収納のないワンルームでも、思い切り自分らしく!好きなものに囲まれたひとり暮らしインテリア
賃貸ワンルームのお部屋づくりでよく聞く悩みが、「収納がない、足りない」という問題。26㎡の1Kのお部屋に暮らす Erin West さんのお部屋は、実は居室内にクローゼットがひとつもありません。
それなのに、こんなに可愛らしいお部屋、どうやって実現しているの!? コツを伺ってきました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
「白」をベースに、自分らしい空間をつくる
PR会社でお仕事をされている Erin West さん。このお部屋に暮らし始めたのは2年半ほど前。海外旅行が好きで、ついつい買ってきてしまう海外の雑貨が並び、エスニックな雰囲気のお部屋だったそう。
「自分の好きな雰囲気とは違っていて。今年の2月くらいから、Instagramなどを見てやりたいな、と思ってカスタマイズを始めました」
一番お部屋の雰囲気を変えたのは、「床」。タイル模様のクッションシートを敷き、「白」をベースにしたお部屋に作り替えました。
壁に楽しく貼ってある写真やポストカードは、旅行に行った時のもの。海外のお土産のクッションカバーや布など、カラフルな雑貨も、全体を白に整えたことで、空間から浮かずに良いアクセントになっていますよね。
グレーの棚の表面も、白く塗って全体になじむように。これだけで、全然違います。
棚の上には、100円ショップで買ってきた大理石調のシートを貼って仕上げています。
なければつくる!収納スペース
「この部屋、クローゼットがないんですよ」とお聞きして、すごく驚いてしまいました。玄関横の小さな収納しかついていないんだそう。
でも、お部屋を見渡しても大きな洋服ダンスのような家具はどこにもありません。どうやって収納スペースを作ってるの……?
よく着る洋服は、オープンなハンガーラックにかけて。「ハンガーをゴールドに揃えたことで、だいぶ印象が変わりました」。
確かに、大きめのハンガーラックですがお部屋の雰囲気に馴染んでいますよね。横に置いてあるスーツケースも、普段は収納スペースとして活用しています。
ハンガーには、S字フックでワイヤーネットをぶら下げて、ベルトやスカーフなどの小物はそこにかけています。いいアイディア。
そして、アイディア賞を贈りたくなったのがこちらの収納棚。
かごの中には洋服がきっちり畳んでしまわれています。これは、かなりの収納力がありそうですね!
「ただ畳んで入れるだけだとごちゃごちゃして見えてしまうので。IKEAの収納棚に、このかごがピッタリだ、ていうのを発見したんです」
ピッタリサイズのかごにしまうだけで、収納もインテリアとしておしゃれに見えてしまうのがすごい。
上の段は、ニトリのバスケット(リングハンドルQ Lサイズ)、下の段のシンプルで使いやすそうなカゴは「スタックストーバケット」というフランスメーカーのMサイズのもの。早速真似したくなってしまいました。
「きちんと隠す」がおしゃれに見せるコツ
ベッドは、引き出し付きのものを選んで、バッグなどを収納。とここまでは普通ですが…
「ベッドスカート」と呼ばれるカバーをかけて「きちんと隠す」ことで、驚くほど印象が変わります。
机の下の収納も、「きちんとかごにしまう」
出しっぱなしになりがちな掃除機も、「アートフレームの後ろに隠す」。見せたいものは、たくさん楽しく飾りつつ、見せたくないものは「きちんとしまって、きちんと隠す」。
収納が少ないお部屋でもおしゃれに見せるコツは、そんなところにあるのかもしれません。
Erin West さんの Instagram アカウントはこちら
https://www.instagram.com/erina345/
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