10畳正方形リビングダイニングレイアウトの提案
10畳の正方形のリビングダイニングのレイアウトにお悩みではないでしょうか?
実のところ10畳でしかも正方形のリビングダイニングはインテリアがレイアウトがしにくい大きさ、形だったりします。
しかしうまくコーディネートできると大変魅力的な空間になります!
今回は様々な実例から10畳正方形のリビングダイニングで良かったと思えるようなレイアウトをご提案していきます。
10畳正方形リビングダイニングレイアウト①機能
ダイニングを中心にする10畳正方形レイアウト
10畳正方形のリビングダイニングのレイアウトは、1部屋がLDや時にはLDKなどの複数機能を担うことから難しくなります。
しかし中心になる機能を絞ると正方形を活かしたまとまりのあるコーディネートが可能になります。
例えばイス生活の重視の為にダイニングの機能を中心にすると、大きいテーブルセットが真ん中でソファは端という風にインテリアの位置も自ずと決まります。
リビングを中心にする10畳正方形レイアウト
ソファでくつろいだりローテーブルで食事をとることが多い場合は、10畳正方形のリビングダイニングにリビングを中心としたコーディネートが向きます。
実例のようにテレビ、ローテーブル、ソファで大きく占めます。
ダイニングテーブルは幅の狭いものだと対面式のキッチンカウンターに沿わせて配置でき、例えば壁付け型キッチンででLDKが混同する狭いマンション等でも難なく置けます。
子供の遊び場を中心にする10畳正方形レイアウト
特に小さい子供がいるとリビングダイニングはプレイスペースとしての機能も持ったりしますが、10畳正方形もプレイスぺースとしてなら大変使い勝手が良くなります。
正方形ならこちらの実例のブランコ付きのジャングルジムのような大きい遊び道具を置いても、さらにおもちゃ箱や絵本棚を置いても部屋の中央に何もない空間を設けやすくなり、そこでのびのびお絵描きなどもできます。
学習スペースをプラスする10畳正方形レイアウト
ここまでは10畳正方形のリビングダイニングの機能を絞るコーディネートでしたが、次にご紹介するのは逆に機能をプラスするコーディネートです。
機能を増やして余分な空間を埋め他のインテリアの収まりを良くするのです。
例えば最近子供達に推奨されるリビング学習のためのデスクをプラスします。
実例のように壁際にカウンターのようなデスクを設置するとバランス良くインテリアが収まります。
仕事スペースをプラスする10畳正方形レイアウト
学習用デスクと同じ発想で、ワークスペースを10畳正方形のリビングダイニングにプラスするのもおすすめ。
最近多いリモートワークでは家庭での仕事場所の確保が難しいですが、単純に仕事用デスクの導入で確保できるようになります。
さらに実例のように壁際に2台のデスクを例えば仕事用と子供用という風に設置すると、部屋の余分なスペースも埋まりレイアウトしやすくなります。
10畳正方形リビングダイニングレイアウト②ソファ
コーナーソファを使った10畳正方形レイアウト
この章からはインテリアのレイアウトやコーディネートで10畳正方形のリビングダイニングを活かす方法をご紹介します。
まず最初はコーナーソファ。10畳正方形のリビングダイニングのレイアウトのしにくさは、つまりは部屋の仕切りにくさからきています。
コーナーソファをコーディネートするだけで実例のようにリビング、ダイニング、ソファの背面といくつもの空間に仕切れます。
大きいカウチソファの10畳正方形レイアウト
「リビングを中心にする10畳正方形レイアウト」でもご説明しましたが、特にリビングのくつろぎ空間を部屋の主機能にする場合は、実例のような大きいカウチソファがおすすめです。
またカウチソファはコーナーソファのような直角に曲がって続くコーナーがカウチ部分にでき、うまくレイアウトすると10畳正方形のリビングダイニングをゆるく仕切るのにも役立ちます。
コンパクトなソファの10畳正方形レイアウト
コンパクトなソファだと10畳正方形のリビングダイニングに気軽にコーディネートしやすくなります。
コーナーソファやカウチソファは比較的大きく、ソファを中心にレイアウトを考える必要があるので、例えば壁付けキッチンで1部屋がLDKの複数の機能を担う狭いマンション等には置きにくい場合があります。
しかしコンパクトなソファだと空いた場所に置けなくもありません。
シンプルソファで仕切る10畳正方形レイアウト
コーナーソファやカウチソファのようなコーナーがないシンプルなソファでも、ソファの設置場所を工夫するとうまく部屋を仕切れます。
実例にように部屋の端っこの中央あたりにソファを設置すると、10畳正方形の部屋をT型にゆるく仕切れます。
リビング、ダイニングと横並びになり、ソファの背後はプレイスペースといった感じにゆるくスペースが3等分できるのです。
ソファ背面を使った10畳正方形レイアウト
10畳正方形のリビングダイニングをソファで仕切る時、ソファの座面側はリビングで、背面はダイニングや子供のプレイスペースになったりします。
実例のようにソファの背面にラックやサイドボードなどを設置すると、よりはっきりとスペースの機能を分けられます。
またデッドスペースになりやすいソファ背面を有効に使える点もメリットです。狭いマンション等でも活かせます。
10畳正方形リビングダイニングレイアウト③仕切
ローラックで仕切る10畳正方形レイアウト
ここからはインテリアを使って10畳正方形のリビングダイニングを仕切る方法をご紹介します。まず最初はローラック。
先ほどソファの背面にラックを設置する方法を取り上げましたが、ラックはそれ単体でも部屋を仕切れます。
特に実例のような背の低いローラックだと圧迫感もなくゆるく仕切るのに向きます。
後ろが見えるオープンラックだとさらに解放感を損ないにくくなります。
マガジンラックで仕切る10畳正方形レイアウト
10畳正方形のリビングダイニングに背の高い仕切りが欲しい場合は、マガジンラックのコーディネートがおすすめ。
こちらの実例のマガジンラックは建物に穴を開けずに簡単に柱を立てられるディアウォールが使われています。
これなら賃貸のマンション等でも気軽にマガジンラックを取り付けてコーディネートできます。
向こう側が見えないのでガッツリ仕切るのにも向きます。
窓有マガジンラックで仕切る10畳正方形レイアウト
こちらもDIYで作ったマガジンラック付きの間仕切りのコーディネートですが、こちらの特徴としては上部が格子窓になっている点です。
これだとインテリアとしてもおしゃれですし、間仕切りながらも見通しを損なわないメリットもあります。
10畳正方形のリビングダイニングでも、特に壁付けキッチンで1部屋にLDKの機能が詰め込まれがちな狭いマンションなどでも広く見せられます。
パーテーションで仕切る10畳正方形レイアウト
こちらの実例はパーテーションによって部屋が仕切られています。
古材のような素敵な風合いのパーテーションがインテリアとしても大変おしゃれです。
パーテーションは背景としてもインテリアを際立たせてくれるので、こちらの実例のようにドライフラワーやプレートなどのインテリアを飾るとよりおしゃれです。
10畳正方形のリビングダイニングでもぜひ取り入れたいものです。
格子窓パーテーションの10畳正方形レイアウト
こちらの実例では建物に穴を開けなくても柱が建てられるラブリコを使って、インテリア的にもおしゃれなパーテーションが作られています。
これだと賃貸のマンション等でも取り入れられます。大部分が格子窓になっていて平面的な部屋に奥行き感が演出でき狭い部屋でも広く見せられます。
見通しがいい上ゆるく仕切ることもでき、物が多く狭い10畳正方形のリビングダイニングでも便利です。
10畳正方形リビングダイニングレイアウト④その他
大型壁面収納を導入する10畳正方形レイアウト
ここからは10畳正方形のリビングダイニングの、その正方形という形にテコ入れできるレイアウトやコーディネートをご紹介していきます。
特に効果的なのが大型壁面収納の導入です。実例ではテレビを中心に壁面全体に大きな棚があります。
このような大型壁面収納があるとその存在感から正方形の部屋がスリムになり、他のインテリアを収まり良くコーディネートできるようになります。
壁際にベンチを導入する10畳正方形レイアウト
10畳正方形のリビングダイニングでもこちらの実例のような窓際や壁際にベンチを導入すると、やはり正方形が少しスリムになりインテリアをコーディネートしやすくなります。
ベンチには座面の下がボックス型の収納になっているものや、ローラックになっているものなど様々あり、そういったものだと無駄がありません。
狭いマンションで収納があまりないという時も便利でしょう。
カウンターを導入した10畳正方形レイアウト
壁付け型のキッチンの場合は特にここまでにも説明した通りLDKの機能が混同しがちで、10畳正方形のリビングダイニングがより使いにくくなる場合があります。
こちらの実例ではDIYでにキッチンカウンターを導入しそれぞれの機能をうまく分けています。
カウンターの位置や大きさを工夫してコーディネートすると、正方形のために無駄になっている空間を埋めて整えられます。
畳スペースを導入する10畳正方形レイアウト
最近はフローリングの住宅が多いですが、こちらの実例のようにその一角だけを畳コーナーにするレイアウトは10畳正方形のリビングダイニングにも活かせます。
やはり素材の違いがあるとはっきりとした存在感が出るので、正方形の部屋を使いやすい形に整えられます。
リフォームで導入してもいいですが、ユニット畳や置き畳と言われるような畳を設置するだけでも畳コーナーを導入できます。
小上がりを導入する10畳正方形レイアウト
10畳正方形のリビングダイニングに小上がりを導入することも、正方形の部屋をインテリアコーディネートしやすい形に整えるのに役立ちます。
小上がりには1つの部屋のようなしっかりとした存在感があり、動線もはっきりと設けやすくなります。
こちらの実例ではDIYで作られていますが、小上がりについてもユニット型のものや、小上がりとして使えるベッドもあり簡単に導入できます。
10畳正方形リビングダイニングレイアウトまとめ
10畳正方形のリビングダイニングは長方形の部屋のようにLDKのインテリアを並列にレイアウトしにくいので、機能を絞ったりさらに機能をプラスしたり、部屋を2等分又は3等分したりといった発想が必要になります。
しかしスペースには恵まれており、ここまでにご紹介した様々な実例を存分に活かせます。ぜひ今回の提案を参考に唯一無二の素敵な部屋を作っていただきたいです。
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