一人暮らしにはローベッドがおすすめ!種類や選び方を解説

圧迫感を抑えて空間をすっきりと見せてくれるロースタイルの家具(背の低い家具)は、狭い一人暮らしの部屋にも人気のインテリア。今回は、ローベッドの種類別のメリット・デメリットを紹介。一人暮らしの部屋に置くローベッドの選び方についても見ていこう。

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一人暮らしにはローベッドがおすすめ!種類や選び方を解説
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REISM Style

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一人暮らしにはローベッドがおすすめ!種類や選び方を解説

一人暮らしにはローベッドがおすすめ!

圧迫感を抑えて空間をすっきりと見せてくれるロースタイルの家具(背の低い家具)は、狭い一人暮らしの部屋にも人気のインテリア。

ロースタイル家具のひとつであるローベッドにはいくつかタイプがあり、それぞれ特徴も異なるため、アイテム選びは慎重に行いたいところだ。

そこで今回は、ローベッドの種類別のメリット・デメリットを紹介。一人暮らしの部屋に置くローベッドの選び方についても見ていこう。

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一人暮らしの部屋にローベッドがおすすめな理由

ローベッドは、その名のとおり背の低さが特徴。一般的なベッドとは異なり、脚や床板下の収納などをつけないことで高さを低くしている。また、床(フロア)に近いことから、「フロアベッド」と呼ばれる物も。

ローベッドを置くメリットとしては、
・背が低い分、部屋が広く見えて、開放感が生まれる
・スマートな印象で、部屋をおしゃれに演出できる
・一般的なベッドよりも価格帯が安い
・組み立てやすく、廃棄も楽
といったことが挙げられる。

このように、一人暮らしの部屋にもおすすめのローベッドだが、種類ごとにメリットやデメリットも変わってくるため、次の項で確認しておこう。

ベッド周りを快適&おしゃれにするインテリアテクニック

 

ローベッドの種類別のメリット・デメリット

一人暮らしにはローベッドがおすすめ!2

ローベッドは、フレームの種類ごとに「囲み型」「フラット型」「ステージ型」の3つのタイプに分けられる。

 

囲み型フレーム(フロアベッド):最も背が低く、安価

床にすのこを敷いた上にマットレスを置く、最も背の低いタイプが囲み型。「フロアベッド」と呼ばれるのもこのタイプで、周囲をフレームで囲むデザインになっている。

 

<メリット>

・3タイプの中でも特に背が低いため、部屋が広く見える
・床に直接すのこを敷くため、きしみを感じにくい
・パーツが少ないため、価格帯が安い

<デメリット>

・ローベッドの中でも特に背が低く、立ち座りやベッドメイクがしにくい
・床に近いため、ほこりなどが気になりやすい
・床との隙間が少なく、湿気がこもりやすい

 

フラット型フレーム:少し背が高く、床のほこりが気になりにくい

すのこやパネルなどの床板とフレームが一体化したタイプで、囲み型よりも少し高さがあるのがフラット型。多少、高さがあるほうが立ち座りやベッドメイクをしやすいため、囲み型では低すぎるという場合に選びたい。

 

<メリット>

・囲み型よりも多少背が高く、床のほこりなどが気になりにくい
・ローベッドでありながら、立ち座りやベッドメイクがしやすい

<デメリット>

・囲み型よりも高さがあるため、部屋に少しだけ圧迫感が生まれる
・囲み型よりも価格帯が多少高め
・高さがある分、揺れやきしみを感じやすい

 

ステージ型フレーム:スタイリッシュで物を置くスペースも

フレームの上にマットレスを載せる、3つのタイプの中でも特にデザイン性が高いのがステージ型。フレームに対してひと回り小さいマットレスを載せれば、余ったスペースを物置としても活用できる。

<メリット>

・フラット型と同じく、多少高さがあるため、床のほこりなどは気になりにくい
・デザイン性が高く、おしゃれな部屋づくりに最適
・幅広いマットレスのサイズに対応できる物が多い

 

<デメリット>

・価格帯は高め
・囲み型よりも背が高く、部屋に多少の圧迫感が出やすい
・大きなパーツを組み合わせるため、重さがある

 

一人暮らしの部屋におけるローベッドの選び方

一人暮らしにはローベッドがおすすめ!3

一人暮らしの部屋は置ける家具の数やサイズにも限りがあるため、ローベッドを置く場合もアイテム選びは慎重に行いたい。ここでは、ローベッド選びで注目すべき3つのポイントを紹介しよう。

 

ヘッドボードの機能性

ヘッドボードの機能性は、就寝時や起床時のほか、ベッドでくつろぐときの快適さに大きく影響する。次のように、ベッドボードの機能でこだわりたいポイント別に、アイテムを探してみよう。

・棚つき
リモコン類やスマートフォン、時計など、ベッド周りに小物を置きたい人は棚つきのヘッドボードがおすすめ。

・コンセントつき
ベッド付近でスマートフォンなどの充電をしたい人は、コンセントつきが◎。

・パネルタイプ
スタイリッシュなデザインのヘッドボードが良い人は、壁にぴったりと寄せてすっきり見せられるパネルタイプも検討してみよう。

 

床板の種類

ベッドの床板の種類は、「すのこタイプ」と「張り板タイプ」に大きく分けられ、通気性やきしみやすさなどが異なる。それぞれの特徴を踏まえ、予算や使う年数なども考慮して選ぶといいだろう。

すのこタイプ

すのこタイプは、板が格子状に組み合わさった構造で、板と板のあいだに隙間があるため通気性に優れている。カビ対策も少なく済み、夏は涼しく寝ることができるだろう。

ただし、冬は板と板の隙間から冷気を感じやすい。なお、強度の面では張り板タイプよりも劣るため、きしみやすくなる。

張り板タイプ

張り板タイプには、一枚板の物や何枚かの板を組み合わせた物がある。すのこタイプとは違って、隙間がないため湿気がこもりやすく、カビ対策は必須。

一方で、冬は暖かく強度もあるので、きしみにくいというメリットも。価格帯は、すのこタイプより安い傾向だ。

 

サイズ

一人暮らしの部屋の場合、横幅100cm程度のシングルサイズを選ぶ人も多いが、高さがないローベッドなら、横幅120cm程度のセミダブルサイズでも圧迫感が出にくい。

シングルサイズのローベッドでコンパクトにまとめ、ほかのインテリアに使うスペースや余白として活かすか、ゆったりとくつろげるセミダブルサイズのベッドを置くか、どちらが自分に合っているのかを考えてみよう。

 

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デザイン性と快適さを兼ね備えたローベッドを選ぼう

ベッドは家具の中でも特に大きく、物によっては値も張るため、ロースタイル家具でもアイテム選びでの失敗は避けたいところ。また、毎日横になるベッドは、快適に使い続けられるかどうかも重要だ。

部屋をすっきりと見せられるかだけでなく、ベッドメイクや掃除のしやすさ、立ち座りのしやすさなども考慮して、自分にとってベストなローベッドを見つけよう。

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