1LDKでコンパクトに。家族4人の暮らしかた
コンパクトな賃貸マンションで、お子さんと暮らすのはやっぱり大変?たくさんの工夫で、小さな1LDKでも家族4人の暮らしをつくっていらっしゃる、素敵なお部屋を訪ねました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
タイルカーペットを敷いた、暖かな雰囲気のLDK
今回うかがったのは、都内の50㎡ほどの1LDKのお部屋。駅前はおだやかな雰囲気で川や公園も近く、とても良い環境です。
階段をのぼって2階がお部屋。カウンターキッチンの前にダイニングテーブルを寄せて、リビングスペースを広くとられています。
床にはグレーのタイルカーペットが敷かれ、お子さんたちが安心して遊べる広い空間になっていました。
タイルカーペットは音を吸収してくれ、汚れた時も1枚ずつ洗うことができるので綺麗に使えるそう。
迎えてくださったのは、ayacoさんと、0歳の息子さん。4歳のご長男、旦那さまとの4人暮らしです。
2年ほど前から、転勤を機にご実家近くのこちらの場所へお引越しされてきたというayacoさん。
それまで住んでいらっしゃったのはほぼ倍の広さのお部屋でしたが、コンパクトなこの暮らしが気に入っていらっしゃるそう。
「不必要なものは見直して、自然と処分するようになりましたし、コンパクトな生活もいいのかな、と思っています」
「白」で整えるシンプルな寝室
こちらは、リビングお隣にある寝室。
無印良品のシングルベッドとセミシングルベッド、合計3台を並べて使っています。
ほとんどのものは収納にしっかりとしまって、寝具も白で統一されているため、とてもシンプルで気持ち良い空間。
見せる場所も、見せない場所も、美しく
コンパクトなお部屋で困るのが、大きな収納が少なく、場所が足りないこと。
ayacoさんのお部屋では、キッチンツールなど普段使う日用品も、「飾ってもスッキリ見えるもの」をチョイス。
こちらがキッチン。クローズドな収納は少ないため、オープンに飾ったり、上から吊るしたり。
普段から吊るして飾っていても見た目が可愛いもの、すっきりと見えるものをチョイスしています。
「掃除は苦手なので、見た目が可愛いものだと家事もがんばれるんです」
食器棚も、見せる収納をしていてもすっきり。色味が揃っていることもポイントかもしれません。
寝室にあるお洗濯のカゴも、毎日使いやすい場所に引っかけて収納。こちらのかごはプレゼントされたものだそうで、とても雰囲気があって素敵ですね。
そして、見せる場所だけでなく、小さな収納の中身もしっかりと整理し、使いやすくされているのがayacoさんのお部屋のポイントです。
少しゆとりも持って使われているキッチン上の小さな収納。細かなものはボックスにしまわれていて、とても取り出しやすそうです。
こちらは、リビングと寝室の間にある収納。4歳の息子さんの工作など、細々と増えていくものは、一番下のfroqのキャスター付きケースに入れて。
このスペースから溢れたら中身を見直すのがルールです。
リビングにある棚の、下の方は息子さんのためのスペース。幼稚園から帰ってきたら、カバンや道具をここにしまいます。
上の方は、飾り棚のスペース。飾るものも、色味を揃えておくととてもシンプルにまとまって見えます。
クリスマスツリーも、大きなものはしまう場所に困るので、生の枝モノを利用。息子さんが一生懸命飾り付けをされたそう。
コンパクトな中でもたくさんの工夫で、機能的に美しく暮らしていらっしゃったayacoさんのお部屋。
家族みんなが楽しく暮らせるように、楽しんでお部屋を整えていらっしゃるのがとても印象的でした。
ayacoさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/a_kurashi_note/
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