捨てない、片づけない。物が多い部屋をすっきり見せる3つのポイント

家の中に物が多くて「狭く感じる」「ごちゃごちゃして見える」といった悩みを持つ人に向けて、片づけの専門家・香村薫さんに、物が多くても部屋をすっきり見せるポイントを紹介してもらった。

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捨てない、片づけない。物が多い部屋をすっきり見せる3つのポイント
REISM Style

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専門家ライター

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捨てない、片づけない。物が多い部屋をすっきり見せる3つのポイント

捨てない、片づけない。物が多い部屋をすっきり見せる3つのポイント

在宅ワークが増えた昨今、雑然とした部屋のせいで集中力が低下し、「何とかしたい」と考えている人も多いかもしれない。

週末に片づけようと思っても、どこから手をつければいいかわからず、ため息をついてしまった経験はないだろうか。

家の中に物が多くて「狭く感じる」「ごちゃごちゃして見える」といった悩みを持つ人に向けて、片づけの専門家・香村薫さんに、物が多くても部屋をすっきり見せるポイントを紹介してもらった。

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部屋がすっきり見える3つのポイントを押さえよう

使った物を床やテーブルの上に出しっぱなしにしていれば、部屋の中が雑然として見えるのは当たり前。

部屋が広ければ広いほど、収納場所まで物を取りに行くのが面倒になり「テーブルの上はぐちゃぐちゃなのに、引き出しの中はほぼ空っぽ」という方もたくさん見かけます。

とはいえ、いざ片づけようと思っても、どこから手をつければいいかわからない人も多いはず。ここでは、物が多くても部屋をすっきり見せる3つのポイントを紹介します。

 

ポイント1 フォーカルポイントを意識する

ポイント1 フォーカルポイントを意識する

部屋をすっきり見せるために、まず意識してほしいのが「フォーカルポイント」です。フォーカルポイントとは、部屋のドアを開けたときに最初に見える位置のこと。

今すぐ自分の部屋のドアを開けて、フォーカルポイントをチェックしてみてください。わかりにくい場合は、写真を撮ってみるのもいいでしょう。

部屋のドアを開けたときに最初に見える風景が、その部屋の印象を決めるといっても過言ではありません。日用品が目に入れば「生活感のある部屋だ」という印象になりますし、衣類や紙類が乱雑に置いてあれば「片づいていない部屋」という印象を受けます。

フォーカルポイントには、目を引く物や存在感がある物など、印象的なインテリアを配置するといいですね。

 

ポイント1 フォーカルポイントを意識する2

これは、リビングだけでなく、ほかの場所でも使えます。例えば、靴が出しっぱなしになりがちな玄関の場合、玄関のドアを開けて最初に視線が行く場所に花や雑貨を置いてみましょう。

そうすると、靴を出しっぱなしにしていても、雑然としているといった印象は与えません。

 

ポイント1 フォーカルポイントを意識する3

フォーカルポイントのほかに、部屋の印象を左右するのが、腰高の高さの棚です。玄関の横に設置された家の鍵を置く棚やキッチンカウンター、ダイニングテーブルなどは、すべて腰高であることが多いですよね。

そういった場所にはなるべく生活感が出る物を置かず、「清潔感のある部屋」に見えるよう意識して、グリーンや花を飾ってみましょう。

人気スタイリストが伝授!一人暮らしの部屋にグリーンをおしゃれに置くには?(前編)
人気スタイリストが伝授!一人暮らしの部屋にグリーンをおしゃれに置くには?(後編)

 

ポイント2 背の高い家具は視線が集まりにくい場所に置く

フォーカルポイントは視線が集まりやすいため、ここに背の高い家具を置くと窮屈な部屋に見えがちです。一方、フォーカルポイントの正面(大抵の場合、部屋の照明スイッチがあるところ)は、視線が行きにくい場所。

ここに、本棚など背の高い家具を置き、部屋の奥に行くにつれて背が低くなっていくよう家具を配置することで、部屋が広く見えます。

 

また、部屋全体の色の使い方にも気をつけましょう。インテリアの色数は、3つ程度に絞るのがいいといわれていますが、どうしても色数が増えてしまう場合は、色のトーンを合わせることを意識します。

我が家では、色数を黒・茶・紺の3色に絞り、トーンを合わせた配色にしています。こうすることで、部屋全体が落ち着いた印象に。

 

ポイント2 背の高い家具は視線が集まりにくい場所に置く

特に、ソファーやベッドなど大きな面積を占める家具は、なるべくベースカラーと呼ばれる主張しすぎない色を選ぶといいですね。

インテリアの色はどう決める?部屋のカラーコーディネートのポイント

 

ポイント3 収納グッズは「ライン」を意識して配置する

ポイント3 収納グッズは「ライン」を意識して配置する

最後に、収納グッズについて意識してほしいポイントを挙げます。

収納グッズを使うときは、まず、高さのラインをそろえるように意識しましょう。次に、手前側がデコボコしていないかどうかチェックします。ここが、意外と見落としがちなポイント。

奥行きの異なる収納グッズを使うと、手前側がデコボコしてしまうため、最も奥行きのある物にラインをそろえます。

こうすることで、正面から見たときに面が整い、すっきりとした印象に。本棚に本を置くときも、このポイントを意識することで、棚全体がすっきりとして見えますよ。

 

ポイント3 収納グッズは「ライン」を意識して配置する2

とはいえ、すべての棚を同じファイルボックスで埋めてしまうと、事務所のような殺風景な印象になってしまいます。

これを避けるためにも、「一部にインテリアを置くスペースを設ける」「棚によって使う収納グッズを変える」など、緩急をつけることをおすすめします。

 

部屋の中をすっきりさせれば暮らしがもっと快適に!

今回は、物が多くても部屋をすっきり見せる方法をご紹介しました。物を捨てたり、片づけたりしなくても、視線が行きやすい場所を意識するだけで、部屋の印象は変わります。

また、家具の色や高さに気を配ることで、部屋全体に統一感が生まれ、すっきりした印象に。家具を少し移動させたり、収納グッズのラインをそろえたりして、気持ち良く暮らせる工夫をしてみましょう。

 

<PROFILE>
香村薫さん(ミニマライフ.com

愛知県岡崎市在住のライフオーガナイザー/片づけの専門家。2014年に片づけサポート業務のミニマライフ.comを開業。自宅で開催する「モノの減らし方講座」には、全国各地から受講者が集まり、片づけ出張サービスは予約が絶えない。2017年に初の著書「トヨタ式おうち片づけ」(実務教育出版)を、2018年には「トヨタ式超ラク家事」(実務教育出版)を出版。

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