使われて味の出た住宅の柱や建具、建材や鉄道の枕木、荷物を運ぶパレットなどを古材として利用するインテリアが人気です。
長く使われてついたキズやシミも、木材として生きてきた証。一つ一つ表情の異なる古材をインテリアに取り入れれば、温かみのある落ち着いた空間になりますよ。
今回は、古材をポイントで使ったおしゃれなお部屋をまとめました。新しいものや、自然素材でないものとの組み合わせも新鮮です!存在感のある古材を使ったインテリアを取り入れてみませんか。
歴史が刻み込まれた古材を使ったインテリア実例集
古材をそのまま利用する
古い木製のワインボックスを、そのまま鉢カバーとして利用しています。
ワインボックスは実際に古いものから、アンティーク風に塗装されたものも売られていますので、取り入れやすいアイテムですよ。
こちらは、市場などでフルーツや野菜を入れるための大きめのボックスを、立てて置いて収納アイテムに活用。
グリーンやタオルがナチュラルな雰囲気を作っていますね。
窓枠や古材をそのまま立てかけて、インテリアアイテムに。シンプルですが、さりげない存在感がありますね。
ところどころにペンキがついたラダー(はしご)を、壁に立てかけて倉庫のような雰囲気を作っています。
アイアンのかごと、ホワイトとグレーが素敵なコーディネートになっていますね。
たくさんの荷物を運ぶときに使うパレットをベッドにする人気のアイデアです。
パレットを1段、または2段に並べてマットレスを置けば、大型のベッドが完成しますよ。
パレットはすのこのように隙間がありますので、通気性がありマットレスの寿命を延ばすことにも一役買ってくれます。
古材を家具にDIY
古材は材料としても販売されています。お気に入りの表情の板を1枚購入して、棚板として取り付ければ味のある収納スペースに。
棚板を支えるブラケットも、古材に合わせてデザイン性の高いものを選ぶといいですね。
古材を釘で打ち付けて、キャスターを付けたセンターテーブル。古材は、ブラックのアイアンや陶器などとも相性抜群です。
ナチュラルな印象になりすぎずに、シックなインテリアを演出してくれますよ。
こちらのセンターテーブルも古材を組み立てて作っていますが、色や素材の異なる材料を使って2段にしているのが面白いアイデアです。
高くなった場所はディスプレイスペースとして、観葉植物やキャンドルを置くスペースに。
こちらは、船便などの古い貨物用コンテナをサイドテーブルに利用しています。
かすれた文字や古びた感じがお部屋にぴったり。蓋の金具がデザインのポイントになっていて、とてもおしゃれですね。
バラバラの古材を組み合わせた棚も素敵です。古いコーヒー缶が、キッチン家電と古材をバランスよく結び付けてくれていますね。
チェスト代わりのシンプルな棚も、古材が生きたデザインになっています。色数は抑えて、ボックス内の空間を意識して飾るのがおすすめ。
壁に穴を開けない飾り棚として古材を利用してもいいですね。ボックスのほか、雑誌や本の表紙を飾るように収納できる本棚を壁に立てかけています。
古材の色はナチュラルなものを選び、本を置く場所はホワイトで塗装しているので爽やかな印象になっていますね。
古材を大型の家具に取り入れる
こちらは横方向に古材を張ったダイニングテーブルです。1枚1枚の板の厚さも幅もバラバラな所に、おしゃれさが光ります。
合わせるチェアにも古いものや新しいものを選んでいるのがポイント。壁に貼られた大きなモノクロ写真が、古い工場のようでよくマッチしていますね。
ベッドのヘッドボードに古材を利用しています。壁の色とともに、重厚感のある落ち着いた寝室になっていますね。
古材を建築時に利用する
暖炉周りの壁面に古材を利用しています。山小屋のような雰囲気で、暖炉の火とともにリラックスできそうですね。
枕木を壁1面に利用して、そのままベッド下に敷き詰めています。枕木の段差をによって、ベッドスペースを広く演出できていますね。
シックなリゾートホテルのようなくつろぎの空間が完成しています。
古材を柱と梁のように組み、飾り梁として活用。天井も床も壁も全てホワイトの空間に、古材でリズムが生まれています。
まとめ
ポイントで古材を使ったインテリアをご紹介しましたが、いかがでしたか。専門店やインターネットでも古材は購入できますよ。古材をプリントした壁紙で、壁面に気軽に取り入れてもいいですね。
古材を上手に取り入れて、シャビーシックなインテリアを目指してみませんか。
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