塗るだけで簡単コンクリート?
コンクリートの風合いってカッコよくて素敵ですよね。
インテリアでもそんなコンクリートのオシャレな雰囲気を取り入れたいという方は多いと思いますが、塗るだけで簡単にコンクリート風になる便利な塗料があるのをご存知でしょうか?
その名もTAKARATORYOの「コンクリートエフェクト」。自分で一からペンキを調合してコンクリート風にペイントするのは大変そうだけど、これなら簡単そうですよね!
とは言え、「ホントに簡単?」「ちゃんとコンクリートっぽくなるの?」と内心、半信半疑な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は「コンクリートエフェクト」を実際に使ってみて感じたことや使い方のコツをレポートさせてもらいます♪
材料&道具
さてこちらがコンクリートエフェクト セットです。(Cement gray 50g、Cement dark gray50g、Cement sand50g 3個セット amazonで2200円で購入)
サイズは色々あるのですが、今回はお試しということでいちばん小さいサイズを購入しました。
中を開けてみると、微妙に異なる3色のグレーが入っています。
ちなみにコンクリートエフェクトは打ちっぱなしコンクリート風の表現ができる塗料「さらさら」と、コンクリートブロックのようなザラッとした表現ができる塗料「ざらざら」の2種類があるそうなのですが、今回は「さらさら」タイプをチョイスしました。
他、ペンキ塗りに必要になるのが
・ローラーや筆
・布、スポンジ、ビニール袋 いずれか
・塗料を薄める容器(私は紙皿を使用)3つ
・ビニール手袋
これらはすべて100均で準備可能です。
また上記以外に塗るものによってはプライマー(下地材)を用意して、いざペイント作業スタートです!
コンクリートエフェクトの塗り方
さて今回はこちらのダイソーで購入した小物(トレー 木箱 プラスチックの鉢)をコンクリート風にペイントしていきたいと思います。
手順は以下の通りです。
1 ベースカラーを塗る
まず全体にいちばん薄いグレーのCement grayを塗ります。
プラスチックに塗る場合は、そのままだとペンキが剥がれやすいので最初に下地剤(プライマー)を塗ります。
私はいつもミッチャクロンという下地剤を使っているのですが、ちょっと臭いがきついので、使うときはしっかり換気しながら塗ってくださいね。
広い面に塗るときは、ローラーで広げるのが圧倒的に楽チンです♪
一通りベースカラーが塗れました!
この時点では当たり前ですが、単色なのでまだのっぺりした印象です。
2 ペンキを5倍に希釈する
次にペンキ3色すべてを水で5倍に薄めます。
家にあったプラスチックのスプーンでペンキを1杯分すくって紙皿へ。
これだとちょっと少ないかな?と思いましたが、これを5倍に薄めるので・・・
こんな感じでけっこうな量になります。
結果的にけっこう余ってしまったので、ここはめんどくさがらずに足りなくなったらまた作るくらいの気持ちで少しずつ作るのがよさそうです。
3 薄めたペンキを重ねて塗る
まず最初にCement dark grayを薄めたものを、スポンジやビニール袋、布などを使ってポンポン叩くように塗っていきます。
私はビニール袋とスポンジ両方でやってみたのですが、あえてムラを強めに出したいときはビニール袋、ムラを少な目に押さえたい場合はスポンジがよさそうに感じました。
こちらはビニール袋でたたいたあとの様子。少しずつコンクリートっぽくなってきました!
続いて少し茶色がかったCement sandも同様にポンポン叩くように塗っていきます。
一通りCement sandを塗り終えた状態です。
ん?なんか少し汚しすぎた・・・?とここで少し不安になりますが、仕上げに期待を託し、最後に説明書き通り5倍に薄めたCement grayを叩いてみました。
が!
やはり前段階でつけたムラが強すぎたようで、思ったよりムラが残ってしまいました。
そこでCement grayを5倍から2倍くらいに濃くし、再度挑戦!
明るいグレーをスポンジでポンポン馴染ませるように叩いていったところ、ムラになっていた部分がだいぶ調和されました。ほっと一安心です。
そうして完成したのがこちら。
一時はどうなることかと思いましたが、ちゃんとコンクリート風に仕上がりました!
実際やってみて私なりにつかんだコツとしては
・薄めたペンキのムラは意外としっかり残るのである程度馴染ませてから次のステップにうつる
・最後に仕上げに使うcement grayはあまり薄めず使ってみる
の2点。次やるときはこれをふまえて、さらにリアルなコンクリート風ペイントを目指したいと思います♪
100円小物もインテリアに馴染む仕上がりに
早速塗ったものを飾ってみました♪
木製トレーやボックスはアクセサリー収納に。
コンクリートの質感でいつものアクセサリーが心なしちょっといいものに見えます(笑)
ダイソーのプラスチックの鉢には、ドライフラワーのスワッグを入れて飾ってみました。
コンクリートはドライフラワーとも相性抜群ですね♪
こちらのプラスチックの鉢もコンクリート風にペイントしたことでインテリアに馴染む仕上がりになりました。
使ってみた感想
率直に言って、ペンキを何度か重ねなくてはいけないのでやはりそれなりの手間はかかります。また一般的なペンキに比べてお値段も少しお高め。
ただそれを踏まえた上でも、自分でペンキを調合した場合に感じる「本当にこのカラーでいいのか」という不安がないのは、とても価値があると思いました。
ペンキののせ方でいろんな仕上がりになるとは思います。しかし決まった色を重ねていくだけなので誰もがコンクリートの質感を出せるのは間違いなさそうです。
ちなみに私個人の反省点としては、よくチェックせずにすべて同じサイズのコンクリートエフェクトセットを買ってしまったこと。
ベースカラーだけは薄めずにそのまま塗るので、他の2色にくらべて圧倒的に使う量が多くなってしまうんですよね。なのになぜどれも同じサイズなのか不思議に思い確認したところ・・・
ちゃんと大きなベースカラーがついたセットがあるのを発見。ちゃんと確認しなかった私のミスです(笑)
でもベースカラーだけなら、なんとか自分で似たような色を作れそうなので、残りはまた別の機会に役立てたいなぁと考えてます♪
コンクリートペイントに挑戦してみませんか?
いかがでしたか?
最初は半信半疑だった私も実際にやってみて、コンクリートエフェクトが誰もが簡単にコンクリート風にできる塗料であることは間違いないと感じました。
色を自分なりに重ねて少しずつコンクリートの質感に近づけていく作業はとっても楽しいものでした。
気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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