片付けのコツをつかもう!部屋をきれいに保つには?
掃除や片付けをしても、すぐに部屋が散らかってしまう。思い切って家中を片付けたいけれど、何から始めればいいかわからない…。片付けが苦手な人は、そんな悩みを抱えがちではないだろうか。
スムーズに片付けを行い、その後もきれいな部屋をキープするには、物の捨て方や収納の仕方について知り、それらを実践することが大切だ。ここでは、片付け上手になるための手順やコツについて見ていこう。
最初に片付ける時間と場所を決める
掃除や片付けをするときは、計画性なく動くのではなく「片付ける場所」を最初に決めよう。複数のスペースをきれいにしたくても、一度に片付けられる範囲には限りがある。
一気に片付けようとすればするほど収拾がつかなくなり、失敗しやすいため、まずは片付ける場所を1、2ヵ所に絞ってしまおう。
どこから片付けるべきか悩んだときは、日常的に使う場所や、使用頻度の高い物が集中しているスペースから取り組むといい。
また、片付けに使う時間を、あらかじめ設定しておくことも大切。時間を決めずにだらだら取り組むと、中途半端なまま片付けをあきらめたり、つい後回しにしたりしてしまいがちだ。
「今日は2時間でできる範囲を片付けよう」という風に、片付ける時間と場所を決めて、効率良く作業を進めていこう。
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片付けをスムーズに進めるための手順
片付けをスムーズに進めるためにも、効率良く片付けられる手順を知っておこう。片付けの手順は「物の分別」「使う頻度で分ける」「収納」の3つに大きく分けられる。それぞれ、どのように取り組むべきか見ていこう。
1. 物の分別
まずは、片付ける場所の物を一通り取り出して、「いる物」「捨てる物」「保留する物」の3種類に分別していこう。
ブルーシートやレジャーシートを敷き、いる物・捨てる物・保留する物のエリアを決めてその上に物を置いていくと、作業がスムーズに進む。
取り出した物を分別するときは、捨てる物と保留する物のルールをあらかじめ決めておくことが大切だ。「1年以上使っていない物は捨てる」といったルールを決め、それにしたがって物の分別をしていこう。
「まだ使えるかもしれない」「もったいない」といった曖昧な理由で物を残すと、本来不要な物で収納スペースがいっぱいになってしまう。
保留する物は同じ場所へ戻さず、段ボール箱や袋に入れて保管しておこう。そうすることで、収納スペースを圧迫せずに済む。
残しておく期間の目安は半年から1年程度で、一定期間が経過したら、いるかいらないか再び判断する。このときも「半年間一度も使わなかったら処分する」という風に、あらかじめルールを決めておくといいだろう。
2. いる物は使う頻度で分ける
いる物に分別した物は、さらに使用頻度別に分けていこう。
分け方が細かすぎると収納しにくくなってしまうため、「よく使う物」と「時々使う物」といった、大まかな分け方で問題ない。
3. 収納
最後に、いる物を再び収納していこう。分類した、よく使う物と時々使う物で収納場所を分け、よく使う物は取り出しやすい場所に置くようにしよう。
例えば、戸棚や引き出しであれば、よく使う物は手前に、時々使う物は奥に収納する。洋服や靴も、頻繁に着る物やオンシーズンの物を手前に、オフシーズンの物や冠婚葬祭用の物は奥にしまうと◎。
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きれいな部屋をキープするコツ
せっかく部屋を片付けたのに、1ヵ月経ったらまた元の状態に戻ってしまった…という経験がある人も多いだろう。最後に、片付けた部屋をきれいに保つためのコツを紹介する。
物の定位置を決める
部屋をきれいな状態のまま維持するには、物の定位置を決めることが大切だ。使ったら必ず定位置に戻す習慣をつけて、できるだけ部屋を散らかさないように心掛けよう。
物の定位置を決めるポイントは、「出しっぱなしの物を減らす」こと。リモコン類や文具、本、アクセサリー類など、つい机や棚の上に放置してしまいがちな小物は、専用のカゴやトレーを用意することで定位置を決めやすくなる。
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収納アイテムは足りなくなったら買い足す
片付けをするにあたり、カラーボックスなどの収納アイテムを事前に買っておきたいという人も多いかもしれない。
しかし、片付けが終わらなければ物の量を把握できないため、せっかく収納アイテムを買っても「物が減ったから結局使わなかった」「物の量に合わなかった」ということが起こりうる。
それらを保管するスペースが無駄になってしまうため、収納アイテムは、片付けが終わってから必要に応じて買い足すのがおすすめだ。
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片付けはルールを明確にして無理なく進めることが大切!
無計画に片付けを始めると、部屋の中が物だらけになったり、時間がかかりすぎてしまったりする。効率的に片付けを進めるには、片付けに割く時間と、その日片付ける場所を決めて、無理のない範囲で取り組むことが大切だ。
片付けが一通り終わったら、きれいな部屋をキープできるように、物を定位置に戻す習慣をつけよう。
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