数多くある北欧ファブリックの中でも、どんな人気ブランドがあるかご存知ですか?
日本でもインテリア好きさんの中で、廃る事なく愛され続ける北欧ファブリック。
今回は、お部屋に合うファブリックを選びやすいよう、イメージ別に代表的な人気柄をまとめてみました。
可愛いイメージ
Marimekko(マリメッコ)
Puketti(プケッティ)
プケッティは可愛いイメージですが、小花柄で淡い落ち着いたカラーが多いので、幅広いインテリアに合わせやすいのが人気です。
こちらは、トイレのアクセントクロスにグレー系を使った例です。優しげな雰囲気で癒し系の空間に。
こちらは、食事もでき、ソファーとしてくつろぐことも出来る、リビングダイニングセットの例です。
水色のソファーの座面に、プケッティのベージュの生地を敷いています。
シンプルな家具でも、これ1枚広い面積で敷くだけで、北欧の雰囲気になります。癖がなく、ナチュラルな可愛さなのでお部屋に取り入れやすい柄です。
インスタグラムで、良く見かけるのが、テーブルクロスに取り入れた例です。
写真は、イッタラやアラビアなどの北欧食器で、こげ茶色のものを集めています。小花柄なので、柄入りの食器を置いても、うるさくありません。
ベージュのプケッティが、こげ茶の北欧ヴィンテージ食器の、味わいを引き立ててくれます。
Unikko(ウニッコ)
マリメッコと言えば、1番有名なのはウニッコです。大きな花で、鮮やかな赤など、ポップな可愛さのイメージがありますよね。
花の大きさや色のバリエーションによって、実は全然イメージが変わります。
広い面積でインテリアに取り入れるなら、写真のようなベージュが人気です。
和み系の北欧ナチュラルの部屋には、ポップな色よりも優しい色味が似合います。
色味を加えるなら、抑えたトーンのグリーンならインテリアに取り入れやすいです。
こちらは、子供部屋で、ファブリックパネルにして飾っています。子供っぽくなり過ぎず、飽きの来ない色です。
ウニッコも、こんなシックなカラーを選べば、落ち着いたイメージになります。
北欧ヴィンテージ家具で揃えたリビングのアクセントには、ネイビーとグレーのシックなカラーがお似合いです。
アクセントのピンクに合わせて、丸いラグはピンクを選んでいます。色味を統一して、まとまりのあるインテリアに。
Vihkiruusu(ヴィヒキルース)
ヴィヒキルースは、以前発売した時には、売り切れ続出した人気柄です。
ヴィヒキルースとは、田舎の薔薇という意味を持ちます。
可愛いバラの花柄ですが、規則的に並んだデザインや、グレイッシュなトーンが上品な印象になります。
そのため、柄のインパクトはありますが、写真のように広い面積でカーテンに使っても、うるさくなりません。
上品な女性らしさ、可愛らしさが表現できます。
Puutarhurin parhaat(プータルフリンパルハート)
「最高の庭師」という意味で、植物や野菜がイキイキと描かれています。
ダイニングやキッチンにぴったりの柄です。写真は、ホワイト柄を、ダイニングのファブリックパネルとして飾っています。
モノトーンが基調ですが、力強い線で緻密に描かれているので、シンプルなのに存在感があります。
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Siirtolapuutarha(シイルトラプ-タルハ)
「市民菜園」という意味で、力強く引かれたラインと、大胆な花が主役級のインパクトを与えてくれます。
モノトーン部分と、グリーンのグラデーションのバランスが絶妙で、1つ取り入れるだけでこなれたインテリアになります。
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Lokki(ロッキ)
大きな波模様が特徴のロッキは、「カモメ」という意味を表します。
先程の、シックなマリメッコの生地を飾っていたお部屋ですが、模様替えでロッキにした例です。大胆な太い波模様が、インパクトありますね。
男っぽくカジュアルなイメージになります。古さを感じさせず、おおらかな波を思わせるので、場所を選ばずに使うことができます。
Kesatori(ケサトリ)
こちらの柄は、「サマーマーケット」という意味を表します。
フルーツや草花が、鮮やかな色で沢山描かれており、夏の市場を連想させます。水彩画タッチなので、優しい雰囲気です。
既に廃番ですが、ネットショップで在庫がある所は、生地やファブリック小物などを、今も販売しています。
カラフルな色で、楽しげなイメージから、小さい子供のバッグや、子供部屋のファブリックパネルに使う方が多いです。
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Kuusikossa(クーシコッサ)
この柄は、「森の中」を意味しています。
2012年に発表され、爆発的な人気になりました。限定復刻として、今も販売していましたが、人気のため、売り切れ続出しているようです。
細い緻密な線で描かれた、大きな木の集合体で森を表現。様々な模様で、北欧の表情豊かな木を描いています。
モノトーンで繊細な線のため、和み系の北欧インテリアに、さりげない存在感を感じさせます。
mina perhonen(ミナペルホネン)
tambourine(タンバリン)
こちらは、「ミナペルホネンソファ キノママオークフレーム タンバリン」のグレー色をリビングに取り入れた例です。
1人掛け、2人掛け、3人掛けがあり、4種類のカラーから張地を選ぶことができます。
シンプルな幾何学柄なのに、とても印象的。3人掛けソファーと生地を統一するより、1人掛けソファーだけ違うデザインにするとおしゃれ感がUPします。
land theater
こちらは、2016S/Sの柄です。
ソファーの背もたれにかけているのは、クリッパン×ミナペルホネンのコラボ商品。
ラムウール100%のブランケットです。冬用商品の写真ですが、柄を大きくインテリアに使っている実例として、イメージだけ参考に見て頂ければと思います。
和み系のイメージ
Kauniste(カウニステ)
Sokeri(ソケリ・シュガー)
こちらは、粒砂糖からイメージされた模様の、可愛いデザイン。
手描きで描いたようなタッチに和みます。柔らかな色合いなので、カーテンやクッションなど、様々なファブリック商品で使えそうです。
写真は、水色のアクセントクロスのキッズスペースに、ブルー柄をファブリックパネルにして飾っています。
キッズスペース全体は、このようなインテリアになります。
おもちゃにありがちなカラフルさを見せず、色味を統一して、子供っぽくなり過ぎないナチュラル感が素敵です。柄がお部屋のイメージによく合っていますね。
Sunnuntai(スヌンタイ)
フィンランド語で「日曜日」という意味です。
花々に囲まれながら休憩する、鳥達のモチーフが可愛い人気柄。
ファブリックパネルにして、子供部屋で背の低い観葉植物と一緒に床置きしています。
Finlayson(フィンレイソン)
CORONA(コロナ)
現代的なのに、クラシカルなイメージもあり、とても人気があります。
幾何学柄でシンプルなので、時代を超えても飽きの来ないデザインです。
写真は、トイレのアクセントクロスとして使っています。派手になり過ぎず、やわらかく空間に馴染むのが魅力。
VALMU(ヴァルム)
フィンランド語で「ポピー」という意味です。「お誕生日に花束をもらった女の子。
その子のお気に入りはポピー」。そんなキャッチフレーズで、ポピーを全体にあしらったデザイン。
淡いカラーに繊細なタッチの花は、和み系やスタイリッシュなお部屋に合います。
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AJATUS(アヤトゥス)
人気のパンダ柄は、大人も子供にも大人気。
沢山あしらわれたパンダを見て、ほっこりした気持ちにさせてくれる柄です。
写真は、DIYでスツールの張地をアヤトゥスに替えた例になります。可愛いアレンジの実例を、SNSで沢山見かけます。
Boras Cotton(ボラス コットン)
MALAGA(マラガ)
ボラスコットンは、北欧らしさを大切に、花柄から幾何学柄まで、幅広いデザイン生地を製作しているブランド。
マラガは、波のようにも、壺のようにも見える、曲線が折り重なったデザインの柄です。
ラフなタッチの縦の曲線と、計算し尽くされた美しいグラデーション配色が特徴。立体的にも見えて、見る人を惹きつける人気柄です。
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Almedahls(アルメダールス)
Belle Amie(ベラミ)
アルメダールスは、人、動物、食卓と、生活に根付いたデザインで、北欧らしさを演出するブランドです。
ベラミは、小さな白い花が、鮮やかなブルーの背景にポップな可愛らしさを表現しています。コントラストのある配色が、イキイキと元気を与えてくれます。
写真は、食卓でテーブルクロスとして使った例です。シンプルな白いお皿が映え、食べ物がおいしそうに見えますね。
モダンでかっこいいイメージ
Artek(アルテック)
SIENA(シエナ)
キッチンのパントリー近くの窓へ、プレーンシェードとして取り入れた例です。
角丸の長方形が規則的に並んだ幾何学柄ですが、直線ではなく、手描きのようなアバウトなタッチで描かれています。
白・黒の他、赤、黄、青もあり、全部で5色展開です。
H55
「H」の文字が、規則正しく並んだ柄ですが、よく見ると直線ではなく、手描きしたようなタッチ。モダンな柄なのに、人間味のやさしさを感じさせる、デザインです。
モノトーンでシンプルな幾何学柄ですが、不思議とインパクトがあります。
写真は、テーブルクロスに使った例です。グレーやイエローの北欧カラーの食器が映えますね。
まとめ
いかがでしたか?沢山ある北欧のファブリックブランドの中から、人気の代表柄を一気にご紹介しました。
自然や生活をモチーフにした生地が多いので、インテリアとして、様々なシーンに取り入れやすいです。
違うイメージの生地をいくつか揃えて、模様替えごとに取り替えるのも素敵。
北欧のファブリックを主役にした、インテリアコーディネートを、是非楽しんでみてくださいね。
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