オレンジや赤、黄色といった暖色系のカラーは、部屋に取り入れると部屋がぱっと明るくなり、またシンプルなお部屋でも温かい印象になります。何もないと寒々しく感じられるシンプルな部屋でも、暖色系の家具や雑貨を取り入れることで、華やかになり、またゆったりと気分もほぐれますよ。そこで今回は、ぜひ真似したくなる海外の暖色系インテリアをご紹介いたします☆
オレンジを取り入れたインテリア
まずご紹介したいのが、オレンジを取り入れたインテリア。オレンジ色は、赤が持つエネルギッシュさと黄色が持つ太陽のような明るさが合わさって、見ていると心が温かまり、元気にしてくれるカラーです。そんなオレンジを取り入れる方法の中で、まずご紹介したいのが、こちらの壁紙で取り入れる方法。オレンジといっても、まったくの無地ではなく、繊細な色ムラのあるどこか和紙にも似た模様が入っています。すこしピンクがかっており、女性が過ごす機会の多いキッチンダイニングの空間にはこんな優しいオレンジがはまりますね☆オレンジに加え、同型のテラコッタブラウンと爽やかな白との分量のバランスが洗練された印象を生み出すポイントになっています。
こちらはサーモンピンクのカーペットを敷いたリビングの例。こちらもピンクがかったオレンジで、大人の女性に合う優しさと落ち着きの両方を叶えてくれていますね。ピンクの要素が入っているので、もちろん壁紙のピンクとの相性も良いですよ♪床から壁、そして天井に至る暖色カラーのグラデーションは、明るく、気分を軽くしてくれる空間づくりの基礎になっています。ファブリックやお花などの雑貨や小物にも同系色を合わせると、部屋に統一感が生まれますよ♪
こちらはオレンジ色のクッション付きの椅子をメインとしたリビングの様子。真夏の太陽をいっぱいに浴びたオレンジのような鮮やかな色合いは、見ているだけでパワーをもらえますよね♪同様に壁に太陽やサンセットをイメージさせる絵画を飾ることで、壁際の空間が一層明るくなりました!パッキリオレンジはたくさんの面積を使わなくても明るさとパワーをくれるので、シンプルなインテリアを華やかにしたい場合におすすめです。
リアルグリーンの柄の壁紙と1人用ソファの組み合わせ。丸い座面と貝殻のような形の背もたれがコロンと可愛らしいデザインですよね♪グリーンとオレンジは南国をイメージさせる相性のいい組み合わせなので、リゾート風のインテリアにしたい方はこの2色をうまく組み合わせてみるとラグジュアリーな空間になりますよ♪背の高いパラソルがよりエキゾチックな雰囲気を演出しています。
壁に丸いオレンジインテリアのステッカーを散りばめた写真。まるでオレンジの炭酸飲料を飲んでいるような、弾ける泡沫のイメージで、寂しくなりがちな階段部分を明るく爽やかに演出してくれていますね♪ネイビーと組み合わせることで、シックさも備え、洗練された印象を作り出しています。
レッド
暖色系でも赤は闘争心を与えてくれたり、落ち込んでいる気分に活を与えたりしてくれる最もエネルギッシュなカラー。インパクトがあるだけに取り入れ方が難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、コツを抑えることで、明るく華やかでありながら、洗練された大人っぽい雰囲気になりますよ♪こちらは壁や柱を深紅で揃えたインテリアの例。赤でもすこし暗めのカラーにすることで、落ち着いた雰囲気に。壁に並んだ額はサンゴの絵。深い赤色の精密画が、壁の色とマッチしています。壁にエネルギッシュな赤色を持ってきているので、反対に床面や大きなソファはライトグレーを選び、部屋全体に抜け感を与えています。
こちらは壁をサーモンピンクにし、床も同系色のピンクベージュのブロックを敷き詰めた空間の例。天井の赤を中心としたアラベスク模様が、部屋に賑やかでメリハリのある印象を与えてくれています。たくさん配置されたソファやクッションのファブリックは、全体で見るとベージュっぽい色合いですが、所々に赤を入れることで、壁などの空間に溶け込みがちな家具の存在感を際立たせています。
赤いラグを置くだけでもかなり華やかなインテリアになりますよ♪ラグやクッションなどのファブリックはインテリアのイメージをもっとも簡単に変えてくれる便利なアイテム♪写真のように黄色みのオレンジやオレンジレッドを加えると明るく南国やアフリカをイメージさせる部屋に。ピンクよりの赤だと、華やかで女性らしい優しい印象の部屋になりますよ♪
暖色カラーはインパクトが強すぎていきなりたくさん取り入れたくないという方は写真のように、ベッドとベッドの間のような狭小スペースに敷けるラグマットはいかがでしょうか?赤が使われているものの分量が少なく、模様の繊細さの方が目立つので、初めて暖色を取り入れる方にはこうした赤の要素の少ないアイテムがお薦めです。
円柱を並べ上げたシックな灰色の壁と、つややかな黒の天板と鈍く光るアイアンの組み合わせがエレガントなテーブルとを組み合わせた空間。そこに朱赤の椅子を置くだけで、部屋が一気に明るくエネルギッシュになりました!インテリアに取り入れにくそうな朱赤の家具も、写真のようにベロア素材のものを選べば、柔らかな印象になるので取り入れやすいでしょう。
イエロー
海外では太陽のイメージカラーは赤ではなく黄色。黄色を置くだけで、部屋がぱっと明るくなるので、インテリアに色味を取り入れたことがないという方はぜひ挑戦してみていただきたいカラーとなっています!ただ、黄色って警戒色とも言われ、少量でも目立つから取り入れるのが難しいですよね!そこでこちらの写真のように、部屋の大部分はダークグレーなどのモノトーン配色で統一し、ポイントカラーとして取り入れると、子供っぽくならず、おしゃれでスタイリッシュなインテリアになってくれますよ☆
イエローをインテリアに取り入れるなら、カーテンもおすすめです!お部屋がシンプルであるほど、イエローの明るく溌剌とした印象が、昼も夜もお部屋にメリハリを与えてくれますよ♪また、イエローのようなインパクトカラーを取り入れるときは色味を統一するのが大原則。例えばこちらの部屋のカーテンは爽やかなレモンイエロー。カーテンは一つの部屋でお揃いでつけることがほとんどなので、色味を統一するという意味でもカーテンはおすすめなのです。
こちらはまるでこっくりとした濃厚なパンプキンイエロー。枕やラグなどのファブリックで取り入れると部屋に温かみと柔らかな印象を取り入れやすいですよ。特に写真の部屋のベースはブラックをメインカラーとしています。黄色を取り入れたおかげで、ゆったりとくつろげるベッド周りになりました。
生花はイエローが豊富。ずっと飾りたいわけではないけれど、部屋の雰囲気を明るく変えたいという方はぜひお花屋さんで黄色い花を選んでみてはいかがでしょうか?水仙は特に黄色の花が多いですよね♪写真のようにラッパ部分が濃い黄色で花弁も鮮やかな黄色という組み合わせもあれば、ラッパ部分は少しピンクがかった色で、花弁がクリームイエローのものなど、種類がたくさんあるので、取り入れたい分量を花の種類で選ぶのも良いでしょう。また、同じ黄色のキャンドルも並べれば、シンプルなテーブル周りがさらに明るくおしゃれになりますよ☆
こちらも2種類の水仙を飾った例。黄色と黄緑はレモンやライムなど柑橘系のフルーツをイメージさせる組み合わせなので、空間を明るく爽やかに演出したいなら、イエロー×グリーンの組み合わせを試してみて♪
まとめ
いかがでしたか?日本ではあまり見られないような色鮮やかな暖色カラーを、スタイリッシュに取り入れている方が海外にはたくさんいらっしゃるんですね♪大ぜひ目指す部屋の雰囲気にあった色と分量で、取り入れてみてはいかがでしょうか?
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