世界でたった一つの「スワッグづくり」。季節の手仕事、はじめませんか。

雑貨屋さんや本屋さん、蚤の市……様々な場所で見られるようになったスワッグ。素敵なデザインのものを購入することもいいけれど、自分でお気に入りの花材を使って作れるようになったらもっと愛着が持てるようになるかも。今回は自分でできる、スワッグ作りの方法についてご紹介します。

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世界でたった一つの「スワッグづくり」。季節の手仕事、はじめませんか。
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世界でたった一つの「スワッグづくり」。季節の手仕事、はじめませんか。

スワッグづくり

雑貨屋さんや本屋さん、蚤の市……様々な場所で見られるようになったスワッグ。

素敵なデザインのものを購入することもいいけれど、自分でお気に入りの花材を使って作れるようになったらもっと愛着が持てるようになるかも。今回は自分でできる、スワッグ作りの方法についてご紹介します。

text : ASAKO SAKURAI

 

 

スワッグは、花や葉などの植物を束ねて、壁にかける飾りのこと。

スワッグは、花や葉などの植物を束ねて、壁にかける飾りのこと。

水やりも必要なく、手軽に部屋の中に植物を取り入れることができ、人気アイテムの一つです。(様々な飾り方はこちらを参照ください

 

1. まずはスワッグの花材選び。どこで買う?

作り始める前にまず行うことは、花材を選ぶこと。実際に自分でお気に入りのお花屋さんに行くか、通販などのWebショップで購入するかの方法があります。

 

お花屋さんで買うメリット

スワッグを作る際には、スワッグに適したお花とそうでないものがあります。お花屋さんに行くことで、アドバイスをもらいながら花材選びが出来るのは一つのメリット。また、実際に花材を組み合わせられるので、自分のイメージに合うお花選びが出来ます。

 

通販で買うメリット

一方で、Webショップも侮ることはできません。お花は、購入すると荷物が大きくなるだけでなく、移動中の運搬に神経を使うので、家まで配送してもらうことで持ち運びの負担が減ります。また外出しづらい時期や、お花屋さんに行く時間がない方にとっても助かるサービスです。

近場に理想とする花材がない場合もありますよね。そんなときは専門のWebショップも積極的に活用してみましょう。

 

2. スワッグ作りのおすすめの花材は?

スワッグ作りには、適したお花とそうでないお花があります。ここではおしゃれな出来栄えに貢献してくれるだけでなく、ドライになりやすい花材についてご紹介します。

 

ユーカリ

スワッグなる定番の葉物。およそ1,500種あり、様々なシルエットのものがあります。一口に「ユーカリ」と言っても様々なものがありますので、イメージに合ったものを選ぶようにしましょう。

 

中でもよく見かけるのが、この「ユーカリポポラス」。グリーンの色合いと丸いフォルムがスワッグの土台としても大活躍してくれますよ。


 

実は「葉」だけではなく「実」もある、ユーカリ。スワッグのアクセントにぜひ試してみてください。(写真:ユーカリ グロボラス ブロンズコイン)

▼ユーカリの一覧イメージはこちら
https://tsuchikaze.jp/?mode=grp&gid=2017893


 

ワイルドフラワー

ワイルドフラワーは、オーストラリアや南アフリカなどの南半球の国を原産とし、ユニークな形と独特の雰囲気が特徴のお花。

「ネイティブフラワー」と呼ばれることもあります。比較的ドライになりやすいので、スワッグに適したお花なんですよ。

 

バンクシア

・バンクシア

個性的な円筒状の形をしている、ブラシのような花が特徴のお花。重さもあるので、しっかりと巻きつけながら固定していくのがポイントです。

 

プロテア

・プロテア

プロテアの中でも小ぶりなタイプで、ドライフラワーにしても真っ赤な色合いが綺麗に残る品種、「プロテア・ロビン」。

 

ピンクッション

・ピンクッション

針刺し(=ピンクッション)というように、針刺しのような形の花を咲かせることが名前の由来。

コロンとした丸い形で春に開花し、6~8週間ほど咲き続けます。動きのある葉物、枝物、カラフルなお花とも好相性です。

 

グレビレア

グレビレアは、ドライフラワーになると表が淡いグリーン、裏がオレンジ色になる、という珍しい葉が特徴。

葉、1枚1枚大きいのでそのままでも十分な存在感がありますよ。ただし、乾燥すると葉が取れやすいので、ご注意を。


 

スターチス

小花がたくさん咲き、かわいらしい印象のスターチスもおすすめの花材の一つ。


 

黄・紫・ピンクなど、豊富に色があるので好きなものを選べる楽しみもありますね。

鮮やかな色が残りやすく、値段も手ごろ。容易にドライフラワーになるので、初心者の方にもおすすめです。

▼スターチスのイメージ一覧はこちら
https://tsuchikaze.jp/?mode=grp&gid=2017896


 

3. 作り方

まずは前提として、スワッグは「①生花を束ねてドライになる過程を楽しむもの」と、「②ドライフラワーを束ねたもの」の2種類があります。

①は茎が柔らかい状態なので束ねやすい半面、ドライになるとボリュームが少なくなったりと見栄えが変わりがち。

②は茎が乾燥し固くなっているので、少し束ねづらいですが仕上がりと近い状態で長い間飾ることができます。

 

準備するもの

準備するもの

束ねたい花材のほか、剪定ハサミ、麻紐、飾り用の紐などがあればOKです。

 

 

下処理

下処理

束ね始める前に下処理をすると、より綺麗に、イメージに近く束ねることができます。下処理は、切り分け・手元の葉を取る・凸部分をカット、などを行います。最後に紐で結ぶので、長さは完成形をイメージし、あまりカットしすぎないように注意が必要です!

 

束ねるポイント

束ねるポイント

手を机の上に置き、そこにお花を重ねていくイメージです。時々束ねた花を手で持ち、吊り下げる向きにして確認すると、客観的にみることができて、飾ったときのイメージが湧きやすいですよ。

 

束ねるポイント2

長い花材から順に束ね、次いで短い花材を重ねます。麻紐で縛って固定した後は、不揃いの長さの茎をまとめて綺麗にカット。仕上げにリボンなどを巻きつければ完成!

 

▼詳しくは、スワッグ作りの動画をチェックしましょう!

 

4. 飾り方のポイント

ポイントは3つです!

  • 風通しの良いところ(湿気に弱く、カビが発生するなど状態が悪くなる恐れがあるため)
  • 直射日光の当たらないところ(日が当たることで、退色のスピードが速くなってしまいます)
  • できれば屋内へ(玄関扉などの屋外も良いのですが、天候が悪い日は注意してください)

 

他にもこんな飾り方も。

4. 飾り方のポイント

こんな風に、壁一面にスワッグを並べても素敵です!

 

4. 飾り方のポイント3

お部屋の中で少し寂しい壁があったなら……。このように小さいスワッグをガーランドのようにしても飾ってもきっと、おしゃれになりますよ。

あなただけの、世界に一つだけのスワッグ。一度作れることに慣れたら、きっと作り続けることがクセになってしまうかも。

好きなお花を探して、お部屋の中を明るく彩る暮らし、始めませんか。

 

土と風の植物園

スワッグ・ドライフラワーのある暮らしを提案するオンラインショップ。倉敷市の中心部から少し離れた緑豊かな小さなアトリエで制作したドライフラワーを販売。

厳選したドライフラワーや道具、動画を見ながら作れるスワッグ手作りキットなど、各種取り揃えています。
HP:https://tsuchikaze.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/tsuchikaze_official/?hl=ja

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