毎年暑さが厳しくなっている気がする「日本の夏」。少しでも涼しく過ごしたいですよね。
昔から日本では、襖や障子をよしずを張った戸に変えたり、畳の上に竹やヒノキを薄く削って編んだ網代を敷いて過ごしやすくしたりと「しつらい」を替えてきました。
それは少しでも涼しく感じるための知恵です。今回は、現代のインテリアに合った涼しさを演出するアイデアをご紹介します。
暑い夏を涼しく過ごすインテリアのアイデア集
自然素材を取り入れる
涼しげなファブリックといえば、麻やコットンなどさらっとした手触りのものが思い浮かびます。
クッションカバーは気軽に交換できるので、季節ごとに替えて楽しんでもらいたいアイテムです。
バリエーションも多いので、夏らしい素材やカラーのカバーにぜひチェンジしてみてくださいね。
また、ラグを替えてみるのもおすすめ。面積が大きくなると効果も大きくなります。
麻やコットンのほか、キリムのようなものもいいですね。目の詰まった薄いラグが涼しげです。
ほかにも、カーテンや寝具などファブリックを替えられものは夏仕様にできますね。
ポイントにカゴを置いてはいかがでしょうか。麦やラタン、ジュートなど素材はいろいろ。
カゴバッグを収納がわりにおいても涼しげでかわいいです。
貝殻やヒトデも、夏らしく涼し気なアイテムです。そのまま置いてもかわいいですし、お皿やガラスに入れてディスプレイしてもいいですね。
明るい色のグリーンも涼しさを演出してくれますので、写真のように貝殻と組み合せれば涼しげな夏の思い出コーナーができあがります。
ガラス素材を取り入れる
涼しげな素材の代表格といったらやはりガラス。透明感とキラキラしたきらめきが氷のようにも感じます。
写真のようにガラスの花瓶を数個並べてみてください。
いけるお花は少な目にしてガラスを主役にすれば、簡単にテーブルの上が夏のしつらいになりますね。
飾るお花も夏らしいものや、白やグリーンなどにすれば爽やかになります。
ガラスの風鈴も目でも耳でも涼しくなれるアイテム。涼しげな音が鳴ると、風を感じることができます。
サーキュレーターなどで優しい風を送ってあげましょう。デザインもシンプルな現代風の風鈴なら飾りやすいですね。
ほかにガラスは、大きなものだとテーブル、小さなものは食器などいろいろあります。
窓辺にクリスタルガラスを吊れば、見た目も涼し気で、お部屋にキラキラと光が反射してきれいです。
透け感のある家具を取り入れる
透け感も涼しさのポイント。代表的なものは、クリアな椅子や、ガラスのテーブルです。
モダンなインテリアに多い素材で、デザインも優れたものが多いので夏のおしゃれなお部屋にオススメです。
ガラスのような透け感だけでなく、向うが見えるような隙間のある家具も軽さと涼しさを感じます。
写真のようなスチールタイプでも、籐などの自然素材を編んだものでも、どちらでもいいですね。動きもあってお部屋のポイントになります。
シェルフも向こうが見えたら涼しげ!いっぱい詰め込まずに、隙間から見える景色をデザインしてみましょう。
枠の中に置くものは枠の中の面積の3分の1くらいまでにするといいですよ。ガラスの素材を置いてもいいですね。
色で涼しく
お部屋にあるものの色を、つめたさを感じる青などの寒色系にするのは、涼し気なインテリアの定番。
なかでもブルーグレーは合わせやすいカラーです。壁を塗り替えるのはハードルが高いけれど、クッションなら気軽に取り入れられますね。
ポイントで夏らしい元気なイエローや、スパンコールが付いたようなクッションを合わせてみてはいかがですか。
また木の色も濃いブラウンよりも、明るいナチュラルオークのような色のほうが涼しく感じます。トレイやフォトフレームで取り入れてもいいですね。
単色でなくても、自然の景色や素材などの柄も夏らしく、リゾート感が涼しげです。
フォトフレームに、きれいなグリーンの葉っぱの写真を入れて飾っても雰囲気があります。
もちろん生きた植物のグリーンも暑さを和らげてくれます。
モノを減らす
すっきり片付いているお部屋は、それだけで涼しげです。
全体を片付けるのは大変ですが、視線が集まる一部だけでもモノをなくすとすっきりした印象になりますよ。
掃除をする
掃除をするのも涼しげな部屋への近道。掃除をしながら整理整頓。
光るものは磨き上げてキラキラに、白いものは白く爽やかに。毎日少しずつでも頑張ってみませんか。
まとめ
夏の涼し気なインテリアアイデアは、いかがでしたか。一つ取り入れるだけでも、それが視野に入るたびに涼しさを感じられますので、大規模な模様替えまでしなくても楽しめますよ。
夏になったら洋服を夏服にするように、インテリアも夏仕様にして涼しく過ごせるといいですね!
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