子供部屋を2人で使うレイアウト術
最初はおもちゃだけの子供部屋も、成長に伴いレイアウトすべきインテリアが増え、定期的な模様替えも必要となります。
特に1つの子供部屋を兄弟や姉妹など2人でシェアする場合、限られた間取りをどう上手くレイアウトするかが鍵となります。
どんなレイアウトやインテリアコーディネートなら2人で使いやすい子供部屋になるのか、参考になるインテリアの実例をチェックしてみましょう。
子供部屋を2人で使うレイアウト《家具配置》
兄弟で使う爽やかレイアウト
長方形の間取りの子供部屋を、小学生の男の子2人で使っているレイアウト実例。ベッドも学習机も同じ壁に添わせて、レイアウトしています。
反対側にはインテリアは配置せず、レイアウトでメリハリをつけることで整ってみえますね。
ボリュームたっぷりな2人分の学習机は、壁や床の白色に合わせることで、存在感を軽減。白ベースの子供部屋は、プラスする色を変えるだけで模様替えができます。
マイテリトリーのあるレイアウト
小学校の高学年や中学生になると、1人部屋が欲しくなってくるお年頃。
2人でひとつの子供部屋を使うなら、程よい距離感を保てる配置に模様替えをしてあげましょう。
こちらは2人分のベッドを、子供部屋を両端にレイアウトしています。
ベッドを離して配置することで、ひとつの子供部屋をシェアしていても、それぞれのテリトリーを作ることができます。
配置でエリア分けレイアウト
将来的に2つの部屋に分けられる間取りの子供部屋を、子供が小さいうちは間取りを仕切らず、ワンルームを兄弟でシェアしています。
2人分の学習机やベッドなどの大きいインテリアは一角に寄せて配置し、他のスペースは広々と使えるレイアウト。
空間を遮るインテリアでの間仕切りはせず、レイアウトのみで空間を仕切ることで間取りを有意義に使えますね。
肩を並べる仲良しレイアウト
子供部屋のメインインテリアでもある学習机。どんな間取りでも取り入れやすいのが、2人仲良く横並びにするレイアウトです。
机と机の間にひとつチェストを挟んだ配置にすることで、スペースが広がり使いやすくなりますね。
また、照明をつけなくても明るくなるよう、学習机は自然光の入る窓の近くにレイアウトするのがおすすめです。
ちょこっと仕切るレイアウト
2人の学習机をくっつけたレイアウトはすっきり見える配置ですが、2人の距離が近いがゆえに、おしゃべりをしてしまったり、喧嘩をしたりと問題点もあります。
机の間隔を開けるなどの大きな模様替えができない狭い間取りの場合は、机と机の間に高さのあるラックなどを配置して、パーテーション代わりにするレイアウトがおすすめ。
2人の空間を少し区切ることで、勉強に集中しやすくなります。
子供部屋を2人で使うレイアウト《家具選び》
大人でも使えるシンプル机
子供部屋に配置する学習机は、せっかくなら長く使ってもらいたいですよね。
小学生や中学生だけでなく、大人でも使えるようなシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。
狭い子供部屋に2人分の学習机をレイアウトしても、シンプルなデザインならすっきりして見えます。
クセのないインテリアは模様替えもしやすく、どんなテイストでも、どんな間取りでもさらりと馴染んでくれますよ!
間取りを無駄にしないDIY机
子供部屋の間取りによっては、市販のインテリアではレイアウトしづらい場合もありますよね。
DIYで作った学習机なら子供部屋にジャストフィットさせることができ、間取りを無駄に使わずにすみます。
2人で使えるワイドな学習机は、天板を支える脚は収納にもなり、座った正面には模様替えがしやすい有孔ボードが設置されていたりと、使い勝手の良さが詰まっています。
色違いのおしゃれチェア
姉弟や兄妹の2人で子供部屋を使う場合でも、統一感を出すためにはベースとなるインテリアは同じデザインにしましょう。
こちらは、姉弟2人でシェアしている子供部屋。学習机は同じですが、おしゃれなチェアをプラスし、女の子側はブルー、男の子側はグレーと色分け&部屋のアクセントにしています。
同じ学習机なら、模様替えをして横並び以外の離れたレイアウトにしても、部屋全体はまとまってみえます。
省エネスペースの2段ベッド
子供部屋を2人で使う場合、省スペースでレイアウトできる2段ベッドは強い味方!2段ベッド特有の圧迫感を軽減するなら、壁と同じ色にして同化させましょう。
配置に使うスペースはベッド1台分のみなので、賃貸マンションなどの狭い間取りの子供部屋にもおすすめです。
2段を分けて使える構造の2段ベッドなら、バラバラにして使うなどの模様替えも楽しめますよ。
ウキウキする女の子インテリア
キュートなインテリアコーディネートの”可愛い”がぎゅっと詰まった子供部屋は、女の子2人の姉妹でシェアしています。
IKEAの可愛いベッドフレームは、実際に子供部屋を使う姉妹がセレクト。
子供部屋の家具選びや配置、模様替えなどは親目線だけではなく、子供も一緒に考えると「自分で選んだんだ!」と愛着が湧くようになり、さらに自立心を育てることもできますね。
子供部屋を2人で使うレイアウト《収納》
すっきりまとめる色違い収納
小学生2人の子供部屋は、教科書やプリントなど日々増え続け学用品で溢れかえってしまうことも。
ぐちゃぐちゃになる前に、整理しやすい収納インテリアをレイアウトしてあげましょう。
こちらは同じ棚を2つ並べていますが、引き出しの色をブルーとグレーで分けることで、双子姉妹の学用品をそれぞれ収納しています。
個別に配置することもできるので、模様替えもしやすいですね!
子供も喜ぶ自分専用ロッカー
子供部屋の間取りに少し余裕があるなら、2人にそれぞれ自分専用のロッカーをレイアウトするのもおすすめです。
子供部屋を2人で共有する中で、自分だけの場所があると子供も嬉しいですよね。
女の子と男の子の異性2人で使う子供部屋はいろんな色が混在してしまいますが、ロッカーなら扉を閉めるだけですっきりしますよ。
中身は学年が変わるごとに模様替えするのがおすすめです。
持ち主がわかる色分け収納
男の子同士、女の子同士だと2人分の衣類は似たようなものが多いため、収納レイアウトにもひと工夫が必要です。
こちらは男の子2人兄弟の子供部屋のクローゼット収納。
パッと見るだけでは誰のものかわからないボトムは、ハンガークリップの色で判別できるようにしています。
兄は黒、弟は白とルールを決めれば、ママだけでなく子供たちも自分で整理ができますね。
フレキシブルな有孔ボード
2人で使う子供部屋には、成長に合わせてフレキシブルに模様替えができる収納インテリアが理想的です。
こちらは、子供部屋にレイアウトした2段ベッドの側面に有孔ボードを設置。ベッドの側面なら間取りを圧迫することなく、収納も確保できますね。
有孔ボードは、フックの位置や数を自由に変えられるのが最大のメリット。身長が伸びたらフックの位置を少し上へ動かすなど、プチ模様替えも可能ですよ!
コロコロ動かせる可動式収納
子供部屋だけに限らず、山善のバスケットトローリーは収納の定番人気アイテムです。移動可能なキャスター付きなので、レイアウトを固定しなくてもOK。
狭い間取りなら使う時だけ使いやすい場所に配置し、普段は邪魔にならない場所にスタンバイしておくこともできます。
コロコロと子供でも動かせるので、自分たちが使いやすい位置に模様替えをさせてみるのもいいですね!
子供部屋を2人で使うレイアウト術まとめ
2人で仲良くひとつの子供部屋を使うなら、レイアウトはもちろん、配置するインテリアや収納方法にもコツがいります。
狭い間取りだからと諦めず、レイアウト次第では兄弟や姉妹など2人でも窮屈さを感じさせない子供部屋になりますよ!
2人で使う子供部屋作りや新学期を迎える前に模様替えをする際には、ぜひ技ありな子供部屋のレイアウト術をお手本にしてみてください。
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