楽しさと工夫がいっぱい。猫と暮らす素敵なお部屋
賃貸でも、自分らしいインテリアを実現したい!
DIYの達人のお部屋には、壁や床、天井など、原状回復に備えてなるべく傷つけずにカスタマイズするヒントがいっぱい。
今回は、2匹の猫と一緒に暮らすグリーンいっぱいのリビングを自分好みにカスタマイズして暮らす、U★Gさんのお部屋を訪ねます。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
決め手は広さ。築30年の賃貸マンションに引っ越して
今回おじゃましたのは、振付師として活躍するU★Gさんの部屋。
リフォーム済みで畳はフローリングになっているものの、ふすまがそのままだったりちょっと和っぽい雰囲気が残っていた築30年のマンション、1年ほどかけて、DIYで自分らしいリビングを作り上げていらっしゃいます。
玄関から、U★Gさんの世界が始まります。
廊下の先に、広々のリビング!
楽しいイラストの描かれた黒板塗装の壁が印象的。はがせる壁紙の上から、自分で色を配合して塗りました。
イラストは、ご自身が描かれたもの。グリーンもたくさん飾られ、楽しい雰囲気のお部屋です。
愛猫のpukkunとU★Gさん。
振り返ると、りんご箱にあけられた穴からもう1匹、三毛猫のdaoさんが見つめます。
この部屋に引っ越す前は、デザイナーズのメゾネット物件にお住まいだったというU★Gさん。
内装はかっこよかったけど、忘れ物をしたらわざわざ2階まで取りに行かなくてはいけないなど、使い勝手はあまりよくありませんでした。
「とにかくだだっ広いところに引っ越したい」という思いで探した部屋は、内装にちょっと残念なところも。そこで少しずつDIYを始めたそうです。
キッチンはもともと花柄のタイル。「なぜ、花柄。」と、上にサブウェイタイル柄の壁紙を。
リビングからキッチンが丸見えにならないように作ったキッチンカウンター。もともとはCDラックだった棚の上に付け足して作っています。
SNSで、DIYのアイディアを教え合って
インテリアのSNS、RoomClipを見て、「これぐらいのことで、こんなに雰囲気を変えられるんだ!」と知ったというU★Gさん。
テクニックなどを教わりながら試行錯誤していくうちに、自分らしいスタイルができてきたといいます。いまではDIYが週末の趣味としてちょっとした楽しみになっているそう。
ドアの裏側は、引き出しの絵が描かれたマスキングテープを貼って。ところどころ、引き出しがとびでたみたいに木材を貼って本物感を。
インターフォンや、ネットの配線が丸見えにならないよう、カバーを作って隠します。
玄関入ってすぐの部屋は、DIYの作業部屋に。いまはこの部屋を変えていっている最中。
端材をつかって、部屋全体の雰囲気をそろえる!
好きなのは、下北沢と池尻大橋にテンポのあるレインボーストア。
若者が集まる「レインボー倉庫」というシェアスペースの一角にある、オリジナルの家具やヴィンテージアイテム、パーツを販売してくれるお店です。
素敵だな!と思ったのはDIYで出てくる端材の使い方。安く買ってきた家具にも、色味をそろえた端材を貼り付けて、自分好みの雰囲気に変身させます。
かっこいいTVボード。よく見ると、端材の組み合わせでできています。
カーテンレールも、木材でカバーを作って。
L字に木材を組んで、結束バンドを使ってレールに取り付けています。グリーンとの組み合わせが似合う窓に。
鉢カバーも、端材の組み合わせで。じつはこちら、コの字型になっていて、窓に近いほうは抜けています。
「植物には風通しが重要なので」とU★Gさん。
けして高いものは買わず、自分で作る、というU★Gさん。お金をかけなくても、工夫次第で、自分らしい格好良い雰囲気がここまで作れる。
そして、その工夫も楽しさに変わっている、というのが素敵だな、と感じました。
U★GさんのInstagramアカウントはこちらから
https://www.instagram.com/ug_only_one/
>「賃貸でもカスタマイズ」記事一覧を見る
>「ひとり暮らし」のインテリア実例をもっと見る
>goodroomでカスタマイズ可能な賃貸を探す
>goodroomでペット可の賃貸を探す
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物