リビングや勉強部屋、水回りなどは小物がひしめく空間です。皆さんは、そんな小物の収納にお困りだったり、あまり満足出来ていなかったりはしませんか?
各部屋の個性はきちんと残しながらも、収納にどこか一貫性があると、見た目にもエレガントな印象を持つことができます。
ここでは、機能美を兼ね備えたファイルボックスに焦点を当てて、夢のような空間を作り出すためのお手伝いをしていきたいと思います!
ファイルボックスには、どんな種類があるの?
形は大きく3パターン!用途によって使い分けよう
メーカーによって多種多様な商品展開がされていますが、こちらは最も「スタンダード」なタイプ。
その名の通り、ファイルなどの書類をはじめ、あらゆる物の収納や整理整頓に便利な一品です。
最大の特徴は、中身の見えない収納ができること。外観をより無機質に、すっきりさせたい場合にはこちらをチョイスしましょう!
外からは中の様子が見えにくいので、細々とした物をしまい込むのにも重宝します。
こちらは、「片流れ」タイプと呼ばれているもの。
基本的に、ファイルボックス収納は「見せる」か「見せない」かを選ぶことも大きなポイントとなります。
片流れのファイルボックスは、「見せる」ことで空間を彩るような使い方が望ましいでしょう。
また、スタンダードとは違って常時目視できることから、こちらを本来の書類入れにすることにも適しています。
もう1つは「手持ち付き」タイプ。
ファイルボックスにやや重い物を入れていると、ボックスごと移動させる際にバランスが不安定になりがちです。
そんな時のために、しっかりと内側の取っ手が持てるように工夫がなされています。
こちらのファイルボックスは棚にそのまま入れ込む他、床に直接並べ置く収納術としても効果を発揮します。
サイズ・素材・カラーもイロイロ選べる!
半透明タイプは、中身が多少透けて見える仕様になっています。
スタンダードな形状でありながら、中の様子が把握しやすいため、詰め替え用品などの収納にも役立ちそうです。
ボール紙製のボックスなどもあります。
こちらは少し背の低い作りとなっているため、小物を中心とした雑多な物をたくさん詰め込みたいですね。
小物類の収納に、ファイルボックスがこんなにも使える!
戸棚の整頓術とは「切っても切れない」関係!
中の物は種類が全然違っていたとしても、見た目には統一感が漂っています。
ゴチャっと広がりやすい小物をひとまとまりに、縦に縦に重ねるのもOK。
全く同じサイズのファイルボックスを横並びにすれば、非常にシンプル。
外観の規律性はいっそう高まります。
特に扉のないオープン棚だと、周辺部分が明るく感じられますね。
リビングでも大活躍!
スケジュールボードの下に据え置いても、インテリアの風合いを崩しません。
アドレス帳や連絡帳、リビングでくつろぐための冊子などをまとめておくのにも役立ちます。
テレビ台の周辺も、物が溢れやすいポイントの1つです。
リモコンをはじめ電池や部品といった小物類、DVDディスクや取扱説明書などなど。
あちこちに物が散らかってしまわないように、ボックスのサイズに注意しながら収納してしまいましょう。
家族が集まって笑い合ったり、テレビを見たりするこの場所にはいつも開放感があるようにしたいですね。
勉強部屋や書斎での用途は様々!
ファイルボックスを縦方向にすれば、小さな本棚に見立てた使い方もできます。
プラスチックの中枠を入れることでさらなる分類が可能となり、課題忘れの防止やプリントの整理などにも便利です。
反復学習などのために手に取る頻度の高いルーズリーフ、ノート、教科書をまとめておきたい場合に、ファイルボックスを活用しましょう。
小枠にペンや消しゴム、物差し、計算機まで入れて置いておけば、学習用具の主役達がこれ1つに揃うことにもなります。
こちらは、ファイルボックスで仕切ることで、個人のスペースを作り出しています。
給食着や体操着の収納などに利用できそうです。
こちらは、パソコン周りの配線やモデムを1つのファイルボックスに収納している場面です。
絡まりやすい配線事情の解消になり、周辺機器も一緒に収まっているため、すっきりとした気持ちで机に向かうことができます。
コンロ下・引き出しなど、キッチンの収納にもお役立ち!
水筒や紙皿・紙コップ、キッチンシートなどを縦置きしたり寝かせてみたりと、入れ方は色々です。
ファイルボックスを並列させた状態でキッチン棚にしまうのもいいですね。
レシピや宅配のメニューも、取り出しが自由自在に。
ファイリングやラベリングも活用して、いっそう物が取り出しやすくなる工夫がなされています。
アイデア1つで収納術が光ることも、ファイルボックス活用の醍醐味でしょうか。
キッチン雑貨や小物が詰め込まれていますが、ジャンル別にしっかりとまとまっている印象です。
ストローやお箸、ジップロックなど個数がたくさんある物でも、上から見てすぐに識別できると助かりますね。
調味料のボトルや調理油も、お手軽に分類することができます。
カテゴリー別にする他は、ピッタリなサイズごとに振り分けてもよさそう。
引き出しを開ければ、滑るように1本を取り出せるため、料理に集中することができます。
置き場所に困るオーブンレンジの付属品も、スペースを奪うことなくしっかりと収まります。
存在感をもっとなくしたければ、比較的高さのあるシンク下などにこの状態で常備しておくのもいいですね。
ファイルボックスは、インテリアとして見せたり飾ったりすることにも用途があります。
卓上調味料のラックとして使えば、飾りがなくても機能美を強調することができます。
シンプルがゆえに手入れがカンタンなことも、嬉しいポイントです。
水まわりもアイデア1つで簡単マジック!
トイレの吊り棚にもファイルボックスを差し入れ、小物を収納しています。
物が中に隠れていることで、片付けや手入れが行き届いているように見えますね。
ランドリーでもファイルボックスをひと足ししてみましょう。
こちらはハンガー入れとしての使用例ですが、同じ向きに揃えておくことでハンガー同士が絡まるのを防ぐことができます。
手が届きにくい場所の収納も、ボックスごとに物を上げ下げできるため重宝します。
普段あまり使わないようなお風呂グッズや洗面道具をそっと忍ばせておきましょう。
ご覧の通り、トイレットペーパーがキッチリと収まっています。
ゲストの目に入れたくない備品などの管理にも、隠し技を得意とするファイルボックスが使えます。
ぺーパー類は個数が多いため、収納場所に全部おさまり切らないことが考えられます。
ここでも規則性の高いファイルボックスの出番。
余りが出たら予備スペースとして、いったんファイルボックスに収納しておきましょう。
同じ要領で、ティッシュペーパーも気持ちよく並べることができます。
保存方式としてはこちらのコーナーだけではなく、倉庫から必要分を持ってきて収納することもおすすめです。
洗面台の下も、収納術によって見た目が劇的に変化する場所です。
こちらはファイルボックスを寝かせた状態で重ね合わせ、上下の空間を3区分させていることが分かります。
小物の取り出しがさらに便利になるように、トレーもいくつか使っていることがポイントです。
固形の洗浄剤や水切りネットなどの小物も、インテリアを保持しながら上手くまとめることができます。
脱衣所では、衣類の一時収納場所があると便利。
ここでポイッと、靴下などをファイルボックスに放り込むだけでも、室内の散らかり防止になります。
脱衣場や洗面所用キャビネットの引き出し内にも、小物がズラリ。
髭剃り、美容グッズ、コンパクトミラー、ポーチなどなど。
仕切りを多く設けることで、物が多くても雑多な印象はなくなります。
液体洗剤や柔軟剤、スプレーボトルの収納にも対応可。
液体洗浄剤が一括りにまとまり、目で識別してから手に取るまで時間をほとんど取りません。
その他のファイルボックス活用例
お掃除ロボが少し顔を出す程度に、きっちりと収まっています。
廊下の片隅が収納場所となっているため、スペースの節約になり、出し入れにも手間取ることがありません。
買ってきた服を入れておくなどの、衣類の整理術としても効果を発揮します。
クローゼットの底部分に並び立てて、Tシャツなどの保管場としてもおしゃれに見えますね。
書類の整理は、ファイルボックスの本分とも言えます。
プリントが多い場合はひとまずファイリングしてから、ファイルの束をボックス内に収納するのが一般的です。
しかし、ご覧の画像はファイルポケットに冊子を入れ、ラベルを貼ることで分類しています。
こちらは、ペーパーホルダーを使用したパターンです。
取扱説明書や保証書が個別のホルダー内に収まり、分かりやすい表記がなされています。
デッドスペースを活用した「すき間収納」が注目を集めていますが、ファイルボックスを使えば安価ですみます。
長さのあるフローリングワイパーや、ダスキンモップなどを立てかけるのに便利。
周辺家具とも同調しやすいところが嬉しいポイントですね。
こちらは、ファイルボックスにスタンドタイプの仕切りが見られます。
もともと3等分されているため、小物の収納にはピッタリですね。
部屋の角などの空きスペースを利用して、ファイルボックスを設置する方法もあります。
また、画像のようにハンギングホルダーを使って、ビニール袋を畳み掛ければ、1枚1枚をストレスなく取り出せます。
補充するのも、上から引っかけるだけなので楽ちんです。
椅子の下をファイルボックスの指定席にしてしまえば、スペースをシェアしたことになります。
日々の新聞や雑誌を収納して、家族共有の本箱とするのもいいかもしれません。
この収納術には活用事例がいくつもありますが、ペンポケットがあればさらに用途が広がります。
ポケットをファイルボックスの縁に引っかけたり、中に入れて区画スペースを作ったり。
色々なアレンジ方法を楽しみたいですね。
ワイドタイプのファイルボックスを使って、小物以外の収納にもチャレンジしてみましょう。
何もしないで放置するよりも、箱入れすることで保存状態が良くなり、見た目も美しく感じられます。
おわりに
ファイルボックスは書類整理のためのツールにとどまらず、至る所に活躍の場を持っていることをお伝えしてきました。
実用的な収納に効果を発揮しながら、インテリアとしての立場も踏まえているため、どちらの点も譲れない方におすすめです。
そして実際にファイルボックスを使う場合は、色や素材や形やサイズに注意し、それらが部屋や家具にピッタリ馴染む物を選ぶようにしましょう。
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