私はカナダに住んでいるのですが、洋室が一般的になっている日本のインテリアでも、やはりまだまだ欧米圏とは違うなと感じるポイントが結構あります。今回はこれがあると一気に欧米のお部屋のように感じられるような、取り入れやすいデコアイテムをご紹介します!
アイテムその①キャンドル
キャンドルは日本でももちろんお馴染みですが、日本ではインテリア要素よりも、アロマキャンドルというようなアロマを楽しむための使用という方が多いのではないでしょうか。インテリアにキャンドルをたくさん盛り込むと、欧米圏のインテリアらしくなりますよ。
こちらの写真のように、コーヒーテーブルに小さいキャンドルを二つ並べて灯しましょう。
夕方くらいの時間には部屋も薄暗くなり、心温まるインテリアになりますよ。この丸みのある形の花瓶も、海外で長く人気のあるデザインですよね。
他にも、コーヒーテーブルに洋書を飾っているところも欧米らしいです。
こちらはダイニングに、グラスに入ったキャンドルをディスプレイしている例。
全体的に白が基調のモダンラグシュアリーなインテリアの中で、白と輝く炎の色がよく合っています。
広々としたリビング・ダイニング・キッチンに暖炉があるところも、まさに欧米圏のインテリアですよね。
一つのお部屋の中に、様々な種類と大きさのキャンドルが置かれています。このように置く場所と種類にバリエーションを付けると華やかになりますね。
かなり大きめの置くタイプのランタンも、欧米圏で今流行っているインテリアアイテムの一つです。
こちらのお部屋も、キャンドルがバリエーション豊富にたくさんデコレーションされています。
飾り棚にも小さいキャンドルがたくさん用いられていますね!よく見ると窓際にも置いてあります。
ソファにデコラティブピローの中でもトレンドのノットピローを取り入れているのも、欧米らしいですよね。
こちらも置くタイプの大きなランタンが飾られているお部屋です。
ヘリンボーン柄のフローリングや巾木の白、壁紙のグレーが欧米っぽい高級感と温かみを醸し出していますよね。
アイテムその②燭台(キャンドルホルダー)
こちらもキャンドルと関連しますが、燭台を置いていると欧米らしさが一気に出ますよね!燭台にはアロマキャンドルではなくロウソクを挿すことが多いですから、やはりインテリアにこだわる欧米圏ならではのアイテムと言えます。
カナダでは普通のホームセンターやダラーストアでも種類豊富に取り扱っています。
こちらの写真のような、下のスタンドの部分が正方形になっている燭台は、モダンなデザインで人気があります。
数字のタグが付けられているところに遊び心が出ていて、シックにまとまりすぎず可愛いですよね。
グリーンや木材のデコアイテムもディスプレイされていて、モダンですが温かみが感じられます。
金色で縦長の燭台もモダンで素敵なデザインですね。金色のデコアイテムを要所要所で散りばめて取り入れるのも、欧米圏で人気のインテリアスタイルです。
額のついた鏡をリビングに絵画のように飾るのも海外らしくて、部屋を明るく広く見せてくれます。
こちらも人気のキューブ型のスタンドの燭台ですね。
シックな黒と、ロウソクの炎のコンビネーションが、高級感を出しています。
部屋全体の明るく優雅な雰囲気に、高級感を加えていますhね。
グレーを基調としたダイニングのテーブルセットに、燭台とくすんだダークカラーのキャンドルがとてもいいですね。
テーブルの真ん中に一番背の高いものを置くと、バランスが取れて華やかになるので、このように燭台付きの長いロウソクを飾るのがオススメです。
こちらはナチュラルなアイテムを多く取り入れたインテリアです。燭台も、昔から使われ続けてきたようなアンティーク・レトロが味わい深いですよね。
歴史を感じさせるようなインテリアに仕上がっています。
アイテムその③鏡
鏡は日本の家だと、洗面所にあるものと全身のコーディネートを確認する為の全身鏡の2枚くらいしか置いていないのではないでしょうか。欧米圏のインテリアでは、リビングやダイニングにインテリアアイテムとして取り入れているお家が多いんです。
リビングのサイドボードの上の壁に、ユニークな形の鏡が飾られています。かなり大きな鏡なので、お部屋に開放感を与えてくれますよ。
全体的に個性的でオシャレ、かつダイナミックなインテリアとなっています。
暖炉の上の壁に、鏡で装飾をしています。
天井から吊り下がったシャンデリアが綺麗に映っていますので、シャンデリアを灯した際は明かりが二倍に感じられて、かなり明るくなりそう!
暖炉や燭台に乗ったロウソクも、海外らしさ満点なアイテムですね。
こちらは小さめな鏡の壁飾りですね。鏡はガラスなので窓とも相性が良く、並べて飾ると統一感がありますよ。
ナチュラルテイストのインテリアの中で、澄んだ鏡の雰囲気が可憐な印象を与えてくれています。
かなりゴージャスでこだわりのあるウォールデコレーションの例。
リズミカルに並べて飾られた大小様々なアートの左側には、木彫りの立派な額縁の鏡がデコレーションされています。
個性的なものを用いながらも、バランスの取れたインテリアとなっていますね。
アイテムその④壁の絵画
絵画は日本の家でも飾られると思いますが、まだまだ少なめだったり、デザインや色合いも控えめだったりすると思います。欧米圏のインテリアだと壁には必ず一つはアートがあって、壁が真っ白で寂しいということはありません。
少し目を引く派手めなものや、人物の描かれた絵画を思い切って取り入れてみましょう。
モノトーンが基調のインテリアの中に、女性の描かれたアートが飾られています。
このアートは大きさはしっかりとありますがモノトーンなので、インパクトはありながらも目立ちすぎず、お部屋をスタイリッシュにアップグレードさせています。
重厚感のある暗めのトーンで統一されたお部屋の中には、シックでエレガントな様々な絵画やアートが飾られています。
このように大きさや形の異なるアートをリズミカルに組み合わせて壁に飾るのも、欧米らしいスタイルですよね。
組み合わせによって、自分独自のオリジナルのスタイルに仕上げることができるのも魅力です。
階段の踊り場から階段にかけての壁にも、アートが飾られています。よく見ると、数字やアルファベットが描かれているだけのとてもシンプルなものも。
ですが壁全体にダイナミックに配置してあることによって、インパクトと個性をしっかり表現することができています。
こちらも、高級感あるシックな黒を基調としたインテリアのお部屋です。
シンプルな額に入れられた様々な大きさのアートが、壁にまとまりを持ってディスプレイされています。
シンプルな落ち着いた印象の部屋に、明るさと繊細さをプラスしてくれていますね。
とっても温かみのあるダイニングですね。
木製の家具と女性的な曲線を持つシャンデリアに合うように、ピンクで少しフェミニンな絵画たちが飾られています。
やはり、大小と大きさに変化をつけてディスプレイされているところが、繊細でオシャレですよね。
こちらのダイニングには、美術館で見られるような深い色合いの絵画が飾られています。
このようなしっかりした色味と重厚感と存在感のある絵画なら、あえて一つ一つの周りに余白を多く設けることで、さらにその存在を引き立たせることができます。
絵の高級感もぐっと上がりますよね。
本棚の上にレトロな色調の絵画が飾られていて、いかにもコレクターズチョイスの絵画たち、といった感じです。
一緒に丸いデザインの鏡もディスプレイされているところに、こだわりとセンスを感じますよね。
壁の明るい水色の色合いと、お部屋全体のレトロな空気がとても可愛らしく融合しています。
アイテムその⑤立体感のある壁飾り
絵画以外にも、壁にデコレーションするバリエーションは色々あります。海外らしいアイテムもありますし、そもそも様々な工夫をして絵画の隣に日常的なアイテムを飾ったりすることも、日本ではまだあまり見られないインテリアではないでしょうか。
アニマルヘッドや、丸い鏡の壁飾りが目を引くこちらのお部屋。鏡の壁飾りを縦に並べてあることによって、単調にならずリズムが生まれていますね。
爽やかさ、華やかさ、高級感を兼ね備えたインテリアになっています。
英字の本がコーヒーテーブルにインテリアとして置かれているところも、海外らしいポイント。
こちらは男前なインテリアに、アニマルヘッドが飾ってある例です。スカル風になっていて、また印象が違いますよね。
立体感のある大きなお花のようなタペストリーが美しくディスプレイされています。全体的に、色味と自然を多く取り入れた個性的な空間ですね。
色味が多くて華やかではありますが、自然に関係するものが多いので、トロピカルな島を連想させるような統一感のあるインテリアになっています。
こちらもお花のタペストリーがインテリアされている例。
シャギーの効いたゴージャスなベッドメイキングになっていますが、全体的に重厚な暗めのインテリアの中で、お花の赤がアクセントになってよく映えています。
スタンドの部分がうさぎになっているランプも、欧米圏で良く見かけるアイテムの一つです。
籠素材は、去年から最新トレンドになっているナチュラルアイテムです。
籠のようなものをタペストリーとして取り入れるのが、今欧米圏でとても流行っているんですよ。このように最新トレンドもぜひ取り入れたいですね。
船の舵のようなものなど、船に関連するアイテムがインテリアとして壁に飾られています。レトロで可愛いですよね。
好きなものをこのように部屋に飾ることは、なかなか日本の一般的な住居だと見られないと思います。ぜひ挑戦してみてくださいね。
アイテムその⑥金色のアイテム・幾何学的なアイテム
金色のデコアイテムと幾何学的な形をしたアイテムも、欧米圏ではトレンドからもはや定番になっているデコアイテムです。これが取り入れられていると、日本のお部屋でも海外らしさがぐっと上がりますよ。
フィンランドの伝統的な装飾品の”ヒンメリ”を思わせるような幾何学的なアイテムも、欧米圏のインテリアでとても頻度が高く登場します。
インテリアに、洗練されたモダンな雰囲気をもたらしてくれますよ。
高級なお店で買うとかなりのお値段がしますが、プチプラアイテムでDIYするアイデアもたくさんインターネット上に紹介されています。
こちらは金色のアイテムを取り入れている例です。モノトーンや白い空間の中なら、違和感なく綺麗に仕上がりますね。
金色でも、この燭台のように面責の少ないものなら目立ちすぎないので取り入れやすいですよ。
アイテムその⑦デコラティブ・ピロー
お部屋を彩るためのインテリア用のピローを多く取り入れるのも、海外インテリアの特徴の一つです。ピローやピローカバーの種類も日本に比べ格段に豊富ですし、高級なものは一枚の絵画を買うようなお値段です。
このようにシャギーや刺繍が入ったピローを、デコラティブ・ピローと呼びます。
お部屋のアクセントとして上手く取り入れられたら、海外インテリアの上級者と言えるでしょう!
リビングだったら、この写真のように様々な個性的なピローを上手くデザインして配置したいですね。
素材感にもバリエーションをつけることができれば、よりこなれて自然に魅せられるでしょう。
ナットピローと呼ばれている編み込んだようなタイプのクッションも、トレンドで人気のよく見かけるアイテム。
正方形の形のピローの中に混ぜるだけでアクセントとなり、部屋をモダンに格上げしてくれそうです。
アイテムその⑦ライトチェーン
LEDライトの普及に伴って、一気に人気が出たインテリアアイテムがライトチェーンです。電球が熱くならないので、好きなところに好きなだけ装飾することができます。電気代も蛍光灯と比べてかなり安いですから、気軽に取り入れられますよね!
このようにベッドのヘッドボードにかけるのも、かなりポピュラーなインテリアの一つです。特に若い女の子が好んで用いていますね。
この写真のように温かみのあるオレンジ色だと、ベッドルームに最適です。
こちらもベッドメイキングに用いている例。昼間にベッドルームで読書などをしながらリラックスするときにも、気持ちを華やげてくれそうなアイテムですね。
どんな色合いのベッドにも合うのが、取り入れやすいポイントです。
こちらは、お部屋の照明としても機能しているライトチェーンの使い方です。
ポップな印象のお部屋に、ライトのチェーンの黒色がよく映えています。ガーリーすぎずにバランスを持たせたいお部屋にぴったりですね。
大きめの電球のチェーンライトをリビングに用いている例です。
色付きの壁紙や、デコラティブピローにノットピロー、モダンな燭台と飾り棚にあるヒンメリなど、ご紹介した海外らしいアイテムが目白押し。
その中で、ライトチェーンも可愛らしく融合しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は日本であまり見かけないアイテムで、かつ、海外で非常によく見かけるアイテムを厳選してご紹介しました。
どれも簡単に買い足せる小さめのアイテムばかりなので、海外インテリアに興味のある方は早速インテリアショップに足を運んでみてはいかがでしょうか。心に留まる素敵なアイテムが見つかるかもしれません。
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