和室の収納は難しいとお考えの方も多いのではないでしょうか。それでも一部屋あると心からゆったりできるのが和室の魅力。でも、畳と相性の良い収納家具などがどんなものがあるか気になりますよね。今回はイマドキの和室収納をたっぷりご紹介したいと思います!
子どもでも取り出しやすい!低め家具が人気☆
和室をキッズスペースとしても利用される場合、お子さまのテーブルやおままごとの家具にも合わせやすい横長の収納家具とレイアウトすると、子どもでもおもちゃなどが取り出しやすいですよ。
プラスチック素材の引き出しだとより手軽に出し入れできます。家具の高さは実際の子どもの身長や、手の届く高さを計ってから選びましょう。
リンゴ箱をリメイクしておもちゃの収納箱に。元々はイグサで編まれていた畳。そのため自然素材と相性が良く、板でできたリンゴ箱を収納代わりにしても和室に馴染みます。
ブルックリンテイストの鉢を置いてもシックに決まります。子どもが座れるような高さなら、ふたを開いておけば、自分でおもちゃを出して遊んでくれますね。
最近の和室はリビング続きになっていることも多く、統一感を持たせるためにリビングと同じ白い壁であることも多いようです。
収納家具も、リビングと合うような白いカラーボックスと組合わせてもGOOD!
人気のフチなし(正方形)畳の和室です。
フチなし畳は、色の違う畳を2色選ぶことで市松模様のようなモダンな雰囲気に仕上がるので、人気のアクセントウォールとの相性もバッチリ。
子どもが座って使いやすい、収納付きのローテーブルを置いて圧迫感のないお部屋に。
昔の和室と言えば大きな嫁入り道具の箪笥が置いてあることが多かったと思いますが、今はクローゼットも充実しているので、ローテーブルと高さを合わせた小さな収納棚でも十分事足ります。
かごにグリーンを飾って、季節が楽しめる収納棚に。
ダークグレーのアクセントウォールがスタイリッシュな和室。
この壁の色が程よくみえるオープンラックに、バスケットや布製のストレージボックスなどを使って収納しています。優しい素材感が和室のバランスをとっています。
正方形のオープンラックを並べて設置。下半分は布製のストレージボックスで見せない収納をしています。
バーを通してS字フックやハンガーを掛ければ、子供も掛ける収納に挑戦することができますね。
こちらは古道具を上手くコーディネートした和室。
和室と古道具はもちろん相性が良いのですが、レトロチックなチェストや、フレンチカントリー風の木箱も取り入れて不思議な温かみのある空間になっています。
北欧風の個性的な照明がかかったモダンな和室。壁と同じ色のポールハンガーを使い、和モダンな空間にあった掛ける収納で実用性の高いコーデに。
子どもでもお片付けに挑戦しやすい、低めの収納棚。横長の収納棚にはプラスチック製のストレージボックスを3つずつ使って、それぞれ内容ごとに仕分けています。
イラスト付きのラベルを貼れば幼児でも分類できそうですね。
半端な高さのクローゼットを有効利用するには、引き出し収納が出来るチェストを入れるのがおすすめ。
おもちゃは片付けもサッとできるように、レール付きの収納棚を使うと子どもでも収納が楽にできそうです。
ドット柄の襖に、ライトグリーンのアクセントウォールがカラフルで明るい印象のある和室。
収納方法も独特で、階段状の棚に畳んだ衣類を重ねています。子ども自身で確認しやすそうですね。
元々イグサで編まれている畳。同じように植物で編まれたかごとは抜群の相性の良さがあります。軽くて角のないかご収納は、幼児のおもちゃ収納にもピッタリです。
シンプルでモダンな印象の和室です。北欧生まれのIKEAの収納棚、トロファストもスタイリッシュなこちらの部屋にピッタリですね。
絵本のようなウォールステッカーが印象的なこちらの和室。床の間のようなスペースに高さの違う収納棚を置いて、素敵な絵も生かしたレイアウトにしています。
大きさの異なるかごを使って、収納スペースを上手く利用していますね。
市松模様のようなレイアウトが出来るフチなし(正方形)畳を使った和室は、アクセントウォールとも相性よくまとまります。
収納家具はモノトーンを選んで色味を抑えると、和室なのに海外風インテリアコーデが出来ます。
和室をキッズルームに使う場合、収納スペースを控えめにして遊ぶスペースを大きく取りたいということもありますよね。
必要最低限のものだけを収納できる棚とかごを使って、和室を広々と使っています。
和室の窓の高さに合わせて収納棚をDIYしています。淡い色合いなので圧迫感がなく、部屋は広々とした印象を与えてくれますね。
くすんだ色味の畳がスタイリッシュな和室スペース。収納棚は白い収納ケースを使って、部屋を明るくさせています。
収納棚の上に置かれたストレージ袋なら、子どもでも簡単にすぐお片付けが出来そうですね。
ローテーブルとしても、ちょっと腰掛けることもできるこちらのラック。
A4のファイルボックスがピッタリと収まるので、収納棚としても使えます。シンプルなデザインなので部屋も洗練されて見えますね。
ちょっと珍しいフチなしの長方形の畳を使った和室。
子どものおもちゃを使う収納ラックを設置し、中にホワイトとブルーのバイカラーで収納ボックスを分けて収納もスッキリと見せています。
フチなしの畳を北欧家具と合わせてモダンにコーデするのも素敵ですが、年季の入った古道具とコーデしても味わいがあって素敵ですよ。
高さの低い箪笥なら、気軽にレイアウトに挑戦できますね。
子どもの身長よりも高さのある家具で実用性を重視♪
低めの家具には、子どもが中のものを自由に取り出しやすいというメリットがありますが、収納力がいまいちというデメリットも。
そこで、子どもの身長よりも高い家具も活用してみましょう。
部屋のメインカラーが白と緑でとても明るく清潔感に満ちた和室で、子どもの身長よりもすこし背が高いトロファストがとてもマッチしています。
少し高めの木製のチェストと、布製のストレージボックスを使ってブルックリンテイスト漂う収納コーナーに。
下の棚は子供用、上の棚は大人用など使い分けが可能です。和室とヴィンテージは相性が良いせいか、ブルックリンテイストも意外とよく合いますね。
和室には長押(なげし)と呼ばれる柱を水平につなぐ板がありますよね。そこにフックのついた板を取り付け、掛ける収納も可能にしたこちらのお部屋。
白いオープンラックを壁に取り付け、収納ケースと雑貨を置いて実用性もおしゃれさも兼ね備えています。
和室というと床の間に掛け軸がかかっていたり、欄間の彫が見事だったりと厳めしい雰囲気がありましたが、近頃のモダンな和室は、洋室に使っている家具をそのまま利用しても違和感がありません。
畳の上にマットを敷いて、シャビーシックな木目柄のアクセントウォールがある和洋ミックスされたお部屋です。
和室を子ども部屋として使っている場合、収納内容が成長と共に変わるのでキャスター付きの収納棚や、プラスチックのチェストなど移動しやすい家具を選ぶのも◎。
洋室でも使えそうな木目の素敵なチェスト。頑丈な家具は重さがあるので、畳に跡がつくのが気になることも。
藍色と紫色が鮮やかな厚手の布を敷けば、アースカラーでまとめられた和室のアクセントにもなります。
畳と言えば、緑色や黄色のようなイグサの持つ自然な色合いのものが多いですよね。
今は色々な素材があるので、あえて明るさの違う2色使った畳を使うととてもスタイリッシュな雰囲気になります。収納もモノトーンを選んで、クールな子ども部屋に。
背が高い家具も工夫次第で圧迫感を抑えられる
和室と言えば箪笥が収納として活躍していましたが、今は少なくなりましたよね。
こちらの和室はフチなし(正方形)のモダンな畳にあえて古道具風の味わい深い箪笥を合わせて心地良い空間を作り上げています。
高さのある箪笥ですが、全体的に壁が見える面積を増やして、圧迫感を軽減しています。
こちらは、和室との境目にオープンラックを置いて収納とディスプレイを楽しんでいます。
植物を所々に置き、和室との雰囲気も洋室との空間を崩さずにレイアウトしたラックは、センスが光りますね。
押入れ・クローゼットを工夫して収納をUP!
襖や押入れを、今までとはちょっと違う使い方で収納するのが近頃人気です。押入れの中にリメイクシートを使ってノスタルジックな雰囲気に。
バーを通して衣服をハンガー収納できるようにもリメイクしています。
押入れの襖を思い切って外して、オープンな収納棚として利用している例。
押入れの奥の壁にリメイクシートを貼り、和室のアクセントにもなっています。思い切って見せる分、部屋も広く感じそうですね。
和室のクローゼットの中は、チェストとバーで畳む収納と掛ける収納の二つが出来るように工夫されています。
この二つが同じクローゼットでできると収納力もUPしますし、掛ける収納ならではの手軽さもあるので便利ですね。
こちらも襖を外して押入れを収納している例です。下段に並べた収納ラックはキャスター付きなので、奥のモノも手軽に取り出しやすそう!
上段はストレージボックスを使って、細かく収納を分けデッドスペースをなくしています。
押入れの中に突っ張り棒をして、クローゼットのように掛ける収納スペースを作って今mす。また、床の間にも突っ張り棒をしてかける収納を可能に。
こちらは収納だけでなく植物も飾っているので、見せる収納としておしゃれに使えそうです。
IKEAのSKUBBシリーズを使って、押入れの中の布団類をスッキリと収納しています。押入れの外には、本も飾れるチェストが北欧らしい雰囲気を作っています。
北欧デザインのような絵も飾り、和と北欧が見事に馴染んでいます。
こちらは和室を大胆にリメイク。押入れは襖を外し、ヴィンテージ感が出るワックスを塗って男前に仕上げています。
押入れの隣には、ディアウォールを使って見せる収納棚を作っています。木箱にいれる収納も秘密基地のような雰囲気があり、子供が喜びそうですね。
昔は和室の押入れといえば布団収納がメインでしたが収納グッズが色々と選べる今、伸縮可能なハンガーラックを押入れの中に設置することで、洋服やバッグ、アイロン台までもが取り出しやすく収納できるようになっているんです。
IKEAのSKUBBは自立できるタイプなので、布団や毛布をしっかりと収納することが出来るんだとか。
衣類や布団を収納ケースに上手く収めているので、スペースに余裕があるのが素敵ですね。
襖の工夫は収納だけでなく、インテリアコーデをもっと楽しめる
こちらも大胆に押入れの扉を外し、代わりに北欧風の目隠しカーテンを付け、より明るい雰囲気の和室に。
キャスター付きのチェストはラベルにイラストが描いてあるので、子供でも収納がわかりやすいようになっています。
こちらの小上がりになった和室はプライベートな感じがあり、居心地が良さそうですね。フチなし(正方形)の畳と沿うように、襖も市松模様風に色を変えています。
襖の中が収納スペースだと忘れるくらいデザインが素敵です。
まとめ
和室の収納についてご紹介させて頂きました。和室と言っても純和風のものより、洋室ともマッチする和モダンなものが最近は主流で、収納もIKEAのような北欧のモノとも相性よくまとまっていましたね。
和室の収納に工夫を加えたいときはこちらの記事を参考にして、是非「和室」という言葉に捕らわれない、あなたらしい和室の収納を作る切っ掛けになれば幸いです。
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