これまではキッチン周りやバス、トイレと別の洗剤を買って使っていた方も多いのではないでしょうか?
最近は、重曹やクエン酸といった場所に頼らず使える洗剤で、家中の掃除を賄ってしまう「ナチュラルクリーニング」を実践する方が増えています。
そこで今回は、様々な場所で活躍する重曹とクエン酸の使い方をご紹介いたします!
必要な道具
重曹は弱アルカリ性で、酸性の油汚れを落とすのに適しています。
ペースト状ならクレンザーとして、こびりついた汚れを綺麗に取るのに使えます。
重曹にクエン酸水を加えて発泡させれば、パイプクリニングもできますよ。
また、コップに入れて、靴箱などの臭い消しにも使えます。
一方のクエン酸は、酸性の洗剤。水回りにできやすい水垢汚れや石鹸カスの汚れを取り、トイレの洗浄にも使えます。
水100mlに対し、クエン酸小さじ半分程度を溶かして使います。
写真のようにクエン酸や重曹の溶液をスプレーボトルに入れると、吹きかけながらピンポイントで掃除できて便利ですよ!
キッチン
こちらは、ボウルにナチュラルクリーニングの炭酸水を作り、キッチン水栓のヘッドを浸けて、洗浄している写真です。
重曹とクエン酸の割合は2:1程度。
毎日水を出しているけれど、なかなか確認することのない水栓周りは、盲点になりやすいんです。
溶液は作ったばかりだと、このようにシュワシュワと発泡しています。
このまま2、3時間漬け置きしておきましょう。
ナチュラルクリーニングをすると、蛇口周りに付いていた水垢やカルキ汚れをすっきり落とすことができますよ♪
溶剤を作って月1回は漬け込むようにすれば、飲み水ににも使う蛇口を、綺麗に保つことができます。
使っているうちに曇ってしまう鍋底には、クエン酸を使うことで、新品のような輝きを取り戻せます。
鍋に水を張り、クエン酸、もしくは酢を入れて5分程度熱し、1時間程度放置しておきます。
こちらが鍋底のビフォーアフター。
料理をしているうちに自然と左のような虹色の曇りが付いてしまうのですが、クエン酸洗浄すれば、右のように美しいステンレスが蘇ります。
電気ケトルも使用頻度が高い分、衛生面が気になりますよね!
クエン酸を大さじ2入れて沸騰させ、1時間ほど放置することで、元通りの輝きを取り戻しますよ。
油汚れや調理汚れが気になるIHヒーターには、重曹を使用します。
粉の重曹をまいて、ラップで磨いていくと、汚れが落ちますよ!
バスルーム
こちらはお風呂の排水溝をナチュラルクリーニングしている写真。
排水口に重曹を掛けていき、クエン酸水をスプレーすれば、写真のようにパイプの中がシュワシュワと洗浄され、水の流れが良くなります!
こちらはバスルームをクエン酸パックしているところ。
スプレーボトルにクエン酸水を入れて、塗布しながらキッチンペーパーを貼り付けていきましょう。
貼り付ける箇所は、写真のようにステンレスが使われている水栓や手すり、鏡、そして水が溜まりやすいシャンプー置き場等。
しつこい汚れを取ることができますよ♪
一度で水垢が取り切れなくても、繰り返しパックすることで落ちていきます。
キッチンペーパーの上から、さらにラップを貼り付けるのも有効です。
クエン酸が染み渡りやすくなりますよ☆
こちらは、バスルームのドア周辺の掃除例。
細かい部品の周辺は溝ができやすく、汚れが溜まりにくいから、特に丁寧に掃除したいところです。
ここでもクエン酸パックが大活躍!汚れにスプレーで吹きつけてから、キッチンペーパーでパックしましょう。
汚れを浮かせ、綺麗に取ることができます。使い古しの歯ブラシがあると、さらにこすり洗いできて便利です!
トイレ
トイレも、汚れが気になる場所の一つですよね。
こちらの写真では、クエン酸で床掃除した後、流せるトイレシートでトイレの便座等を拭き、最後の仕上げとして便座裏をクエン酸パックしています。
クエン酸は、水場でどうしても付きやすい水垢や尿石を落とし、脱臭効果もあるんです☆
ドア
ドアの手すりに緑っぽい汚れが付いていることってありませんか?
これは緑青といい、汗をかいたまま触ってそのままにしているとできてしまうもの。
人体には無害ですが、ドアは人目につきやすいから、綺麗にしておきたいですよね!
写真のように緑青が付いている部分をクエン酸パックしたり、あるいは重曹で洗浄しても、汚れがよくとれますよ!
重曹で取る際は、歯ブラシでこすり洗いしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今まではいくつもの洗剤を必要としていましたが、たった2種類の洗剤だけで、汚れやすい場所を本格掃除できるんですね☆
重曹もクエン酸も、100均でも手に入りますから、ぜひ「ナチュラルクリーニング」を試してみてくださいね!
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