世界中のインテリア好きが注目するラグ
このところ、世界中のインテリア好きが注目しているアイテムが、ラグ。中でもモロッコ産の「ベニワレン(Beni Ouarain)」とイラン産の「ギャッベ(Gabbeh)」、トルコ産の「キリム(Kilim)」の人気が高まっています。今回は、これらのラグを上手に取り入れたインテリアをご紹介していきましょう。
上質なウールで作られる「ベニワレン」
モロッコの遊牧民ベニ・ワレン族による手織りのラグ
まず初めにご紹介したいラグは、北アフリカの国モロッコの遊牧民であるベニ・ワレン族の女性たちが嫁入り道具やお祝いの贈り物として織る「ベニワレン(Beni Ouarain)」。
上質の無染色ウールを素材に、毛足が長めで柔らかな風合いのラグを生み出しています。使い込むうちに、羊毛特有の艶が出てくる点も魅力です。玄関マットとしても、おしゃれな存在感を放ちますね。
白地に黒の幾何学模様が特徴
「ベニワレン」のデザインは、ほぼ白地に黒のラインで幾何学模様が描かれています。
シンプルでありながら洗練された印象の「ベニワレン」は、モダンなインテリアとの相性も抜群ですね。上述のように毛足が長く暖かなので、ダイニングテーブルの下に敷いてもいいですね!
子ども部屋にもおしゃれにフィット
白地の「ベニワレン」は、お部屋の雰囲気を明るくしてくれます。「ベニワレン」の上に直に座って遊ぶこともできるので、子ども部屋にもおすすめ。
シンプルでありながら、存在感のある「ベニワレン」は、世界中のインテリア好きの方々の間でも人気が高まっているトレンドアイテムなのです。
人気急上昇中の「ギャッベ」
イラン南西部の遊牧民による手織りのじゅうたん
テレビ番組でも取り上げられるなど、近年日本で注目度がアップしているラグといえば、「ギャッベ(Gabbeh)」。
ペルシャじゅうたんの1種ですが、イラン南西部に位置するシラーズ地方を中心に生活している遊牧民であるカシュガイ族によって手織りされているじゅうたんを「ギャッベ」と呼んでいます。
さまざまなサイズのギャッベを
「ギャッベ」には、さまざまなサイズやデザインのものが存在しています。
こちらは小さめサイズの「ギャッベ」をダイニングチェアのシートクッションとして活用しているアイデア。
遊牧民による手織りのじゅうたんであるため、織目が粗くぶつぶつしたテクスチャーを感じることもできます。
「アートギャッベ」に注目!
「ギャッベ」の中でも「アートギャッベ(ART GABBEH)」と呼ばれるものもあります。
こちらは、数ある「ギャッベ」のデザインの中でもアート性の高いものを指しているようです。
「ギャッベ」は基本的には羊毛を草木染して素材にしています。ですから、どの「アートギャッベ」もどこかやわらかな印象を与えてくれます。
床に敷いても壁に掛けても
「アートギャッベ」は、上述のように「ギャッベ」の中でもアート性の高いものを指しています。
ですから、じゅうたんとして床に敷くのはもちろんですが、タペストリーのように壁に掛けて楽しむこともできます。
みんな大好き!ラグを代表する存在の「キリム」
存在感のある「キリム」のクッション
最後にご紹介するのは、「キリム(Kilim)」。産地はかなり広く、西アジアから中央アジア一帯にかけてといわれています。
この地域で生活している遊牧民たちが手織りしているのです。特に、トルコ産の「キリム」は、「アナトリアキリム」と呼ばれ人気があります。
希少なヴィンテージキリムも
「ヴィンテージキリム」は、羊毛を手染めして素材としているので、色むらなどができ独特の風合いを感じさせます。
耐久性があまり高くないため、ヴィンテージのものは高価なものも多いそう。伝統的なパターンを、赤や茶色、紺色といった伝統的な色で織られた「ヴィンテージキリム」は、インテリアの素敵なアクセントになってくれるでしょう。
「キリム」をさまざまに楽しむ
こちらは、いろいろな「キリム」が置かれたリビングです。ラグとして以外にも、クッションにしたりタペストリーにしたりと、さまざまな使い方ができる「キリム」。
ラスティックな風合いの木の家具と組み合わせると、おしゃれなBOHOスタイルも楽しめます。
まとめ
最近注目を集めている「ベニワレン」「ギャッベ」、そして昔から人気の高い「キリム」という3種類のラグをご紹介しました。
どれも、存在感のあるラグなので、インテリアのおしゃれなアクセントとなってくれるでしょう。お気に入りのラグを、インテリアに取り入れてみませんか。
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