ビーチに流れ着いた流木は、長い間漂流している中で漂白されたり磨かれたりした美しい佇まいが魅力的です。
また、環境にもやさしいエコロジーの視点からも注目を集めています。
流木を使ったテーブルやスツール、コートラックなどのデザイン家具もありますが、今回は自分で簡単に作ることができるアイデアを中心に、流木を取り入れたインテリアをご紹介していきます。
ひと手間かけて流木をインテリアアイテムに
そのままの姿を愛でる
まずはじめにご紹介したいのは、流木をそのままディスプレイするというアイデアです。
太さのある数本の流木を、無造作に立てただけでナチュラルなイメージが増幅されます。
ペーパーバッグ風の布袋には、デニムで作られたアジサイのドライフラワーも添えてアクセントに。
小さな流木チップに転写シールを
小さな流木チップに、ラスティックなホワイトをペイントし、転写シールをプラスしたDIYアイデアです。
英文デザインの転写シールを選ぶことで、男前インテリアにもなじむディスプレイアイテムの完成です。
いくつかをまとめてガラスのビンに入れ、ワックスペーパーと麻ひもでフタを作っているところもポイントです。
3本の流木を結んで
同じくらいの太さと長さの流木を3本使って、ティーピーテントのように組み合わせたアイデアです。
エアプランツや水草との組み合わせが、ナチュラルムードのディスプレイコーナーをスタイリッシュに構成しています。
紐で結んで流木アート
ビーチスタイルのインテリアや西海岸スタイルのインテリアにおすすめしたい流木アートが、こちら。
短い流木をたくさん集めて、ひもで結んでいきます。
長さやボリュームはお好みですが、天井から床まで長くするとよりスタイリッシュな雰囲気になります。
流木フラワーアートを玄関に
存在感のあるどっしりとした流木と、フェイクグリーンを組み合わせた流木アートです。
木枠トレイとウッドチップを使ってスタンド式に仕上げています。
麻ひもを結んだり、動きのあるフェイクグリーンを動きを出しながら飾ることで生き生きとした表情が生まれています。
白い玄関スペースに、癒しと明るさをプラスするためにもぴったりです。
トレンドのウォールマクラメも
近年トレンド入りしたマクラメのウォールハンガーに、流木を使うアイデアも人気があります。
特に、染色していない生成りのロープで作ったマクラメと流木の組み合わせは、BOHOスタイルのインテリアにもよくなじみます。
流木を使った収納アイデア
軽さを活かして吊り下げる
流木は普通の木や枝に比べると軽いという特徴があります。
その軽さを活かして、天井から吊り下げることで、流木をハンガーラックのように使ってみませんか。
エアプランツやプランツハンガーなどを引っ掛けて、ディスプレイスペースとして使ってもいいでしょう。
流木をアクセサリー収納に
アクセサリーのディスプレイ収納に流木を使うアイデアもおすすめです。
流木の側面にねじや釘を打つことで、引っ掛け収納ができるようになります。
ナチュラルな流木の形を活かして、バングルを通しているところがポイントです。
ロープラダーを流木で
流木とロープを使ったロープラダーも、おしゃれなディスプレイ収納として人気があります。
上述のように、流木は軽いので天井から吊るしても負担があまりありません。
カゴバスケットを引っ掛け収納したり、フェイクグリーンを絡めたりすることでナチュラルなカントリースタイルのコーナーを作ることができます。
立てかけ式ラダーも流木で
天井から吊り下げるロープラダーだけでなく、立てかけるスタイルのラダーも流木で作ることができます。
ステップの部分が流木なので、強度の問題からも実際に上ったりすることはできませんが、軽いモノなら乗せることは可能です。
置いておくだけでも、インテリアのおしゃれなアクセントになってくれるのではないでしょうか。
ほかにもこんなアイデアが！
多肉植物のプランター
海水や潮風にさらされてきた流木は、西海岸インテリアとも相性がいいということはすでに述べたとおりです。
多肉植物ともよくなじむので、大きく太い流木の中心部を削って、寄せ植えのプランターとして使う方法もおすすめです。
美しくエココロジカルな流木をインテリアに
ナチュラルな風合いが魅力的な流木を、インテリアに取り入れるアイデアをご紹介しました。
ナチュラルなインテリアはもちろん、西海岸スタイルや男前インテリア、BOHOなどさまざまなスタイルのインテリアとなじみます。
自然が生み出す美しいフォルムと、エコロジカルな視点からも、流木を積極的に使ってみませんか？
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