オープンプランのLDKを使いこなす!プロから学ぶレイアウトのアイデア

リビングとダイニング、そしてキッチンを壁で分けないオープンプランのレイアウトは、日本でもおなじみとなっていますね。けれども、大きな空間を機能的かつスタイリッシュにレイアウトするのは、なかなか難しいのではないでしょうか。今回は、設計事務所やインテリアコーディネートを手掛けるプロによるアイデアをご紹介していきます。

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オープンプランのLDKを使いこなす!プロから学ぶレイアウトのアイデア
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Sayang

ライター

イギリス人の夫と息子二人の四人家族です。動物好きで、犬と猫も飼っています。趣味は読書。インテリアやファッション、アートや文学など美しいものに心惹かれます。

オープンプランのLDK

リビングとダイニング、そしてキッチンを壁で分けないオープンプランのレイアウトは、日本でもおなじみとなっていますね。けれども、大きな空間を機能的かつスタイリッシュにレイアウトするのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

今回は、設計事務所やインテリアコーディネートを手掛けるプロによるアイデアをご紹介していきます。オープンプランのLDKレイアウトの参考にしてみてくださいね。

I字型レイアウトのLDK

天井高を取った開放的な空間をゆるやかにゾーニング

こちらは「Rigna」がトータルコーディネートした戸建て住宅のLDK。

リビング側の天井を吹き抜け仕様にし、開放的な空間を作り出すとともに、キッチンダイニングとの緩やかなゾーニングにも成功しています。

ウォルナットを使った落ち着きのある木の色味が、まるでリゾートホテルのようなリラックスムードを高めていますね。

ウッドブラインドやヘリンボーンの天板テーブルなどのチョイスもお見事です。


 

 

スペースを有効に活用するレイアウト

こちらは「設計事務所アーキプレイス」が手掛けた「緑あふれるアトリエのある家」のLDKです。

キッチンのカウンターにダイニングテーブルをくっつけた配置や、リビングスペースの横にワークスペースを確保しているレイアウトは参考になりますね。

リビングスペースの上部を吹き抜けにしている点もポイントです。


 

ナチュラルスタイルのLDK

こちらは「ATELIER M」が手掛けた「中庭のある無垢な珪藻土の家」のLDK。

左手のキッチンはカウンターで仕切られていますが、ダイニングとリビングがI字型にゾーニングされています。

約110㎡の敷地に、中庭を作ることで明るさを確保したオープンなLDKが作られています。

ダイニングのペンダントライトも木製のシェードをチョイスし、ナチュラルスタイルにまとめています。


 

キッチンを中央に置いたレイアウト

「設計事務所アーキプレイス」による「風と光と暮らす家」。

キッチンを中央に置き、手前にダイニングスペース、奥にリビングスペースを確保しているレイアウトが特徴です。

キッチンカウンターの背面には、ガラスと木を組み合わせた仕切りを配し、飾り棚としても活用。スタイリッシュな空間をしつらえています。


 

さまざまなオープンプランのレイアウト

L字型レイアウトのLDK

続いてご紹介するオープンスタイルのLDKは、L字型のレイアウトです。

「株式会社Standard」による中古戸建てのリノベーションで生まれたこちらのLDKは、ネイビーのキッチンカウンターがおしゃれな印象。

もともとは5DKという間取りを3LDKにリノベーションしたそうです。

リビングからキッチンがほどよい距離感になる点がポイントに。


 

吹き抜けのある変形LDK

「ATELIER M」が手掛けた「滋賀の家」では、右手にキッチンを配し、ダイニングとリビングをタテに並べたレイアウトがとられています。

ダイニングスペースは吹き抜けになっているので、開放的な雰囲気ですね。

大きなガラス窓も、スペースを実際よりも広く感じさせてくれます。


 

白×グレーのインテリアで

「株式会社FILE」による戸建て住宅のリノベーションで生まれたオープンプランのLDK。

まるで海外インテリアのような、スタイリッシュなしつらえです。

キッチンカウンターやドアのデザインが、クラシカルなムードをプラスしていますね。

白とグレーを基調にした空間は、自由に回遊できるレイアウトが魅力的です。


 

マンションのLDK

「見せる」と「隠す」のメリハリをつけて

最後にご紹介したいのは、マンションにおけるオープンプランのLDK。

こちらは「株式会社Standard」がリノベーションを手掛けた中古マンションです。

キッチンはカウンターで程よく目隠しされ、ダイニングスペースとリビングスペースを並べたL字型のレイアウト。

リビングスペースに隣接する部屋は、室内窓を設けて開放的な雰囲気を演出しています。


 

アクセントクロスのあるスタイリッシュな空間

こちらは「Rigna」がインテリアコーディネートにかかわったリゾートマンションの一室です。

右手にキッチンとダイニング、左手にリビングというオープンプランの空間を、スタイリッシュにしつらえました。

キッチンカウンターはシンプルモダンな白。対面に置かれたダイニングテーブルは、重厚感のあるウォルナットの一枚板が天板です。

アクセントクロスを向かい合わせにあしらい、心地よい統一感を演出しています。


 

スリムな幅のI字型レイアウト

こちらも「Rigna」がコーディネートしたマンションの一室です。

LDKは、スリムな幅のI字型レイアウト。明るいオレンジのソファがリビングのインテリアの中心になっていますね。

中央のダイニングテーブルには、チェアとベンチを組み合わせ、お客様が増えてもフレキシブルに対応できるようにしているそう。

白い壁色とダークウッドのフローリングのコントラストがシックです。


 

まとめ

開放的なオープンプランのLDKを、より機能的に使いこなすレイアウトアイデアをご紹介しました。

今回は、リノベーションやコーディネートを専門に行っている会社や設計事務所の事例から、プロのアイデアをピックアップ。レイアウトの参考にしてみてくださいね。

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