プロが一問一答!20畳のリビングレイアウト術を徹底解説
Q1. 20畳のLDK(リビング)はどんな人に向いている?
A. ゆったり過ごしたい人やパーティーをしたい人向き
20畳LDKやリビングは、一般的に4人家族が余裕を持って過ごせる広さ。
リビングで過ごす時間の多い人や、友人を招いたパーティーが好きな人などに向いています。
間取りの形や感覚によって広さの感じ方は変わりますが、一般的に20畳LDKは大きな家具を配置しても開放感があり、家族とゆったりと過ごしたい方やホームパーティーをしたい方に向いています。大きさのイメージとしては、小学校の教室の半分ほどです。4人家族に最低限必要なLDKは16畳と言われているので、20畳なら余裕がありますね。
Q2. 20畳LDK(リビング)のメリットは?
A. 余裕のある空間で自由なレイアウトが楽しめる
20畳LDKやリビングは比較的自由にレイアウトできる点がメリット。
家具の配置や動線を細かく気にしないで済むため、理想通りのインテリアコーディネートを楽しめます。
20畳のLDKはソファを対面やL字で2台置いても余裕があり、レイアウトの自由度が高いことがメリットです。また、家族4人で同じ空間にいてもゆとりがあるため、程よい距離感も保てます。さらに、大人が大人数で集まっても問題なく過ごせるため、おもてなしにも最適です。
Q3. 20畳LDK(リビング)のデメリットは?
A. 掃除の手間や電気代がかかる
生活スペースが広い分、掃除の手間がかかるのが難点。
また照明をいくつも設置したり大きめのエアコンを使ったりと、電気代がかかる点もデメリットと言えるでしょう。
管理上のデメリットは、掃除の手間がかかって家事の負担になることや、コンパクトなLDKに比べて電気代が高くなりやすいことです。また、レイアウトに関しては、家具の置き方によっては隙間が多くてスカスカな状態になり、バランスが悪く見えることがあります。
Q4. 20畳LDK(リビング)のレイアウトのコツは?
A. メインとなるソファを選び、配置を決めるのがコツ
リビング全体の核となるソファからレイアウトしていくのがコツ。テレビの正面に置く・ダイニングテーブルに背を向けるなど、ソファの位置がその他の家具のレイアウトを決めるポイントになります。
まずはLDKの主役となるソファのレイアウトを決め、LDK全体の方向性を決めるのがコツです。ソファはサイズが大きいため、空間をゾーニングしたり動線を作ったりする役目があります。ソファの形や配置が、他の家具の選び方やレイアウトに影響を与えるのです。
Q5. 20畳LDK(リビング)の家具選びのポイントは?
A. 過ごしやすいライフスタイルを考慮して選ぶのがポイント
家族みんなのライフスタイルや好みに合わせて家具を選んでいきましょう。
みんなでソファに座りたいなら大きめのソファ、食事の時間にこだわりたいなら大きめのダイニングテーブルなど、家族で話し合ってみるとよいかもしれません。
ゆったりとした20畳LDKでは家族で過ごすことが多いため、家族のライフスタイルをベースに家具を選びましょう。例えば、子供の学習用のワークスペースがあるならチェアが必要ですが、レイアウトによってはダイニングチェアと兼用もできます。20畳LDKで具体的にどうやって過ごすのかをイメージすると、家具選びがスムーズになりますよ。
20畳LDKのレイアウト《L字》
おしゃれな吹き抜けリビングのレイアウト
吹き抜け階段がおしゃれな20畳LDKの実例。食事スペースには木製テーブルやモノトーンのチェアをレイアウトしています。
居間スペースにはリラックスできるグレーのソファを設置。階段の吹き抜けから差し込む光をたっぷり感じられる空間です。
アイアンプランターに入れた枝木を椅子にのせて、おしゃれな雰囲気を演出しています。
ぬくもりを感じるL字型20畳リビング
キッチンから居間が見えるL字形の間取りに、ナチュラルインテリアを上手に配置した実例がこちら。
カウンター横には木製のダイニングテーブルを設置し、20畳のLDKやリビングにも適したレイアウトになっています。
テレビ下に置かれた木製ローチェストも、ナチュラルな雰囲気にマッチ。
ダイニングとリビングを仕切る細い壁面には、白や茶色のフレームをバランスよく配置しています。
立体的でスタイリッシュな壁が主役のレイアウト
立体感のある壁が特徴のエレガントなLDKの実例。
キッチンカウンターにダイニングテーブルの側面を付け、20畳LDKをゆったりとレイアウトしていますよ。
モノトーンで揃えたラグジュアリーな雰囲気も魅力。
リビングの主役となるおしゃれなグレーの壁に、白のチェストやテレビ台が爽やかに映えます。
グレーが引き立つモノトーンインテリア
ダークグレーをアクセントに使ったリビングで、20畳の間取りにもマッチするコーディネート実例。
白のダイニングセットはモノトーンのシステムキッチンとの相性もよく、清潔感が高まります。
リビングスペースのガラス製ローテーブルが、部屋全体の抜け感をアップ。ワンルームなどでもおすすめのアイデアです。
ソファ上の壁面を飾る横長フレームが、白い壁を引き締めています。
落ち着きのある洗練されたリラックス空間
ナチュラルなキッチンカウンターの側面に、インダストリアル風のダイニングセットをレイアウトした実例。
ところどころに取り入れた白色の家具が清潔感をアップします。
リビングの壁やL字形ソファをグレーで揃えているため、統一感のある印象に。
テレビ横の観葉植物が明るさをプラス。リビング全体のアクセントになっています。
広さを感じる開放的なインテリアレイアウト
L字型の間取りを生かし、中央にキッチンを配置したおすすめのレイアウト実例。
白いシステムキッチンとブラウンのダイニングセットのコントラストがおしゃれです。
濃いめの木目デザインを使った床が落ち着いた印象。
モダンな木製フレームのソファには、窓からの光がたっぷり差し込みます。
20畳LDKのレイアウト《縦長な長方形》
木製インテリアでまとめたナチュラルなLDK
キッチンカウンターとダイニングテーブルの短辺をくっつけた開放感あふれるリビングレイアウトの実例。
木の香りが漂う木材ファニチャーをふんだんに使ったダイニングキッチンは、20畳の間取りのLDKにも似合います。
木製チェアのワインレッドやキッチン収納棚の濃いブラウンがアクセントに。
ダイニングを照らす吊り下げ照明も上品でおしゃれです。
吹き抜けリビングの上品レイアウト
天井が吹き抜けになったリビングは、大きめの家具を配置しても圧迫感が出にくく開放的なのがメリット。リラクシーな雰囲気が魅力的な実例です。
シックなL字形ソファやガラスローテーブルを配置し、落ち着いた印象。テレビ台の横に置かれた観葉植物が、リビングのアクセントになっています。
グレーの照明や家具をアクセントにプラス
20畳リビングに似合うゆったりとしたレイアウトの実例。ダイニングセットの上に配置したグレーの吊り下げ照明が、おしゃれで目を引きます。
リビングには優しげなグレーのソファや、色味を合わせたエレガントなクッションをコーディネート。
ダイニングテーブルを彩るお花や白い壁を飾る絵画など、おしゃれなインテリアを楽しんでいる実例です。
ラグジュアリーな縦長の長方形リビング
モノトーンのシステムキッチンに合わせて、白と黒のダイニングセットをコーディネートした実例。
縦長の20畳LDKを広々と使い、カウンターと平行にダイニングテーブルをレイアウトしています。
居間の壁面に可愛いガーランドを飾り、白床の上にシックなグレイのラグを配置。
ラグジュアリーでありながらキュートさも感じる、おしゃれなリビングレイアウトです。
長方形を生かした使いやすいリビングレイアウト
縦長の長方形LDKならではの奥行きを感じる実例。リビングのソファとダイニングセットを、キッチンカウンターと平行にレイアウトしています。
20畳の広々空間にも適した落ち着きを感じるコーディネートです。
木製ダイニングセットや木製フレームのベージュソファなど、ブラウン系のグラデーションカラーで統一感があります。
木の香りが漂うナチュラルなリビング
木材をたっぷり使ったLDKは、20畳のゆったり空間を満喫できるレイアウト。
カウンターと平行にダイニングテーブルを設置し、広々としたリビング空間を作っています。
縦長のリビングは、家具を平行に置くことでスッキリとして見えますね。
リビングには明るいベージュのラグを敷き、テレビを壁面に設置してすっきりとした印象に。
テーブルの上の吊り照明や天井の埋め込み照明がおしゃれな実例です。
茶色と白の上品な長方形LDK
20畳LDKにも似合う落ち着きのある上品なインテリア実例。
白を基調とした爽やかなダイニングキッチンと、茶色の壁面収納棚がシックなリビングスペースに仕上げています。
ダイニングテーブルやチェア、その他の家具を白と茶色でまとめ、落ち着きのある上品な空間に。
壁面に設置された鳩時計や棚に置かれた観葉植物も、穏やかな部屋の雰囲気にマッチしていますね。
20畳LDKのレイアウト《正方形》
20畳LDKにも合うくつろぎ空間
キッチンから家族の顔が見渡せる、20畳LDKのレイアウト実例です。
キッチンカウンターの正面には、ちょっとしたときに便利な椅子を配置。
濃い茶色の木製ダイニングテーブルは、壁際にレイアウトしています。
リビングは淡いグレーアイテムでコーディネート。ソファの上の黄色や緑のクッションが明るいアクセントになっています。
20畳LDKのカフェ風レイアウト
正方形LDKに似合うおしゃれなカフェ風インテリアの実例。
黒と白のキッチンカウンターの前に木製ダイニングテーブルを配置し、タイプの異なる椅子を組み合わせています。
壁際の棚に飾ったお花や白壁に掛けたモダンな絵画で華やかさをアップ。
リビングには白フリンジ付きの黒ラグを敷き、どっしりとしたグレイのソファや木製机を組み合わせています。
ホワイトやグレーを多用した爽やかレイアウト
白や淡いグレーでまとめた上品でおしゃれな正方形LDK。
カウンター横にダイニングセットを配置した、家族で使いやすいレイアウトです。
キッチンのドーナツ形照明や背面棚の飾り方もおしゃれ。また、ロータイプのソファやガラスの飾り棚で圧迫感を軽減しています。
棚上の横置きした本やオブジェもキュートです。
ビンテージ調のおしゃれな20畳LDK
ビンテージ調の家具を使った、インダストリアルな雰囲気漂うLDKレイアウト。
木製のダイニングテーブルを壁際に寄せて配置することで、より広々と感じます。
タイプの異なる椅子を合わせて遊び心をプラス。茶色のベンチ型ソファがリビングでの存在感たっぷりです。
随所におしゃれアイテムが散りばめられ、真似したくなるインテリアですね。
家族でくつろげる北欧風リビング
ゆったりとした雰囲気が漂う北欧風インテリアのLDK。家族でくつろげるナチュラルな雰囲気が魅力です。
白が爽やかなキッチンカウンターの横に、ナチュラルな木製のダイニングセットを配置。
リビングのテレビ下に横長の収納棚を置き、スッキリとした印象です。リビングに設置したハンモックで遊び心あふれるLDKになっています。
部屋を2分する正方形LDKレイアウト
キッチンカウンターの正面に、ダイニングテーブルをセッティングしたこちらのレイアウト。キッチンと食卓で会話しやすい点が魅力です。
ダイニングスペースに背を向けるようにソファを設置しているため、それぞれの独立したスペースとして活用できるのも嬉しいところ。
リビングには、優しい印象をアップするベージュのカーペットをレイアウトしています。
木のぬくもりを感じられる20畳正方形LDK
白い壁が印象的なキッチンカウンター横に、木製のダイニングテーブルをレイアウト。白いクロスも清潔感たっぷりです。
壁面に配置した木製チェストには、お花やおしゃれな家電をセッティング。
テレビ前には木製天板のこたつをレイアウトし、リラックスできる空間になっています。木のぬくもりを感じられるLDK実例です。
20畳LDKにおすすめの家具
自由なレイアウトが楽しめるカウチソファ
ここでは20畳LDKにおすすめの家具をピックアップしました。
ほどよい大きさが使いやすい2人がけのカウチソファ。たっぷりとある奥行きで、ゆったりとリラックスできるのが魅力です。
アームレストは片側のみに付いており、オットマンを組み合わせた自由なレイアウトが楽しめるのも嬉しいポイント。カラーは全5色から選べます。
使うときだけ出せる折りたたみ式デスク
リビングでちょっとした作業をするなら、折りたたみ式のデスクがおすすめ。
リビングの片隅に設置しておけば、使いたいときにサッと出せて便利です。
子どもが宿題をしたりお母さんがミシンをかけたりと、家族みんなで使えますね。天板部分の下には収納スペースも。
ナチュラルな色合いがどんなリビングにもマッチします。
おしゃれな丸テーブルのダイニングセット
20畳LDKをさらに広々と見せるには、円形のダイニングテーブルがおすすめです。
どの面でも座れる丸型テーブルは、スペースを無駄なく使えるのが魅力。
4脚のチェアがセットになったこちらのダイニングセットは、座面のオレンジカラーがアクセントになっています。
コンパクトなダイニングテーブルをお探しの方におすすめです。
たっぷり収納できるハイタイプのテレビ台
20畳リビングにはハイタイプのこんなテレビ台もおしゃれ。
部屋のコーナーにすっきりと収まり、デッドスペースを有効活用できます。
下部分が収納スペースになっており、ごちゃごちゃしがちなゲーム機器やブルーレイなどもスッキリ。オープンタイプなので見せる収納も楽しめます。
ナチュラルなベージュとシックなブラックの2色展開です。
20畳リビングをバランスよくレイアウトしよう
空間に余裕のある20畳LDKやリビングでは、比較的自由なレイアウトを楽しめる点が魅力。リビングの広さを強調させた家具配置や、ラグジュアリーなインテリアを使ったコーディネートも人気があります。
今回ご紹介したプロの意見やレイアウト実例を参考に、自分や家族の好みに合わせた素敵な20畳LDKを作ってみてくださいね。
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