漆喰の壁に憧れて
漆喰を使った壁ってどことなくおしゃれだなって思っている方も多いのではないでしょうか?
おしゃれなカフェやレストランに行くと、漆喰の壁を見かけることがあります。
同じ白い壁でも漆喰にするとどことなく温かみが出て、アットフォームな雰囲気になります。今回は、そんな漆喰の壁をDIYする方法についてご紹介します。
漆喰の壁にするメリットとは?
漆喰とは石灰です。石灰石を焼き、それに水を加えて作った材料です。
珪藻土と漆喰の違いが分からず悩んでしまう人が多いのですが、珪藻土は植物プランクトンが化石化したものに固形材を混ぜて作られたものです。
どちらも効果はほとんど同じなのですが、漆喰の方が珪藻土に比べてリーズナブルです。
日本で昔から利用されおり、石灰の殺菌作用を使用して、防カビ効果などが期待されてきました。
今では木造住宅などで壁(室内)に用いられることが多いようです。
漆喰の壁の良さとは?
漆喰の良さとは、どのインテリアにも溶け込んでくれるので相性が良いんです。
こちらのナチュラルインテリアにも、壁の質感がよく馴染んでいます。
また漆喰の良さは、その塗り方によって壁の表情が大きく変わることです。
先ほどの壁に比べ、こちらの写真の壁はどちらかというとゴツゴツ感がしっかりと出ています。
人の手で作られた独特の温かみを壁全体で感じることができます。
このように、どの場所にでも相性が良いんです。
その人の個性によって、色々な表情を引き出すことができるのが漆喰の良さです。
リビングだけでなく、玄関や廊下など色々な場所に漆喰を塗ることができます。
まっさらで無機質な白い壁よりも、温かいイメージの部屋にすることができます。
具体的にどんなインテリアにあうの?
木造の家を漆喰壁にリニューアル!
古民家は多くの場合、砂壁か土壁です。
そんな家をリフォームして明るくしたい場合、漆喰の壁にDIYするのをおすすめします。
白い漆喰の壁は、木造の家を一気におしゃれに引き立ててくれますよ。
ふすまがあるこちらのお宅にも漆喰の壁が上手にマッチして、おしゃれでレトロな雰囲気を作り出しています。
グリーンとの相性もバッチリです♪
漆喰の壁で外国風のインテリアに…
最近は、海外風のインテリアに憧れる人も多いですよね。
そんなインテリアにも漆喰の壁は役に立ちます。
こちらのように壁を木材の部分と漆喰の部分に分け、木材の部分に淡い色のペンキを塗ることによっておしゃれな空間が出来上がりますよ。
白い漆喰の壁に合わせてドアやクッションを鮮やかな色にすると、海外風インテリアにすることもできます。
漆喰の凹凸感が、海外の雰囲気をより一層演出してくれますね。
トイレや洗面所に漆喰の壁を…
洗面所やトイレってちょっと暗くなりがちですよね。
でも毎日活用する場所なので、できれば明るい場所にしたいと思う人も多いのではないでしょうか?
そんな時はこの写真のように、トイレの壁に漆喰を塗るだけでも一気に雰囲気が変わります。
小窓からの少ない光を白い壁が反射してくれるので、明るさが広がります。
漆喰の壁にリノベーションするだけでも、明るく温かい場所になります。
この洗面所にも漆喰が利用されていますが、青緑の壁との相性も良くモダンで明るい雰囲気の洗面所になっています。
トイレの空間が窮屈に感じてしまうという方も、白い漆喰の壁にすることによって実際より広く感じることができます。
凹凸感があるので、シンプルすぎないのも嬉しいポイントです。
漆喰のDIYって難しいの?
せっかくなので自分でも漆喰DIYしてみたいけど、なんだか難しそうって思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな方に、今から漆喰DIYをするためのコツをご紹介いたします。
1 ホームセンターやネットで漆喰を買う
漆喰の材料はホームセンターなどで購入することができます。
簡単に塗ることができるものもありますが、そのような材料には他に何かの材料が混ざっていることもあります。
不安な人はホームセンターの人に確認してみましょう。
この写真のように、今は初心者でも簡単に塗ることができる漆喰も存在します。
初心者は簡単に塗ることができる素材から試してみると良いでしょう。
どの材料を購入するかは、その人次第です。100%自然のものを購入する場合は、ネットで探すこともできます。
2 道具を揃える
材料と一緒に道具も揃えましょう。
コテと、コテ板、漆喰を混ぜたりコテ板に移したりするためのひしゃく、大きなバケツ(コテやコテ板をすぐに洗ったりするためのもの)、マスキングテープ、養生テープ、マスカー、ブルーシートです。
かくはん機もあると、材料を混ぜるのに便利です。
3 養生をする
マスキングテープや養生テープ、マスカーを使って養生をします。
窓枠や、ドアのスイッチなどをしっかりと養生しましょう。養生がきちんとできるかできないかによって仕上がりが大きく変わってきます。
4 漆喰を塗る
いよいよ漆喰を塗っていきます。まずは下地を塗り,それから漆喰を塗っていきます。
下地を塗ることによって、仕上がりが全く違ってきますので、面倒臭がらずに塗りましょう。
その後,漆喰を塗っていきます。塗る前に霧吹きなどで、湿らせその後漆喰を塗りつけます。
1度目からあまりたっぷりと塗らず、薄く塗っていきます。乾いたら2度塗りして、完成です。
壁に塗ることができない場合はどうしたらいいの?
賃貸などで漆喰を直接塗ることができない場合でも諦めないで!
板を壁の大きさにカットし、そこに漆喰を塗るという方法もあります。
このキッチンの壁の一部にも漆喰が使われていますが、これはサイズを合わせた板に漆喰を塗り、隙間を板で埋めるという、工夫を凝らして作られたものなんです。
板に塗りつけているとは分からないほど見事に作られています。
漆喰で楽しくDIY!
このように漆喰は、どのインテリアにもうまく合わせることができます。
今のインテリアで十分な人も、壁に漆喰を塗るだけで一気にグレードアップしてくれますよ。
思い切ってDIYしてみる?
漆喰はどんなインテリアにも合わせやすいという特徴があります。自然の素材を生かしているので、温かさを感じることができるのも特徴の一つ。
ちょっとしたリフォームを考えている人は、壁を漆喰にするのもおすすめです♪ぜひ、参考にしてみてください。
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