フリージアについてや花言葉を大特集!
白色や黄色など色の種類が多く、良い香りがするフリージア。鮮やかな色で存在感があるフリージアは、一輪挿しにしてお部屋に飾っても素敵で明るさをプラスしてくれます。花の形は可愛らしく、花言葉も素敵なものが多いんですよ。
今回は、そんなフリージアの特徴や花言葉などについてまとめました。
フリージアについて
原産地とは
原産地とされる南アフリカのケープ地方では、10種類もしくは16種類程度のフリージアが分布しています。
ですが、オランダなどで品種改良が進められた結果、現在150種以上もの品種があるんですよ。
南アフリカで18世紀ごろに発見されたフリージアは、明治時代に日本にも輸入されるようになり、昭和時代になってから力を入れて栽培されるようになりました。
開花時期とは
フリージアはもともと温かな地域の花であり、開花時期は雪解けが進む2・3月頃から4・5月頃です。半耐寒性球根で寒さに対する耐久はやや低めのため、花を咲かせるまで注意が必要なんですよ。
フリージアを誕生花とする誕生日とは
フリージアを誕生花とする誕生日は複数あります。1月10日・1月24日・2月11日・8月20日・12月17日の5つです。
また、色別にも決まっていて、白色のフリージアを誕生花とする誕生日は2月2日・3月13日、赤色のフリージアは2月22日、紫色のフリージアは2月13日とされています。
基本的な育て方とは
まず10月から11月頃に球根を植え、日当たりが良い場所で育てるのが基本です。日光が少ない場所で育ててしまうと色が悪くなることも。
水と肥料を適度に与えながら育てつつも、冬場は寒いため霜などがついて弱ってしまわないように注意してあげましょう。
また、葉に斑紋が現れてしまい茎や葉の元気がなくなってしまう菌核病にならないよう、風通しがいい場所で育ててあげることも重要です。
フリージアの名前の由来
和名の由来とは
フリージアには3つの和名があります。フリージアは比較的香りが強く、甘い香りがすることから「香雪蘭」とつけられたと言われているんですよ。
「浅黄水仙」は黄色のフリージアが水仙に似ているように見えたことが由来で、「菖蒲水仙」は菖蒲にフリージアの花が似ていることが由来です。
英名の由来とは
英名の由来は、人物の名前から来ていると言われています。
フリージアを南アフリカで初めて発見したのは、デンマークの植物学者であるクリスチャン・フリードリッヒ・エクロンという人物です。発見したのはエクロンでしたが彼は自分の名前をつけるのではなく、友人であったドイツ人医師のフレーゼの名をつけたことが由来です。
フリージアの特徴
どんな花の形なのか
フリージアの花びらは丸みを帯びていて、可愛らしい形をしています。
花形には一重咲きと八重咲き、半八重咲きの3種類があり、一重咲きのフリージアにはサンドラやストライプパールなどがあります。
八重咲きや半八重咲きのフリージアには、ダイアモンドスターやオレンジーナといったものがあるんですよ。
どんな香りなのか
フリージアの香りはとても強く一般的には甘い香りがするといわれていますが、実は花の色によって香りにも違いがみられ、香りの種類は花形と同様に3種類あります。
1つ目はグリーンの香りです。グリーンの香りは3種類の中でもあまり香りが強くなく、紫色のブルーシーなどピンク色や紫色のものが多いことが特徴です。
2つ目はスパイシーな香りで、ペッパーなど香辛料のような香りがするものもあり、白色のフリージアがこの香りを放つことが多いんですよ。
そして3つ目は、フルーティーな香り。甘い香りを放ち、ラインベルトやアラジンといった黄色のものが多いとされています。
色はどんなものがあるのか
フリージアはとても色の種類が多い植物で、近年は品種改良によって新たな色も誕生しています。
もともと存在していたのは白色と黄色のフリージアで、国内や国内外で品種改良が進んだことによって赤色やオレンジ、ピンクや紫色などのフリージアが誕生したと言われているんですよ。
フリージアの花言葉
フリージア全般の花言葉とは
フリージア全般の花言葉は意外と多く、どれもポジティブな意味のものばかりなんですよ。
フリージアの英名の由来でもあるエクロンが友人のドイツ人医師の名前をつけたということから、「友情」「感謝」「親愛の情」といった花言葉がつけられています。
また、フリージアには「純潔・純白」や「期待」といった花言葉もあるんですよ。
怖い花言葉はあるのか
クロユリの「復讐」、マリーゴールドの「絶望」など、花によっては怖い花言葉をもつものもあります。しかし、フリージアにそのような怖い意味の花言葉がないんですよ。
フリージアの色別の花言葉
白色の花言葉は「あどけなさ」
フリージアには色別の花言葉もあり、白色のフリージアの花言葉は「あどけなさ」です。
何色にも染まっておらず、可愛らしい白色のフリージアにぴったりな花言葉ですね。
黄色の花言葉は「無邪気」
黄色のフリージアの花言葉は「無邪気」で、ぱっと明るくビタミンカラーの花に合っていますね。ネガティブな意味の花言葉ではないうえに、黄色のフリージアは香りも良いのでプレゼントなどにも適しています。
紫色の花言葉は「憧れ」
紫色は「憧れ」です。「憧れ」の花言葉をもつ紫色のフリージアは、白色や黄色よりも香りが控えめのため強い香りが苦手という方にも贈りやすいんですよ。
花言葉の通り、自分が憧れている人などにプレゼントを贈りたいときに添えるのにもおすすめの花です。
淡紫色の花言葉は「感受性」
フリージアは紫色と淡紫色では花言葉が異なるのが特徴です。
淡紫色のフリージアの花言葉は「感受性」で、紫色の花言葉とは全く意味が異なる花言葉をもっていてきれいでやわらかな印象の花ですね。
赤色の花言葉は「純潔」
赤色のフリージアには「純潔」という花言葉がつけられていて、一説では「赤色の花は派手なイメージがあるものの、赤色のフリージアは落ち着きがある赤色のためつけられた」とも言われています。存在感がある赤色のフリージアは、ブーケなどのアクセントにもぴったりですよ。
ピンク・オレンジの花言葉はなし
さまざまな色の種類があるフリージアですが、可愛らしいピンクやぱっと品種改良により誕生したオレンジのフリージアもあります。
ピンクやオレンジのフリージアにも花言葉があるのかというと、実は花言葉はつけられていないんですよ。
西洋でのフリージアの花言葉
西洋での花言葉は3つ
西洋では、日本とは一部異なる花言葉がつけられています。1つ目は「友情(friendship)」、2つ目は「信頼(trust)」、3つ目は「純潔(innocence)」と3つの花言葉がつけられているんですよ。
「友情(friendship)」や「信頼(trust)」は、フリージアの英名がつけられたエピソードに関連しているのではないかと言われています。
フリージアの花言葉まとめ
フリージアについてや花言葉をご紹介しましたが、いかがでしたか?
フリージアは香りの良さやビジュアルから、インテリアに取り入れるのにもぴったりな花です。また、ネガティブな意味の花言葉を持たない花のため、プレゼントなどにも適していますよ。
気になった方は、是非フリージアをお部屋に飾ったりプレゼントしたりしてみてくださいね。
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