キャンプアイテムを取り入れて、おうちで手軽にアウトドア気分
なかなか遠出もできないこのご時世、家にいながらにしてアウトドア気分を楽しめる「おうちキャンプ」の需要が高まっている。
インドア空間にあえてアウトドアのアイテムを持ち込むことで、特別な非日常感が体験できるのだ。今回はおうちでもアクティブに、アウトドア気分を楽しむポイントを紹介していこう。
家具やインテリアをアウトドアにスイッチ
普段使っているアイテムや家具をアウトドア用品に切り替えるだけでも気分転換になる。まずは気軽に取り入れられるインテリアアイテムを紹介しよう。
・デッキチェア
折り畳み可能で持ち運びに便利なデッキチェア。フレームの部材や椅子部分のファブリックの素材など、多様なデザインが出回っているので好みの重量や素材感を選べるのも楽しみのひとつ。
部屋用として使うのも良いが、ベランダに出して「ベランピング」的に楽しむのもおすすめ。アウトドアチェアは座高が低めのものが多いので、リラックスした姿勢で過ごせるのも良い点だ。
ちなみにマンションの場合、避難経路確保のため基本的にはベランダに多量のアイテムを置きっぱなしにすることは好ましくない。その点、アウトドア用品なら軽量で移動しやすいものが多いので、その都度片付けるのも手軽だ。
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・アウトドアテーブル
テーブルもコンパクトになるフォールディング式のほか、収納用のコンテナボックスをテーブルがわりにするというのも手だ。
アウトドア用品には一つでいろいろな機能や使い道を兼ねたアイテムも多いので、フレキシブルに使いこなしてみよう。
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トランクカーゴ テーブルトップ REISM公式オンライン・セレクトストア【REISM SELECT】
・ハンモック
ゆらゆらとした心地よさと、包まれている安心感が格別なハンモックはアウトドアのみならず室内での愛用者も多い。
ソファがわりに使える置き型のものや、天井に固定する吊り下げタイプなど、好みに合わせて部屋に設置してみよう。コンパクトな部屋でも、使わない時は折り畳みや取り外しが可能なものを選ぶと取り入れやすい。
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気分でテーブルコーディネートもキャンプ仕様に
いつもの食卓も気分を変えてアウトドア風味に。テーブルウェアなら手軽に試せるアイテムも多いのでシーンに合わせて楽しめる。
・テーブルクロス
食卓を鮮やかに盛り上げてくれるのはもちろん、食べこぼしなども片付けやすいテーブルクロス。
さっと取り替えできるので、いつもよりちょっと派手めな色や柄も楽しんでみよう。
撥水加工された樹脂素材のものはメンテナンス性が良く、コットン生地のものは丸洗いできる。
その日のメニューやシチュエーションに合わせて素材を使い分けよう。
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・キャンプ用食器
軽量かつ割れる心配がないキャンプ用の食器は日常使いでも便利。ステンレスやチタン、アルミなども定番だが、手触り感や自然な風合いが楽しめるウッド系のプレートやボウルはあたたかみある食卓を演出してくれる。
オイルでコーティングされたものなら、使うごとに風合いが増して長く愛用できるのでおすすめだ。
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植物に囲まれてソト気分を演出
長く続く「おうち時間」で、植物への意識が向いた方も少なくないだろう。アウトドア気分を高めてくれるだけでなくリラックス効果も抜群なインテリアグリーンを、より心地よく楽しんでみよう。
・プランター
スタンダードなプランターでの楽しみ方。
よりソト気分を楽しむなら、植物を置くインナーテラス的なスペースを作ったり、植物を主役にした部屋づくりをしてみるのもおすすめ。
ちなみに、ビニールポットは根が育ちづらいので、新しい植物を迎えたら、最初のビニールポットより少し大きいくらいのプランターに移し替えよう。
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・プラントハンガー
植物を吊り下げて楽しめるプラントハンガー。目線の高さにあることで植物の成長や状態も確認しやすい。
鉢自体にフックがついているものもあるが、ちょっとボヘミアンな印象のマクラメはナチュラルな印象を高めてくれる。
鉢の大きさに合わせてオリジナルで編むのも手だ。
MCARAM -Mix- / Black REISM公式オンライン・セレクトストア【REISM SELECT】
室内の光・水・風の具合を整えるだけでも植物はずっと過ごしやすくなる。
ただ難しく考えず、室内置きの観葉植物はカーテン越しに入る光量だけで十分に育てられるし、水は土が乾いた頃にたっぷりあげる程度でOK、空気が滞りがちなワンルームではサーキュレーターを回すなど、意外にも簡単に植物との生活は楽しめる。
日没後はすこしの灯りで楽しむ
日中はアクティブに、日が落ちてきたら心静かに楽しむのもなかなか良い。夕方からは照明の演出を取り入れてみよう。
・電球色の照明
いわば空間全体の色づけをしてくれる照明は、光の色次第でかなり印象が変わる。夕陽のようなあたたかさと、リラックスした時間を演出したいなら「電球色」の照明に切り替えてみよう。
「昼白色」や「昼光色」に比べて光量が少し抑えられるので、目に優しく落ち着いて過ごすことができる。
・LEDランタン
火を使わないので室内での使用も安心なLEDランタンもおすすめ。アウトドア用ライトはさまざまなシーンに対応できるよう、光量の調整がしやすいのも良い点だ。充電式や電池式のものであればベランダや好きなところに持ち運びできる。
就寝前に照明を落とすことで体内のメラトニンの分泌も活発になるので、質の良い睡眠の確保も期待できる。キャンプファイヤーやキャンドルナイト気分で照明を落としてみて、いつもより研ぎ澄まされた時間を楽しんでみよう。
ちょっとやってみよう、が快感な「おうちキャンプ」
いつもと違うけど、いつもの生活を邪魔しない。そんなゆるっとした非日常感が楽しめるのが「おうちキャンプ」の良いところ。ベランダで過ごしてみたり、室内で外のように過ごしてみたり…。
普段そうしない場所でそうしてみる、「ちょっとやってみよう」くらいの気軽さが特別な優越感につながっていく。それが「おうちキャンプ」の醍醐味かもしれない。
日常のちょっとした動きがいつもと違うだけで、五感が刺激されたり気分転換になったりするので、まずは小さなことから、いつも通りをチェンジしてみよう。
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