北欧ブームの火付け役となった「かもめ食堂」を観たことはありますか?
フィンランド・ヘルシンキの街並みを舞台に、ゆったりとした人々の交流を描くお話で、何と言っても素敵な北欧スタイルのインテリアが魅力的な映画です。
今回は、10年以上たった今もなお人気の「かもめ食堂」のおしゃれなキッチンの特徴をご紹介いたします。
居心地の良さが魅力。かもめ食堂インテリアの特徴とは?
1. オープン棚で魅せる収納
かもめ食堂のキッチンの特徴のひとつ、整然と並べられたオープンタイプの収納棚です。
ホーローのお鍋やココットなど、機能美のあるキッチンツールが並び、インテリアのアクセントになっています。
こちらはかもめ食堂の店内を彷彿させる、ナチュラルな木製対面カウンターのあるキッチン。
壁面に広がるオープン棚には、つややかなホーロー仕上げの鋳鉄鍋やオブジェが美しく並べられています。
自然に寄り添う北欧らしい動物をモチーフにした小物を選ぶのも「かもめ食堂」っぽい雰囲気に。
2. 北欧の空を思わせるブルーの板壁
かもめ食堂の明るいキッチンは、フィンランドの青空を思わせるパステルカラーの腰壁が大きな特徴。
物語をモチーフに設えたというインスタグラマーさんのキッチンは、そんな腰壁を背景にナチュラルな自然素材を素敵にディスプレイしています。
こんなソフトカラーの腰壁でも、あのリラックス空間を再現できそう。
窓辺から差し込む明るい光が気持ちよく、「いつまでもここで寛いでいたい」そんな気分にさせてくれます。
3. 明るい色調のダイニングテーブル&チェア
Artech(アルテック)のダイニングテーブルがとても印象的だったかもめ食堂。
映画では白木のバーチ材にホワイトラッカー仕上げのアルテックでしたが、写真のように明るめのナチュラルカラーも雰囲気にぴったり。
北欧デザインの食器やカラフルなファブリックとも相性抜群です。
「みんなで寛げる空間」という点においては、大きなベンチをセレクトするのも素敵ですね。
隣に座ることでグッと距離が近くなり、コーヒータイムや食事の時間ももっと話が弾みそう。
4. 極々シンプルなペンダントライト
かもめ食堂の照明は、アルミ製のペンダントライトを使用されていました。
特徴的なのは、「どんな照明だったかな?」と印象に残らないほど、自然に背景に溶け込んでいること。
全体のインテリアのバランスを考えて、そんな風に引き算で照明選びをしてみるのもいいかもしれません。
背景に溶け込む照明といえば、こんなガラスシェードを使ったものもおすすめです。
主張はないけど存在感があり、周囲のインテリアをより引き立たせてくれます。
ソケットやシーリングカバーなど細部にディティールのあるものを選ぶとより洗練された印象に。
5. 機能美のあるキッチンツールや食器
かもめ食堂のキッチンには、かわいくて機能性のあるキッチンツールが色々。
真っ赤なフィネルのコーヒーポットやオパ社のケトル、和食に似合うイッタラの食器など、今ではすっかり人気者のブランドがたくさん登場しています。
出しっぱなしでも不思議とおしゃれに見えるコツは、色選びと素材感。
北欧のキッチンツールはけして安いものではありませんが、機能性があり長持ちしますし、モノ選びに妥協せず少しずつ集めていきたいですね。
6. 空間に優しくなじむ「ラインアート」
かもめ食堂の壁面には、かもめのラインアートが掛けてあります。
色を感じさせないペン画のようなタッチで、白とブルーを基調にした北欧インテリアに優しくなじみます。
たとえば、こちらは似た雰囲気のピカソの「青い鳩」。のびやかなラインがお部屋をピースフルな印象にしてくれます。
まとめ
シナモンロールとコーヒーの豊かな香りに誘われて、ふらりと寄りたくなる「かもめ食堂」。
つい長居したくなるあたたかな北欧スタイルは、いつか真似してみたい憧れのスタイルでもありますね。
キッチンやダイニングをそんな雰囲気に傾けたいな、とお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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