部屋がもっと好きになる!アートや小物を飾って楽しむスタイリング術
いつもの部屋にお気に入りのポスターや小物を飾るだけで、空間がより自分らしく、愛おしいものになります。
でも、アートを飾るのってハードルが高い……と感じていませんか?上手にアートを取り入れる人々の共通点は、「気負わずにバランス良く飾っている」ということ。
リノベーション物件ならではの飾り方や、すぐに真似できるスタイリング術をご紹介します。
1.[CASE1] アイデア次第でどこでも飾り棚に
大好きな北欧雑貨と絵画に囲まれる暮らしを実現したご夫婦の住まい。これまで集めた雑貨や絵画が惜しみなく至る所に散りばめられています。
カーテンレールや、ちょっとした段差も工夫次第で飾り棚になります。芸術作品というと身構えてしまいそうだけれど、好きなものを愛でる気持ちさえあれば大丈夫。
空いた部分にリノベーションで棚を造作し、どのスペースで過ごしても好きなものが目に入る部屋をつくりました。
絵葉書や好きなお店のショップカードを壁に貼ったり、カプセルトイを戸棚に飾ったり……。
このアイデアなら、気負わずいつでも気軽に取り入れられそうですね。
色の濃淡を考えた配置にすると沢山飾ってもまとまりが良くなります
本物のカップと並んだミニチュアサイズのコーヒー器具。 アイデア次第でどこでも飾り棚に
2.[CASE2]インダストリアルな空間×ワイヤーアートで遊び心を
リノベーションで躯体を表し、選び抜いたパーツや古材でつくったインダストリアルな空間。
ヴィンテージ感漂う部屋だからこそ、ちょっとしたアートが大人の遊び心としてアクセントになります。
ポップなワイヤーアートが玄関でお出迎え。壁に接着してあるから、ちょっとした鞄などを掛けておくことができます。
ワイヤーアートは市販品などでも簡単に取り入れることができるアイテム。
落ち着いたトーンの室内だからこそ、明るい色の小物が映えますよ。
3.[CASE3]いつもの壁をギャラリーのように変えるリノベーション
玄関まわりの照明を活かすと、ギャラリーのように絵を飾ることができます。
絵の額縁、並べて飾ったツバメのオブジェ、照明。それぞれを黒で統一し、明るい玄関にアクセントをつけました。
この事例は、各部屋をくるくる回るように移動できる回遊動線が用いられているのが特徴。
回遊プランを活かして、リビングとデスクを移動するたび目に入る場所へお気に入りの絵画を飾りました。
絵を飾るとそこだけ浮いてしまうように感じる人は、絵の色調と合わせたファブリックなどを取り入れるだけでバランスが良くなりますよ。
低めのチェストはアートとの相性抜群。空いた壁に絵を掛けたり、チェストの上に小物や花を飾ったり。季節を感じる飾りつけを楽しむのもいいですね。
1日を長く過ごす場所の真ん中にアートを取り入れることで、一気に気分が華やぎそうです。
4.[CASE4]気負わずラフにアートを飾る
身構えずにアートに親しむコツは、ラフに飾ること。大きいサイズの絵だって、床に置くだけなら簡単に飾ることができます。
壁に立てかけるくらいの方が、仰々しくならずに普段の暮らしに溶けこみそうです。
次に、壁に取り付けた照明の根元部分に絵を引っ掛けるというアイデア。
照明のサイズや紐の長さ、フレームの素材や色など、スタイリングは自由自在です。
こちらはドアの素材に合わせた額縁のものを飾っていますが、他にもメタルフレームと電球、といった組み合わせも楽しめそうですね。
アートと聞くとハードルが高く感じられますが、色味を合わせる、男前なインテリアにポップアートでギャップを作る、など、失敗しないコツは至ってシンプルです。
今回ご紹介したアイデアを参考に、自分らしい部屋づくりを楽しんでみませんか?
[紹介した事例]
CASE1:大好きな北欧雑貨に囲まれた家
CASE2:ワイヤーアートでアクセントをつけた家
CASE3:ギャラリーのように絵を飾る家
CASE4:大きな絵をラフに飾った家、電球と絵を組み合わせた家
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