効率UPにつながるレイアウトを取り入れよう
お部屋作りにおいて、家具のレイアウトはとても重要です。見た目に美しいレイアウトは、実用性も高く生産性にもつながっているもの。
家具のレイアウトは、そのお部屋に暮らす人の生活にも影響を与えるといわれています。最高のレイアウトのアイデアは、お部屋のインテリアをより楽しくするだけでなく、そこに住まう人々の効率を高めます。
そこにいるだけで幸せを感じる、そんなお部屋作りのカギとなるレイアウトを作りましょう。
1.最大限に機能する部屋のレイアウト
必要な時に必要なものを
最大限に機能するお部屋のレイアウトには、必要な時に必要なものが取り出せることが大切です。
お部屋のレイアウトがすっきりしていてモノを探し回る無駄を省くことは、効率を上げ心を高めてくれるでしょう。そのためには、乱雑に混とんとしたお部屋はNG。
秩序を持った収納が必要です。物がたまらないように、ゴミ箱も用意しておくと良いでしょう。
メインの使い方とサブの使い方
お部屋全体、あるいはそれぞれのコーナーにおける使い方を考えてみましょう。
メインの使い方とサブの使い方の両方を検討していくと、そのお部屋あるいはコーナーに必要な家具が見えてくるはずです。
たとえば、ホームオフィスコーナーを計画する際、メインの使い方はお仕事になります。
サブ的な用途を考えると、勉強や趣味のクラフトなども挙げられるでしょう。
そうすると、ワークデスクにチェア、デスクライトのほかに、本棚や引き出しなどの収納も必要になります。
バランスの取れたレイアウト
家具のレイアウトをおしゃれにしつらえるには、バランスが大切になります。
お部屋の一画であるコーナーに家具を並べすぎると、ごちゃついて見えたり窮屈な印象を与えたりします。
反対に、家具と家具の間を空けすぎると間延びした印象になります。
スペース全体をよく把握し、それぞれのゾーンに十分な移動スペースを確保し、使い勝手の良さを確認したレイアウトを取り入れましょう。
2.心を落ち着ける平和な部屋のレイアウト
モノの数を減らす
すっきりとしたレイアウトを作る最大のポイントは、モノの数を減らすことです。
いわゆるミニマリスト、とまではいかなくてもシンプリストを目指してみませんか。
本当に必要なものだけを残した風通しの良い暮らし方は、インテリアもすっきりとさせてくれるでしょう。
モノの数には、一つ一つの家具や生活道具だけではなく、色の数やデザインの数などもあてはまります。
サステナブル(SDGs)な暮らし方
日本は自然と都市空間のバランスがよく、天然素材をインテリアに取り入れることにも慣れています。
天然素材は心を落ち着けてくれるという効果はもちろんのこと、昨今世界的に叫ばれているサステナブル(SDGs)な暮らし方にも通じるのです。
自然の光を大切に
インテリアのレイアウトを考えるときは、自然光を遮らないようにすることも大切です。できるだけ、窓をふさいだレイアウトは避けるようにしましょう。
光を取り入れるということは、風の通り道も確保していることになります。
スペースがコンパクトであっても、光と風を感じるインテリアであれば、実際以上の開放感を感じることができるでしょう。
インテリア風水という考え方
中国で生まれた風水を、現代のライフスタイルに取り入れやすいように体系化しているインテリア風水という考え方があります。
古来から伝わる五行思想をベースに、方角や色も含んだ自然界の法則をインテリアに取り入れることで運気を上げていくというものです。
お住いのお部屋のしつらえに、インテリア風水の考え方を取り入れることも、心を落ち着けるレイアウト作りの一助になるのではないでしょうか。
3.シンプルな部屋のレイアウト
隠しストレージの確保
シンプルでミニマルなインテリアを作るためには、上述のように物の数を減らすことが第一のステップとなります。
けれど、生活をしていく中でどうしても必要なモノや、取っておきたいモノの数は人によって異なります。
どうしてもモノが多い!という場合は、モノを出さない隠しストレージを確保しましょう。
納戸や物置のようなスペースがない場合は、蓋つきの箱や収納家具、トランクなどに隠す収納がおすすめです。
オフニュートラルなカラー
シンプルなお部屋のレイアウトでは、色の数も減らすことがポイントになります。
彩度がない無彩色である白・黒・グレーで作るインテリアは、コントラストが強く時にシャープな印象に。
彩度がかなり低い色であるベージュ・アイボリー・ブラウンといったオフニュートラルカラーを組み合わせると、抜け感のあるシンプルで静かなインテリアを作ってくれるでしょう。
テクスチャーのレイヤー化
シンプルでもおしゃれなインテリアを目指す時に、忘れてはいけないのはテクスチャー。それぞれの素材の感触、手触りとでもいいましょうか。
テクスチャーを1つにそろえるのではなく、いくつものテクスチャーをレイヤー化して取り入れることで、インテリアがより奥深くおしゃれなものになっていきます。
木の家具のなめらかさ、テキスタイルのふんわり感、つるつるしたタイル、シャビーなペイント、とさまざまなテクスチャーを取り入れてみましょう。
そこにいるだけで幸せになれるお部屋に
毎日の生活を支えてくれるお部屋は、効率を高めるスペースであってほしいもの。
そのためには、心身ともにリラックスできることや使い勝手がいいこと、動きやすい動線が確保されていることなどレイアウトが果たす役割も大きいのです。
インテリアのレイアウトを変えるためには、どんな暮らし方がしたいのかを考えることが大切ですよ。
そこにいるだけで幸せを感じ、やりたいことに集中できるお部屋作りを目指してみませんか。
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