住空間を香りとクラフトなアイテムで創作する、1DK一人暮らしのインテリア
おうち時間が増える中で、落ち着けるお部屋空間を作りたい方や、お部屋にあったインテリアを自分でも考えてみたい方へ。
アパレルの営業企画として働きながら、ご自身の住まい空間にも様々な創作をこらしているこーへいさんのお部屋を紹介します。
text & photo : Tsubottlee
ものを置きすぎず、空間を大切に。
白の空間がお部屋を広々と感じさせる、こーへいさんのお住まいは広島から上京してから今回で4部屋目。仕事も落ち着き、住まいも落ち着いて考えようとした中で、出会った物件だったそう。
「広い部屋に住みたいなと思って物件を探していた時に、間取りもあり床と壁が白く、インテリアが楽しめそうだと思った為今の部屋を決めました。築年数20年ほどで、新築にはないくたっとした感じが逆によく、日当たりもかなり良いので、内見に行ってその日に即決しましたね。」
部屋は最初、リビングと寝室で仕切りがあったそうですが、そちらは仕切りを外されたそう。窓からの光がキッチンまで届く他、空間としても奥行きが出て、広々と感じられますね。
「音楽をやっていて、防音が効いているかどうかも重要でした。前の住まいは木造で壁も薄かったので、仕事終わりに練習するのが難しかったのですが、今回は事前に確認もして問題なく弾くことが出来ています。」
お部屋にインテリアはもちろん紙類など、ものが溢れていないのもスッキリとした印象を与えます。
「ものを置きすぎず、空間を大切にするようにしています。白を基本としていますが、統一してしまうとどうも女性の部屋っぽくなってしまうので、家具はブラウンの物を基本とし、全体で見た時に統一感は出すように心がけていますね。」
こーへいさん自身は料理をされないものの、キッチンはお気に入りのスペースだそう。
「台所が一般的な一人暮らしの方の部屋よりも広めなので、どうしようと考えた結果、ドライフラワーや植物を置いていて、見た目でかなり気に入っているポイントです。コーヒーも毎朝、台所で豆から挽いて淹れています。」
部屋の奥にある寝室は最近、ベッドフレームも購入しこだわりのスペースに。
「以前はシングルサイズだったのですが、ダブルサイズのものをブルメゾンネットで、リビングのダイニングテーブルの色合いと合わせて購入しました。マットレスも高い物ではないのですが、広いと言うだけで睡眠時の質がかなり上がった気がします。」
お住まいが広くなるとついつい物も増やしてしまいそうですが、そこは空間を意識して増やしすぎず。色合いを統一したり、生活の質を高めるもののサイズを大きくしたりすることで住み心地の良いお部屋になるんですね。
自分にあった良い香りでリラックス。
こーへいさんのお住まいでお気に入りのアイテムを伺うと出てくるのは、どれも香りを意識したもの。「匂いは、生活の質をあげるために結構大事だと思っています。良い香りに包まれることで幸せを感じますね。」
玄関スペースから、ディスプレイにはお香がありました。
「靴を磨くのが好きなので、玄関スペースはお気に入りのスペースです。靴磨きグッズを置いている玄関に腰掛けて作業をする際に、お香をたまに焚いて気分を上げています。」
キッチンで料理をすることは少ないという話でしたが、朝のコーヒーは毎日の日課だそう。
「朝の忙しい時間帯には、sirocaのコーヒーメーカーが豆から挽けるので重宝しています。コーヒーの良い香りで朝がスタート出来るのは良いですね。」
「安値で買えるのですが、コンパクトサイズで、見た目もシルバー一色とシンプルでお部屋のインテリアにも馴染んでくれます。コーヒー好きには大変オススメですね。」
こだわりのベッドルームにもこだわりの香りがありました。
「APOTHEKE FRAGRANCEのディフューザーは始めショップで見つけて、今では3代目、購入して一番良かったと思うフレグランスです。匂いがキツすぎることもなく、ふんわり部屋全体をいい匂いで包み込んでくれます。少し値段が高いですが半年以上香りキープしますし、とてもお勧めしたい一品です。」
「僕はMYSTIC VOYAGEという匂いを愛用していますが、1つで半年近く持つこともあり、長く愛用出来るのも良いですね。これがあることでベッドルームの幸福度が上がってますね。」
こうしたお気に入りの香りをお部屋に置くことが、リラックス出来る空間作りや、1日の気分の切り替えにも良い影響を与えそうです。私も空間ごとのお気に入りの香り、探してみようかな。
自分だけのオリジナルインテリアを作り出す。
キッチンを始め、各スペースに植物が多くみられるこーへいさんのお部屋ですが、ご自身で作られているものもあるのだとか。
「無機質な部屋の雰囲気が好きなこともあり、近くの公園に散歩がてら歩い時に、見つけた葉っぱや枝物をインテリアとして活用しています。」
「流木などと違って、他にインテリアとして活用されている方も少ないと思いますが、拾ってきた葉っぱなどを熱湯消毒し、乾かして使うことが多いですね。」
「道端で目にした葉や枝物を見て家に合うんじゃないかなとふと思ったのが、最初のきっかけでした。」
以前のお住まいが木造で、壁などのウッドテイストな雰囲気と自然の色合いが合っており、そこからインテリアとして使うことも増えたのだそう。
浴室スペースにも、木製のインテリアと合わせてディスプレイ。
「仕事柄、服を作るなど創作することが多いこともあって、こうした自分の手で作るということに関心があるのだと思います。」
今のお部屋はまだ1年半ほどですが、とても気に入っていると話すこーへいさん。
「これからは新しい家具を購入したり、全体の配置換えなどをし、改良していきたいと思っています。もう少し大きなサイズ感のインテリアもDIYで作ってみたいという思いはありますが、制作時の音が気になるので次に住むなら、DIYが出来るようなある程度の防音設備が整っている部屋に住みたいですね。」
お部屋の世界観は大切にしつつ、ご自身でインテリアも作り出せるこーへいさんが、これからどんな住空間を生み出していくのか、引き続き、その変化を追ってみたいお住まいでした。
こうへい(furniture_1220)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/furniture_1220/
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