窓は光を室内に採り入れたり、開け閉めして通風を確保するための建具でもありますが、それ自体が魅力的な存在感を放つオブジェクトでもあります。最近でこそ、引き違い窓から中桟がなくなって、框の見付け寸法は細くなり、窓自体の素材感は希薄になる傾向にありますが、その昔、大判のガラスが作れなかったころは、窓は小さく分割された『格子窓』が普通だったのです。レトロな格子窓のある空間と暮らしてみたい!をかなえてくれる、窓辺の空間を紹介します。
インダストリアル・ウィンドウ
格子窓の中に開閉できる機構が付いている窓は、工場などでよく使われていた採光と通風確保の機構です。腰高な窓、高い天井をそのまま生かしてリビングにするのはインダストリアル好きの憧れではないでしょうか!?
なぜか多肉植物とも好相性…
どこか懐かしさを感じさせてくれるインダストリアルな格子窓は、植物達との相性も抜群。多肉植物は明るいところを好みますし、どちらにも「ドライ」な感じがあって、惹かれます。
シャビーな空間にも相性抜群☆
壁の擦れた感じをそのまま生かしながら、床をキレイにしのべーションした住まい。小割にされた格子窓は壁面のプロポーションを秩序を与えてくれる「見るため」の窓にもなっています。
キッチンの窓にもとても役に立ちます
腰高なタイプの多い格子窓は、ダイニングにリノベーションする際もそのまま使えるかもしれませんね。ただ景色を見せる「透明」な窓ではなく、擦れたガラスの質感はそれ自体が壁仕上げのようにも見えてきます。
オープンなエントランスに
例えばエントランスホールの玄関ドアにも、格子窓を採用して「見せる」エントランスを作ってみてはいかがでしょう?明るい土間空間は、エントランスをリビングのように、明るいコミュニケーションのための空間にしてくれそうです。
窓に覆われて暮らす
胸くらいの高い位置から、そのまま天窓へ連続するアトリエ風の格子窓。はっきり言って、この窓一つあれば、他には何も必要ないですね!
絵画のような格子窓
端整なプロポーションの格子窓は、壁面にかけられた光の絵画のような佇まい。スリングチェアの背後から降り注ぐような光がとっても気持ちよさそう。
室内窓に使ってもカッコいい
格子窓を室内に使って、インダストリアルなテイストをダイレクトに持ち込むのも洒落てます。ガラスは透明でも、格子の存在感が上手に空間を仕切ってくれます。
おわりに
格子窓のインテリア、とてもいいですね!素材感のあるガラスに重量感のあるフレーム、どちらも現代のフラットでモダンなライフスタイルが、近代に忘れていったもののような気がします。古いマンションや家屋の改修をするチャンスがあったら、是非検討してみてくださいね!
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