とくに、皮脂が出やすくテカリやすいTゾーンや小鼻周辺などに使うのがおすすめ。内側からうるおいが満ちあふれるようなツヤ肌と、しっとり落ち着きのあるマット肌をバランスよく演出できれば、ワンランク上の上品なツヤ肌メイクに仕上げられます。
<ベース編>ツヤ肌メイクの作り方とコツ
ツヤ肌メイクにおすすめのベース
保湿効果の高いベースアイテムをチェック
テカリに見せない品のあるツヤ肌に欠かせないのが、肌のうるおいです。ベースアイテムは、ヒアルロン酸やコラーゲン、植物オイルなどの保湿成分が配合されているかをチェックして選んでみましょう。
保湿効果に優れるアイテムであれば、肌の乾燥を防いでみずみずしい質感に見せてくれます。あわせて、メイク前のスキンケアも丁寧に行えば、うるおい感あふれるキメの整ったツヤ肌メイクができますよ。
コントロールカラーベースで肌のトーンを均一に
肌の色ムラが気になる方は、コントロールカラーのベースを選ぶのがコツ。メイクの最初に使うベースアイテムで肌の色味を整えておけば、均一でなめらかな美しいツヤ肌に仕上げられます。
次に使うファンデーションやコンシーラーを、厚く塗りすぎてしまうことも防止できますよ。赤みの調整にはグリーン、くすみにはイエロー、肌のトーンアップにはパープル、血色感をプラスするにはピンクがおすすめです。
ベースを使ったツヤ肌メイクの作り方
(1)おでこ・鼻・頬・顎の5点にベースをのせる
スキンケアで肌の状態を整えたら、おでこ・鼻・頬・顎の5ヶ所にベースを置きます。事前に必要な量を出しておくことで、塗りすぎや塗りムラを防ぎ、顔全体にまんべんなくベースを広げられますよ。
各部分肌にのせる量は、写真のようなパール粒大ほどが目安です。ムラがなく美しいツヤ肌メイクの作り方として大切なコツなので、しっかり覚えておきましょう。
(2)面積の広い部分から順番に広げる
ベースは、顔の広い範囲を占める頬から塗ります。視線が集まりやすい頬を先に整えることで、お手入れが行き届いたワンランク上のツヤ肌メイクへと仕上げられますよ。
指の腹で顔の中心から外側に向かって、しっかりとのばしましょう。ソフトな力加減で優しくなじませるのがコツです。
両頬を塗り終えたら、おでこや顎にのせたベースも広げます。どの部分に塗る場合でも、顔の中心から外側に向かってのばすことを意識してください。
(3)ヨレやすい目元や口元は最後に
頬・おでこ・顎など広い部分に塗り終えたら、顔の細部にもベースを塗っていきます。鼻は、上から下へ鼻のラインに沿ってのばしましょう。小鼻周りなど塗りにくい部分は、指先を小刻みに動かしながらムラが出ないよう丁寧になじませます。
目元や口元は、指の腹でポンポンと軽く叩くようにのせましょう。動きが多くメイクがヨレやすい部分なので、塗る順番は最後にするのがおすすめ。頬やおでこよりも薄めに塗ってくださいね。
ベースでツヤ肌メイクをするときの注意点
ツヤ肌メイクの作り方で注意しておきたいのが、ベースアイテムの塗り方です。肌につける際は、顔全体に「均一に」「薄く」のばしましょう。顔のすみずみまで丁寧に仕込んでおくことで、次に使うアイテムの密着度を高められます。
また、ベースはあくまでも土台なので、厚塗りをするとインパクトのある濃いメイクに。後からファンデーションやハイライトなどを重ねることを頭に置き、「薄づき」を意識してください。
<ファンデーション編>ツヤ肌メイクの作り方とコツ
ツヤ肌メイクにおすすめのファンデーション
リキッド・クッションタイプはツヤ肌メイク向き
使うファンデーションの種類は、ツヤ肌メイクをする上での重要なポイントです。リキッドタイプやクッションタイプなど、みずみずしいテクスチャーのファンデーションを選んでみましょう。
これらには水分と油分がほどよく含まれており、うるおったような肌の質感とナチュラルな透明感を演出できます。メイクをしていても肌がカサカサしにくいため、ツヤ肌を妨げる乾燥対策にもなりますよ。
仕上がりの質感も要チェック
ツヤ肌メイクに使うファンデーションは、種類だけでなく仕上がりの質感に注目して選ぶことも大切です。しっとりマットな肌に仕上がるものよりも、透明感とハリを演出しやすいツヤタイプのファンデーションをセレクトしてみましょう。
また、肌に煌めきを与える繊細なパールが配合されたファンデーションもおすすめです。肌に軽くのせるだけで、自然なツヤ肌を作り出せます。
ファンデーションを使ったツヤ肌メイクの作り方
(1)リキッドタイプは5点置きしてからのばす
リキッドファンデーションは、ベースを塗るときと同様に、まずはおでこ・頬・鼻・顎の5点にのせます。指の腹で顔の中心から外側に向かって広げ、仕上げはパフやスポンジでしっかりとなじませましょう。
フェイスラインまでくっきり塗ると、メリハリのないぼんやりとしたメイクになるのでNG。立体感のあるヘルシーなツヤ肌にするため、顔の中心をメインに塗ってくださいね。
(2)クッションタイプも顔の中心をメインに
クッションファンデーションを使う場合も、フェイスラインにはつけず、顔の中心部分をメインに広げることを意識してみましょう。
まずはパフに適量を取り、スタンプを押すように肌に軽く押し当てます。肌にファンデーションがついたら、顔の中心から外側へパフをトントンと置くように動かして、なじませてください。
範囲の広い頬からスタートして、おでこ、顎、鼻の順で塗るのがおすすめです。
ファンデーションでツヤ肌メイクをするときの注意点
ファンデーションは、「しっかり塗る部分」と「薄づきにする部分」のメリハリを意識して塗ることが大切です。フェイスラインまできっちり塗ると、ツヤの印象が薄いのっぺり顔になってしまいます。
また、ツヤが出やすいリキッドタイプやクッションタイプのファンデーションの場合、塗りすぎるとテカリに見えてしまう可能性も。頬の丸みや鼻筋の凹凸感などを活かすイメージで、立体感を作ってください。
<コンシーラー編>ツヤ肌メイクの作り方とコツ
ツヤ肌メイクにおすすめのコンシーラー
みずみずしいテクスチャーのリキッドタイプ
コンシーラーの種類は、スティックやパレット、クリームなどさまざま。
とくにツヤ肌メイクに向いているのは、やわらかいテクスチャーで肌なじみがよいリキッドタイプのコンシーラーです。筆やチップで塗る形状のものが多く見られます。みずみずしい質感で、肌にのせたときに乾燥しにくいのが特徴です。
クマやくすみをカバーしながら、肌にうるおいとハリ感をプラスして、さりげなくツヤ肌メイクを引き立ててくれますよ。
明るめのカラーでツヤ肌を演出
ツヤ肌メイクに使うコンシーラーは、肌の色よりもやや明るいカラーを選んでみましょう。
ワントーン明るいカラーを使うことで、ツヤ肌を妨げるくすみや影を効果的にカバーできます。多くの量を塗らなくても、生き生きとしたフレッシュなメイクに仕上げられますよ。
なお、シミやニキビ跡といった肌悩みのカバー目的のみでコンシーラーを使いたい場合は、肌のトーンに合う色味を選んでくださいね。
コンシーラーを使ったツヤ肌メイクの作り方
(1)カバーしたい部分にコンシーラーをのせる
目の下のクマやくすみなど、影になりやすい目元部分を中心にコンシーラーをのせます。カバーする部分の範囲にもよりますが、2~3点ほどちょんちょんと置くようにつけてみましょう。
始めから多くつけすぎないことが、ツヤ肌メイクを上手に仕上げるためのコツです。量が足りなければ後から追加できるので、まずは「少なめ」を意識してみてください。
(2)パフやスポンジも使って入念になじませる
肌にのせたコンシーラーを指の腹で軽くのばし、影をカバーしていきます。ある程度広がったら、パフやスポンジでポンポンと押さえるようになじませましょう。目尻のキワなどは、スポンジの角を使って密着させるのがツヤ肌の作り方のコツ。
また、テカリやメイク崩れ防止としてフェイスパウダーを使う場合は、コンシーラーの後がマストです。テカリやすいTゾーンや小鼻を中心に、ツヤを消さないようふんわりとのせてください。
コンシーラーでツヤ肌メイクをするときの注意点
ツヤ肌メイクの作り方で気をつけたいのが、コンシーラーの厚塗りです。肌悩みを完璧に隠したいからと多く塗ると、ツヤが失われ、重たい印象のメイクになってしまいます。肌悩みをカバーできるアイテムは、コンシーラーだけではありません。
肌に煌めきを与えるハイライトと上手に組み合わせれば、薄づきでも肌悩みを自然に見せられます。次に使うアイテムとの相性も考えながら、隠すことだけにこだわりすぎないようにしましょう。
<ハイライト編>ツヤ肌メイクの作り方とコツ
ツヤ肌メイクにおすすめのハイライト
パウダー・スティック・クリームなど、ハイライトにもさまざまな形状があります。ツヤ肌メイクに使うのは、しっとり濡れたようなツヤを演出しやすいスティックタイプがうってつけです。
バーム状のスティックを繰り出して使う仕様で、頬や鼻筋などにもサッと直塗りしやすいことが魅力。指先に取って使えば、目の周りや唇の上など細かな部分にも、繊細なツヤをプラスできます。
ハイライトを使ったツヤ肌メイクの作り方
(1)頬・おでこ・鼻筋にハイライトをオン
まずは、視線が行きやすい頬やおでこ、鼻筋からハイライトを塗っていきます。
顔の中でも範囲が広いこれらの部分にツヤを入れておくことで、メイクの仕上がりのバランスが取りやすくなりますよ。テカリに見えにくくなるというメリットも。
頬は笑ったときに盛り上がる一番高い部分に、おでこは眉間の上あたりにハイライトをのせ、指の腹でトントンとなじませます。鼻筋は、上から下へスライドさせるようにのばしてみましょう。
(2)目元の影も明るさでカバー
コンシーラーで隠しきれなかった目元の影やくすみにも、ハイライトを入れましょう。目の周りのCゾーンや目頭にツヤを入れることで、ナチュラルな明るさを演出できます。
細かな部分なので、スティックタイプのハイライトを使う場合でも、指先に取ってから肌にのせるのがおすすめ。仕上げは指でトントンと優しくなじませてください。
ハイライトでツヤ肌メイクをするときの注意点
ツヤ肌の作り方で大切なのは、ハイライトを広範囲にのばしすぎないことです。
ハイライトは簡単にツヤを出せて便利ですが、塗る量や範囲を間違えると、皮脂が浮いたテカリ肌に見えてしまいます。アイテムの種類によっては、ひと塗りで明るく煌びやかなメイクに仕上がるタイプなども。
少量をピンポイントでのせ、徐々に指で広げるようになじませるのがおすすめです。
ベースから丁寧に仕込んで、自然なツヤ肌メイクを叶えよう
ツヤ肌メイクのコツとアイテム別の塗り方を解説しました。ハードルが高いと思われていたツヤ肌メイクも、少し身近に感じられたのではないでしょうか。
作り方のコツを押さえてひとつひとつの工程を丁寧に行えば、ワンランク上の洗練されたナチュラル顔に仕上げられます。今回ご紹介したテクニックを参考にして、透明感たっぷりのツヤ肌メイクを楽しんでくださいね。
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