社内で既に知り合いである間柄なら、初デートで告白をしても唐突な感じはしません。しかし、知り合ったばかりの相手なら初デートでの告白は少々唐突です。
特に、お見合いや合コン後などで知り合ったばかりの相手はほぼ初対面。そんな相手に告白をしても、失敗するのではないかと心配になるでしょう。
この記事では、初デートで告白する・された時の男女の心理や、告白するタイミング、告白を成功させるポイント、告白された時の断り方をご紹介します。
初デートで告白する男女の心理
初デートで告白をする人は、一体どんな考えがあって告白をするのでしょうか?女性心理と男性心理を見ていきましょう。
早めに恋人をゲットしたい
男女ともに30代になると、婚期が遅れるのを恐れガツガツしだす人が増えてきます。特に女性は出産のことも考えると、男性よりも時間の余裕がありません。そこで、早めに恋人を作っておこうと、初デートですぐに告白してしまうのです。
20代であれば結婚のことで悩んでいる人は少ないですが、周囲が少しずつ既婚者になっていくのを見ていると、「せめて自分にも恋人が欲しい」と思うようになってきます。ですので、早めに恋人を作りたいという気持ちが強く、とりあえず告白だけはしてしまおうと思いがちです。
婚活や恋活にかけた労力を無駄にしたくない
初デートですぐに告白する人の中には、婚活や恋活にかけた労力や時間をできるだけ無駄にしたくないと思い、とりあえず告白してしまうというタイプの人もいます。少しでも可能性があるのであれば、チャンスを逃したくないと思ってしまうのです。
街コンや婚活パーティー、出会い系サイト、マッチングアプリといったいずれの方法でも、労力や時間、お金がかかっています。街コンは無料の場合もありますが、アプリは有料のものも多いです。せっかく初デートにこぎつけたのに、何も収穫無しのまま2度目のデートに繋がらないとなったら、今までの苦労が水の泡です。少しでもお付き合いできる可能性があるのであれば、ダメもとでもいいので告白してみようとチャレンジしてしまうのです。
脈ありだと確信している
LINEやメールで、女性がハートマークを付けただけで「この女性は脈ありだな」と思ってしまうのが男性心理の特徴です。単純な人の場合は、初デートに誘った時点で脈ありだと確信しているのです。
女性の場合はもう少し慎重です。男性と話している時に相手の笑顔が多いか、自分を大切に扱ってくれそうかどうか等を見極めています。男性からのボディタッチが多ければ、少なくとも脈ありであるということは判断できるでしょう。
片思いでも気持ちは伝えたい
まだ両思いではなく片思いの段階と薄々感じていながらも、自分が相手を愛しているという気持ちを伝えておきたいという人がいます。
早く結婚したいと焦っていて、せめて気持ちだけでもと思い告白するケースもありますが、そこまで急いではいないケースもあります。真面目すぎる性格の人の中には、「自分は遊び目的ではない」ということを伝えたくて、早い段階で告白しようとする人もいるのです。
次のデートに繋げたい
婚活や恋活は、初デートまでは順調でも、2回目のデートに繋がらないというケースがとても多いです。特に遠距離恋愛になりそうな相手だった場合、初デートの時にお付き合いする決め手がないと、なかなか2回目のデートをする気にはならないでしょう。
しかし、初デートで告白されてしまうと、「相手が本気なら遠距離恋愛でもかまわない」「遠距離恋愛でも頑張れそう」と思ってしまいます。
初デートで告白された時の男女の心理
初デートで告白された時、一体どんな気持ちになるのでしょうか?初デートで告白された際の男女の心理を見ていきましょう。
それなりに嬉しい
初デートでいきなり告白されて、「嬉しい」と感じる人は少なくありません。なぜなら、初デートをOKしている時点で、相手のことを嫌ってはおらず、むしろ好意を抱いていることが多いからです。
さすがに初デートで告白されるとは思っておらず、びっくりはしますが、望んでいた愛の告白をされる時期が少し早まっただけのこと。そこまで悪い気はしないのです。
早すぎて困る
軽い気持ちで初デートに臨み、まさか初デートで告白されるとは思っていなかった場合、心の準備ができていません。出会ってからの期間がまだ短ければなおさらです。
「さすがに早いんじゃない?」とは思っても、ストレートに伝えて良いものかどうか悩みます。かといって遠回しに言っても伝わらないような気がして、困ってしまいます。
相手に好意を持って初デートに臨む場合もありますが、「誘われたから仕方なく」という場合もあります。後者であれば、“困る”と感じる人が多いでしょう。
体目当てかと疑う
男性側がどれだけ本気で告白をしても、初デートで告白をされると「体目当てなのかな?」と疑ってしまう女性は少なくありません。
「好きです」というのは好意を伝える言葉ですが、口だけならば何とでも言えます。相手のことをまだよく知らず、相手の真意を知ることが難しい初デートの段階では、そう思われてしまっても仕方がないでしょう。
断りたい
初デートで1日中一緒にいただけで、相手の気に入らない部分が見えてしまうという場合があります。そうなると、「この相手とは付き合いたくないな」と思いながらも、仕方なくデートをしているという状態です。
しかしどうしても恋人を作りたい人や、チャンスを逃したくないと焦っている人は、空気を読まずに告白してきます。しかし、告白された側は相手に好意を全く持っておらず冷え切っているため、「断りたい」と思ってしまいます。
初デートで告白するタイミング
初デートで告白するならタイミングが重要です。どんな時に告白するといいのか、ベストなタイミングをご紹介します。
手を繋いだ時
初デート中に手を繋ぐところまでいけたなら、きっととても良いムードになっていることでしょう。手を繋ごうと誘った時に相手が嫌がっていなければ、少なくとも好意があるはずです。手を繋いでいても相手が嫌そうにしていなければ、その流れで告白してみましょう。
レストランで食事している時
レストランで食事をしている時は、2人とも落ち着いているでしょう。お洒落なレストランであればムードもいいですし、綺麗な夜景が見えるところなら100点満点です。いかにも恋人同士で語らうのによさそうな場所で、食事中というタイミングであれば、告白をするのにこれ以上いい場所はありません。
レストランで食事中とはいっても、賑やかすぎるお店や、昼間の明るい時間帯だとムードが半減します。お店の雰囲気や時間帯に気を付けましょう。
クリスマスなどのイベントの日
もし、初デートの時期にクリスマスなどのイベントがあるのであれば、イベント当日に初デートをしましょう。クリスマスであれば街のイルミネーションが綺麗ですし、デートスポットを選びやすいというメリットもあります。恋人たちがこぞって街に繰り出す日ですから、街はラブラブな恋人たちであふれています。恋愛ムード満点の日に告白をすれば、相手も思わずOKしてしまうかもしれません。
クリスマスなどのイベントが特にない場合は、相手の誕生日でもいいでしょう。誕生日当日は、相手に友達との誕生日パーティーなどの予定があるかもしれないので、誕生日当日はあえて避けて初デートに誘い、プチギフトを送ると好感度がアップするかもしれません。好感度が上がっている状態で告白をすれば、OKしてもらえる確率が上がるでしょう。
帰り際にサラッと
初デートの全ての予定が終わり、デートの別れ際に言うのもOKです。
たとえば相手を最寄り駅まで送る時などに、「あなたのことが好きだから、次もまたデートをしたい」というように自然な感じで伝えてみましょう。力の入った告白もいいですが、サラリと言われた方が受け入れやすい人もいます。
初デートで告白を成功させるポイント
初デートで告白を成功させるためには、どんなことを意識すればいいのでしょうか?高確率で成功させるためのポイントをご紹介します。
遠回しな言い方をしない
初デートで告白をする際は、遠回しな言い方をするのはやめましょう。
たとえば「次もまたデートしたいね」というのは、少なからず好意があるのは伝わりますが、愛の告白というには少々遠回りすぎます。「あなたのことをもっと知りたい」というのも、思わせぶりな言い回しではありますが、相手に気持ちが伝わるかどうかと言われると微妙です。
初デートで思いきって告白をしても、相手がそれを愛の告白だと認識してくれなくては意味がありません。告白の内容はできるだけストレートにしましょう。
脈ありだと確信してから
初デートで告白をするのであれば、脈ありかどうかをしっかり確認することが重要です。何度もデートをしている相手であれば、それなりに仲が良くなっている頃ですから、脈ありだと判断してもいいでしょう。しかし初デートの時点では、脈ありかどうかは正確に判断できない場合があります。
元々仲が良く、初デート前から何となく脈ありだと感づいていたのであれば、初デートで告白しても成功する確率は高いでしょう。しかしほぼ初対面の相手だった場合は、かなり慎重に見極める必要があります。
将来のビジョンを一緒に伝える
初デートでいきなり告白された相手は、もしかしたら戸惑ってしまうかもしれません。気軽にOKを出してしまってもいいのだろうかと不安になっているのです。
相手が悩んでいる様子ならば、今後のことを一緒に話しましょう。「結婚を前提に考えている」「お互いのことはこれから知っていけばいい」「次もまたデートをしたい」など、具体的に将来のビジョンを話せば、不安がやわらぐはずです。
相手の呼び名を変えて親密に
前からの知り合いでも初対面に近い関係でも有効なのが、相手の呼び方を変えてみるという方法です。今までは名字で呼んでいたのを、初デートを機に下の名前にしてみると相手はドキッとするはずです。
しかし、相手との距離感をしっかりと感じ取っておきましょう。いきなり呼び捨てをされるのは逆効果な場合がありますから、さん付けにするのがベストです。
もしすでに友達の関係にあり、下の名前で呼び合っている仲だった場合は、呼びやすいニックネームで呼ぶようにしましょう。そうすると初デートでも2人の仲が一気に縮まった感じがして、告白の成功率が上がるでしょう。
外見に気をつける
人と初めて会った時の第一印象はとても重要です。人は相手の見た目でその人の中身を判断する傾向があります。「人は見た目じゃない」とよく言いますが、ある程度は見た目通りだというのが現実なのです。
たとえば不潔な感じの人は、だらしない生活をしていることがすぐに分かります。太り過ぎの人は、節制ができない性格なのだと推測できます。髪がボサボサだったりムダ毛が目立つ人は、身だしなみをととのえる気がないのだと判断されます。顔立ちだけでは人の中身は分かりませんが、それ以外のところからは性格を読み取ることができるのです。
第一印象が悪ければ、好感度が低いまま初デートをすることになり、告白をしても成功率がとても低くなってしまいます。初デートの日は、特に外見に気を付けるようにしましょう。
LINEなどをこまめに送る
LINEのメッセージやメールを、初デート前にこまめに送るようにしましょう。初デートが決まったからといって、当日急に顔を合わせるだけではお互いのことをほとんど知らないため、そんな状態で告白までいくのは急すぎます。
しかし初デート前にある程度仲良くなっておけば、初デートなのに初デートではないような気持ちになります。毎日何かしらの意思の疎通を行っていたので、初めて会ったような気がしないのです。心の距離が近づいている状態で告白をすれば、それがたとえ初デートであっても、成功する確率が高くなります。
初デートで告白された時の断り方
初デートで告白されて嬉しい場合もあれば、いきなりは困るという場合もあります。初デートで告白された時に、うまく断るにはどうすればいいのか解説します。
「両想いになってから」と伝える
まだ相手のことを好きになっていない場合は、「あなたのことが好きではないから」とストレートに言ってしまうと、相手を傷つけてしまいます。少し言い方を変えて、「両思いになってから」と伝えましょう。自分がまだ好意を抱いていないということをさりげなく伝えつつ、やんわりと断ることができます。
何度かデートしてから返事をする
相手のことは嫌いではないけれど、かといってまだ好きでもない状態の時は、何度かデートを重ねてから返事をするのがベストです。初デートの時は、ほとんどの人がこのような状態でしょう。
「まだあなたのことをよく知らないから、またデートしてください。その後に返事をします」と言えば、次に繋げることもできますし、相手も引き下がってくれるでしょう。
相手を傷つけない言葉ではっきりと断る
初デートで告白してきた相手と、絶対に付き合う気がないという場合であれば、はっきりと断りましょう。しかし、「あなたのことが好きではない」「あなたのここが気に入らない」というような言い方をすると、相手を傷つけてしまいます。断る時は、「気持ちは嬉しいんだけど…」というような前置きをし、できるだけ相手を傷つけないような言葉を選んで断るようにしましょう。
相手に期待を持たせないようにしないといけないので、「お付き合いはできません」という気持ちはきっちりと伝えるべきです。
初デートで告白してみよう!
初デートは告白の大チャンスです。絶対に2回目のデートができるのであればいいのですが、なかなかそうもいかないのが現実ですから、やっと初デートすることができたのであれば、その機会をのがす手はありません。
初デートで告白して、成功するか失敗するかは運もあります。しかし、ムード作りをしっかりしたりタイミングを見計らったりすれば、成功する確率を上げることは可能です。勇気を出して初デートで告白してみましょう。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物