片付けのコツって知ってますか?あの人のおうちは、いつも片付いているのに、わが家は気が付くと散らかっている…実はそれ片付けのコツがよく分かっていないせいかも知れません。
お部屋ごとに散らかりがちなアイテムをきちんと収納できれば、おうちは見違えるほど片付きます!今回は、お部屋をスッキリと片づけるコツを場所ごとにご紹介します。
リビングでの片付けのコツ
雑誌や本には定位置を
テーブルの上や棚の上などに雑誌や本が置きっぱなしになっていると、リビングはどうしても雑然として見られがち。とはいえ、読みたいときに手元にないのは嫌ですよね。
ウォールシェルフタイプのマガジンラックなら、手持ちの雑誌をディスプレイしながら、すっきりと整頓できますよ。
ダイニングのベンチの下にワイヤーバスケットを置き、そこに雑誌を入れています。
読みたいときにすぐに手に取ることができる上、インテリアの邪魔にもならない位置なので安心。
いっぱいになったら処分するなどのルールを決めておくと、バックナンバーが増えすぎることもありませんよ。
壁際に作ったディスプレイタイプのマガジンラックのほかに、ダイニングチェアの後ろにも雑誌用の収納ポケットがついています。
読みかけの本などを椅子の後ろに収納しておけば、テーブルの上はいつでもすっきりですね。
蔵書が多い人におすすめなのが、壁面収納を使った本や雑誌の収納方法。
オープン棚を使って収納することで、引き出しの中にしまい込んで読み返すことがない…なんて事態も防げますよ。
本が増えたら棚板を増やすこともできます。
低めのウォールシェルフにおうちの本を並べています。
ソファや椅子に座ったときに目線の高さに背表紙が来るので、目についたときにさっと取り出して読み返すことができます。
書類を整理するコツは仮置き場を作ること!
郵便物や学校からのプリントなど、気が付くとどんどん増えている書類。
まずは、ファイルボックスなどで一時置き場を作り、定期的に整理して隣のボックスへ。
置き場所を決めることで、リビングのあちこちに紙が散乱することもありません。
ラタン製のファイルボックスをソファの横に置き、書類の一時置き場として使っています。
テーブルに置くと散らかって見えがちな書類も、とりあえずかごの中に放り込めばスッキリとして見えます。
定期的な整理も忘れずに。
毎日のように学校から持ち帰ってくるプリント類。
キッチン横のクローゼットにファイルをクリップで吊るしています。
小分けにして入れておけば、提出書類を忘れたり、大事なプリントを紛失したりという失敗も防げます。
子供用のダイニングチェアに、無造作に引っ掛けられたトートバッグ。
ここにもなんと子供が貰って来たプリントが一時保管されています。
これなら子供が自分でしまうこともできるので、気が付けばテーブルの上がプリントだらけ…なんてこともありません。
一度ファイリングした書類も定期的に見直して、いらないものを断捨離すると書類が無限に増えていく心配もありません。
こちらのお宅では、処分予定の書類をワイヤーバスケットに一時保管。
時間を置いてもう一度確認すれば、うっかりまだ必要な書類を捨ててしまう心配もなし。
キッチンでの片付けのコツ
冷蔵庫はケースで仕分け
ニトリのカトレケースというアイテムを使って、冷蔵庫の中のものを仕分けしています。
取っ手付きのカトレケースは、真ん中の段で使われているスタンダードな形のほかに、下の段で使われているスリムタイプも。
ニーズに合わせて選ぶことができます。
ダイソーのスクエアボックスを並べて、冷蔵庫の中を整頓しています。
側面にラベリングをしておくと、どのケースに何を入れたのか一目で分かって便利ですね。
冷蔵庫には、少し余白を残しておくと、頂き物や作り置きなどを収納する時に慌てなくてすみますよ。
ブラックの収納ケースを使うと、冷蔵庫の中にもメリハリが効いておしゃれ。
メッシュタイプの収納ケースは、通気性もよく中に入れたものが効率よく冷えます。
インテリアに合わせて、チルドルームは木目調のリメイクシートで目隠しされているんですよ。
野菜室にも100均のプラスチックケースを入れて使いやすく。
中に可動式の仕切りが付いた収納ケースなら、大きさの異なる野菜をすっきりと整頓することができます。
冷凍庫の収納にプラスチック製のタッパーを使っています。
食材ごとにラベルを貼っておくと、タッパーを使いまわすことができて効率もいいんですよ。
冷凍庫から取り出してこのままレンジに入れられる手軽さも嬉しいですね。
洋服を片付けるコツ
クローゼットに掛ける服は種類ごとに分ける
クローゼットのハンガーラック。やみくもに服を引っ掛けるだけでは、見た目も良くないうえ、何がどこにあるのか分かりづらいですね。
マイルールを決めてハンガーに掛けていくと、クローゼットが使いやすくなりますよ。
枚数もハンガーの数だけというように定数管理がおすすめ。
トップスを左側、ボトムとアウターを右側というように洋服の種類で収納場所を分けています。
ハンガーポールに余裕を持たせているので、それだけでクローゼットがすっきりとして見えますね。
どの服にも定位置があるので使いやすそうです。
こちらのクローゼットは手持ちの服を色別に並べています。
色味を揃えて収納することで、見た目もスタイリッシュ。コーディネートもしやすくなります。
手前のハンガーポールにオンシーズンの服。奥にはオフシーズンの服というように使用頻度に合わせて収納の位置を変えています。
衣替えになったら手前と奥をチェンジするだけなので、手間いらずです。
たたみ方にも工夫を
引き出しに服を収納する時は、横に寝かせず立てるようにして収納すると、全体が見渡しやすいうえ、収納力もアップします。
枚数が少なくなだれが置きそうなときは、ブックエンドなどを使って、仕切りを設けるといいですよ。
シェルフを使った洋服収納は、まるでショップのような雰囲気。
オープン棚なら、畳んだ服を写真のように積み重ねても分かりやすいですよ。
ボトムなどしわになりそうなアイテムは、くるくる丸めて収納。
洋服を畳むのが苦手な人は、こんな風にコピー用紙や厚紙をガイドにして畳むと、同じ大きさですっきりとさせることができます。
収納スペースを無駄にしないので、いままでよりも省スペースで収納出来てしまうかも。
子供部屋を片付けるコツ
学習机は、収納スペースを確保して
ついつい散らかってしまう学習机。その理由は、デスク上に十分な収納がないせいかも知れません。
デスクシェルフがあるタイプの学習机なら、教科書や文房具をすっきりと整頓することができます。
ウォールナットカラーの学習机は、男前な雰囲気。こちらも机の上にデスクシェルフが付いていて、片付け上手になれそう。
足元にはチェストもあるので、学習用具をすっきりとお片付けできます。
兄弟の学習机は、ホワイトカラーですっきりと。成長したら切り離して個別に使える汎用性があります。
学習用品は、ファイルボックスで小分けにしておくと、必要なボックスだけを取り出して自分の近くに置いて勉強できますよ。
机の収納だけでは、足りないという人は、収納アイテムを増やすのもおすすめ。
IKEAのロースコグなら、キャスター付きで移動もらくちんです。
勉強の時は、傍らにおいて、終わったらお部屋の邪魔にならない場所に移動することができます。
もともとあったデスク上の収納は、本棚だけですが、ペン立てや小物入れを並べて使いやすそうな机周りに。
ホワイトボードには、時間割やお手紙を貼ることができるので、忘れ物の頻度も減りそうです。
おもちゃ収納はこどもでも簡単に片付けられるものを
チェストに100均のプラスチックケースを入れて、おもちゃの収納スペースに。
ケースの一つ一つに写真入りのラベルが貼ってあるので、小さな子供でも何がどこに入っているか一目で分かります。
チェスト自体の高さも低いので使いやすい。
どんどん増えるトミカや戦隊もののおもちゃ。小さいサイズの衣装ケースにどんどん放り込んでいけば、お片付け完了。
このまま引き出しを閉じると、カラフルなおもちゃが目立たなくなるので、すっきりします。
扉が上から下に閉まるフラップシェルフ。カラフルなおもちゃを並べても、扉を閉めてしまえばすっきり。
扉の部分には、お気に入りの絵本などをディスプレイ収納できます。
ホームセンターの木材を使ってDIYしたというおもちゃ収納。天板の部分は、プレイテーブルとして使うことができます。
遊びと片付けが同じ場所でできるので、お部屋が不用意に散らかる心配もありませんよ。
おもちゃ収納用の家具として人気の高いIKEAのトロファスト。人気の理由は、やはりその使いやすさにあります。
引き出し式の収納は深さがあるので、遊んだおもちゃを無造作に放り込んでもすっきりとしますよ。
洗面所を片付けるコツ
化粧品は取り出しやすい位置に
鏡面裏の収納にセリアの文房具スタンドを立てて、メイク用品を収納しています。
高さの違う仕切りが付いたスタンドは、中にしまったものが見やすく取り出しやすいので、アイテムが多いメイク用品もすっきりと収納できます。
斜めに入れられるペンスタンドも、化粧品のボトルをしまうのにぴったり。
洗面所の収納棚にメイク用品をしまっています。
持ち手のついたスチール製のケースを使っているので、このまま棚から出して、洗面台の横などに置いてメイクをすることができます。
使い終わったらまた定位置に戻すと、洗面台はいつでもすっきり。
こちらも鏡面裏の収納。
上からブラシとタオル、ドライヤー、コンタクトレンズのストック、ヘアアクセサリーとメイクブラシとコンタクトのケア用品の順になっていて、導線がいいですね。
濡れやすいコンタクトケースや洗浄液の下には、珪藻土のコースターを置いて水切りを。
洗面所の横に木製の板を敷いて、ワイヤーバスケットに入れた基礎化粧品を置いています。
シンプルなパッケージの化粧ボトルなら、インテリアの邪魔にならなくて素敵。必要な時にサッと手に取れます。
こちらもワイヤーバスケットに化粧道具をひとまとめにしています。
取っ手付きの収納ケースを使うと、おうちのどこへでも持ち運べるのがいいですね。
隙間が空いているので、ほこりがたまりにくくお手入れもらくちん。
洗濯機周りはラックを使ってスッキリと
洗剤にリネン掃除用具など、洗面所に溢れる様々なアイテムは、洗濯機上の空間を利用して収納するのがおすすめ。
ベルメゾンの伸縮ランドリーラックは、見た目もシンプルなうえ、置く場所に合わせて棚板を伸縮させることができますよ。
こちらは、珍しいブラックカラーのランドリーラック。ホワイトが多い洗面所にシャープなアクセントを添えてくれます。
サイドのワイヤーフェンスは、フックを引っ掛けて収納も可能。タオル用のバスケットがついていたりと機能性も抜群です。
スチール製のランドリーラックの棚板に木製の板を置くと、ナチュラルで可愛いアクセントに。
ホーローの洗面器やガラスのキャニスターが、生活感をほどよくオフセットしてくれます。
ランドリーラックの横に、ハンガーやハンガーピンチを引っ掛けて収納しています。
たくさんのものが引っ掛けてありますが、全て白で統一しているので、すっきりとした印象になっています。
こちらのお宅では、つっぱり棚を2つ使ってランドリーラックとして使っています。
洗剤はおそろいの白いボトルに詰め替えているので、生活感が薄れておしゃれな雰囲気に。
玄関
靴はゆとりをもって収納する
靴を収納する時は、もう1、2足置けるくらいの余白を残しておくと、いざという時に慌てなくて済みます。
ケア用品などは、ボックスなどを使ってひとまとめにしておくと分かりやすいですよ。
プラスチック製のシューズケースを使って吊戸棚風の靴箱を整理しています。
高い位置には、冠婚葬祭用やシーズンオフの靴をしまっておくと靴箱がすっきりとします。
小さな子供用の靴は、こんな風にプラスチックケースで縦にして並べておくとすっきり。
収納ケースはもちろん、スタンドなどのアイテムがあると靴箱の整理整頓にも役立ちますよ。
こちらは100均のプラスチックケースを使って、靴を一足ずつ管理。
靴箱にそのまま靴を入れると、棚が汚れてしまいますが、プラスチックケースを使うことで、靴箱のお手入れが楽になりますよ。
引っ掛けて収納したい小物
無印の壁に付けられる家具の長押タイプにS字フックを取り付けて、子供のヘルメットや抱っこ紐を掛けて収納してます。
外で使うことが多いアイテムは、こんな風に玄関に置いておくといいですよ。
シューズクロークのつまみに子供の通園バッグや掃除用具を引っ掛けています。
リュックを引っ掛けているのは、壁に付けられる家具シリーズのフック。
耐荷量が2キロまでなので、ファッション小物を引っ掛け収納にするのもいいですね。
アイアンのフックが目を惹く6連ハンガー。引っ掛けてあるのは、愛犬のお散歩アイテム。
犬用アイテムは、お部屋のなかに置くとどうしても毛が落ちて床がほこりっぽくなってしまうので、玄関で管理するのもいいアイデアですね。
まとめ
片付けのコツをお部屋ごとにまとめてみました。散らかりがちなアイテムの定位置を決めておくと、どんなお部屋もスッキリ。
いつでもゲストを呼べる空間ができますよ。みなさんも記事を参考に、チャレンジしてみてくださいね。
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