1DKは、ふたり暮らしには狭いですか? 1DKと1LDKの違いを教えてください
インテリアや部屋探しのお悩みに、引越し大好きなgoodroomスタッフが答えます。
今週は、意外と知らない不動産用語。
1DKと1LDKってどんな風に違うのか、実際のインテリア実例を見ながら解説します。
text : Miha Tamura from goodroom journal(2015年11月初出 / 2019年2月26日再掲載)
Q. 1DKは、ふたり暮らしには狭いでしょうか?
今度、同棲をスタートするのですが、ふたり暮らしの間取りで迷っています。
1DKは、やっぱりふたり暮らしには狭いでしょうか? 1DKと1LDKの違いを教えてください。
A. ダイニングテーブル、ソファをどちらも置きたいなら「1LDK」、どちらかひとつでよいなら「1DK」。ただし、1DKはひとり暮らし向けの間取りが多いです
1DK=4.5畳以上のダイニングキッチンひとつ
「1DK」はベッドルームひとつと、「4.5畳以上」のダイニングキッチンがひとつ。
ダイニングテーブルをひとつ置くのにちょうど良いサイズです。
ベッドとダイニングテーブルひとつを置いたスタイル(このお部屋はこちら)
ダイニングテーブルを置かずに、ソファ&ローテーブルにするスタイル。(このお部屋はこちら)
1DKはベッドルームや収納のサイズに注意
1DKのお部屋は、広さ30㎡〜35㎡ぐらい、最近だとふたり暮らしというよりはゆったりめのひとり暮らし向けで考えられていることが多いです。
そうすると、ベッドルームに入るのはシングルベッドひとつだけ、ということも。また、収納の量もひとり分しかないこともあります。
ふたり暮らしとしては、少しコンパクトな間取りになるので、ふたりが置きたい家具や、荷物の量を吟味して決めた方が良いですね。
1LDK=8畳以上のリビング・ダイニング・キッチンひとつ
「1LDK」はベッドルームひとつと、「8畳以上」のリビング・ダイニング・キッチンがひとつ。
こちらは、ダイニングテーブル、ソファ、両方を置ける広さです。
窓に対して「縦長」LDKの家具配置例(このお部屋はこちら)
窓に対して「横長」リビングの家具配置例(このお部屋はこちら)
ふたりにとって適度な距離感を考えて選びましょう
ひとりはソファで寛いで、ひとりはダイニングテーブルでちょっと仕事。
なんて、同じ部屋にいても適度な距離感ができる「1LDK」がふたり暮らしにはやはりオススメ。
いつも隣同士、一緒にいてもちっとも気にならないなら、1DKでもOK。
その場合は、ダイニングとしても、リラックススペースとしても使える家具をうまく選びたいですね。
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