ペーパーナプキンでDIY
フェミニンな空間作りにぴったりなこちらの「ディスプレイボックス」。やわらかなベージュを基調とした優しい色合いは、ドライフラワーやアンティークアイテムとの相性も抜群です。
フェミニンなポイントとなるのは、ボックス背面に淡く溶け込んだ「フラワー柄」。やさしいフラワー模様が女性らしさを演出し、中に飾るものをより美しく引き立ててくれます。
ボックス外面は凜とした「アンティークブラック」に。ベージュ基調のボックス内面と相反するカラーコーディネイトによって甘さを抑え、引き締まった印象を演出します。そんな大人フレンチなこちらのディスプレイボックスですが、実はこれ、100均アイテムと「あるもの」を使って作ってみました。その正体がこちら。
「ペーパーナプキン」です。女性らしい装いのポイントとなるフラワー柄の正体は、ペーパーナプキンなんです!そこで今回は、アンティークファブリックでも人気の高いフラワー柄を、ペーパーナプキンによって表現した「ディスプレイボックス」の作り方をご紹介しようと思います。
材料はこちら。木工板のみでOK!
使う材料は左から
板材(45×12cm)×4枚、
板材(45×9cm)×1枚、
ベニヤ板 ×1枚です。
これらの板材は100均でも揃えることができますが、ホームセンターにはより多くの種類がありますので、作りたいボックスサイズに合わせて買い分けるのもおすすめです。材料が揃ったら、早速作ってみましょう!
ディスプレイボックスの作り方
1.板材をカットしボックスを組み立てる
大きい方の板材(45×12cm)のうち2枚を、32cmの長さにカットします。これを、残りの同幅板2枚と組み合わせて、ボックスの囲い部分を作ります。
板材同士の固定には「木工ネジ」を使います。木工ネジは軸径が1.5mmほどしかない細く長いネジですが、細い板を組み合わせることの多い木工製作には欠かすことのできないアイテムです。
ベニヤ板をボックスの囲い部分と同じ大きさにカットし、裏側からネジ止めします。ベニヤ板はカッターを使ってカットしますが、切りたいラインを数回なぞるようにすれば簡単に切ることができます。これでボックス本体が完成です。
2.フラワー模様のテクスチャーペイントを施す
ボックス背面にうっすらと溶け込んだ「フラワー柄」を、ペーパーナプキンを使って表現してみましょう。ペーパーナプキンは3枚重ねの構造になっているので、絵柄のある上層1枚だけを剥がして使います。
ナプキンの使いたい絵柄部分を手でちぎって分離します。
次に、ボックス本体を塗装していきます。ボックスの外側はブラックに、ボックス内側はブラウンの下塗りを施し、上からベージュをやや厚塗りします。このとき下地のブラウンを完全に塗りつぶさず、ところどころのぞかせておくと経年のアンティーク感が表現できます。
塗料が乾かないうちに、ちぎったペーパーナプキンを塗装面に乗せ、指で押さえるようにして定着させます。塗料が糊(ノリ)のような役割をするイメージです。
ボックス全体のデザインバランスを見ながら不要な絵柄部分を手で引きちぎり、ナプキンを下地に馴染ませませればご覧の通り。ニュアンスのあるフラワー柄のテクスチャーが完成です!
3.仕上げ塗りでさらに自然なアンティーク感をプラスする
よりリアルなアンティーク感を表現するために、もうひと塗り加えます。下塗りのベージュとは少し色味の違うホワイト系塗料を、ところどころスポンジで叩き塗りし、ナプキンをより自然に馴染ませます。
さらにその上からコーヒー液を垂らし、ティッシュで押さえるようにして染みこませます。これにより、色あせたアンティークな風合いを表現することができます。
最後に残りの板材(45×9cm)も同様のペイントを施し、中板の位置にネジで固定すれば完成。女性らしさあふれる「ディスプレイボックス」が完成です!
まとめ
うっすらと背景に溶け込んだフラワー柄と、経年を感じさせるアンティークペイントがポイントの「ディスプレイラック」。難しいものと思い込んでいたテクスチャー施工も、ペーパーナプキンを使うことによって簡単に表現することができました。ペーパーナプキンの絵柄を変えれば、まだまだ色々なテクスチャーを作れそうですね!みなさんもぜひ作ってみてください。
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