「小さなマリーのためのドレス」という意味を持つマリメッコは、1951年、フィンランドで生まれたテキスタイルブランドです。今、日本では、北欧インテリアに欠かせない重要なキーアイテムとして定番化されていますが、定番だからこそ普通に飾っただけでは自分らしいお部屋は作れません。そこで、マリメッコのテキスタイルをアレンジして、素敵に飾り付けている実例をご紹介します。
人気デザインをどう活かすか!?アイテム別にご紹介します!
テーブルクロスアレンジ実例
マリメッコの人気デザイン「プケッティ」は、白い小花をちりばめたかわいらしいテキスタイル。自己主張しすぎないデザインですので、ダイニングテーブルのセンタークロスとしてアレンジするととても上品な印象になります。ティータイムに取り入れてみると、優雅な時間を過ごせますよ。
こちらはマリメッコのヴィンテージファブリックメヌエッティ(メヌエット)」。ヴィンテージなので希少価値が高く、北欧ファブリックファンが見れば一目で「すてき!」と目を奪われてしまうはず。贅沢にテーブルクロスとして使うだけではなく、壁には同色のロゴの生地を使ったバックを飾って一工夫。可愛いだけではなくオシャレさもプラスされ華やかなお部屋になりました。
泉がモチーフの「カイヴォ」は、波紋のように広がるデザインが特徴です。大柄なのでテーブルクロスとして人気のテキスタイルですが、印象が強いアイテムだからこそ取り入れ方も難しいですよね。そこにワンポイント。同色のアイテムを側に飾ると部屋に奥行きが出て洗練された印象に。窓辺に置かれた青い小物があるだけで涼しげに見えます。
目隠しとしてさりげなく取り入れる
ヴィンテージファブリック「ヴィッキルース」は、ファブリックパネルとしてお部屋の主役にしても素敵なデザインですが、こうして物を隠すクロスとしてさりげなく取り入れると、お部屋がセンスアップします。ある意味、とても贅沢な使い方ですよね!
こちらはもっと贅沢なアレンジ術。マリメッコファンなら誰もが憧れるヴィンテージデザインを、カゴバックからチラッと見せるだけなんて、オシャレ上級者にしかできないテクニックです!
ロゴプリントを使えば洗練された雰囲気に
「marimekko」のロゴのファブリックを使うと洗練されたムードを演出できます。こちらは、小さく切ってバックとしてアレンジ。マリメッコを知らない方でも、思わず目がいってしまうほどインパクトがでました。
クッションカバーとしてアレンジすると、リビングが一気にスタイリッシュに変身!ペアとして取り入れるテキスタイルを、シンプルなものにすると、ロゴが引き立ちます。男前インテリアとの相性もばっちりですよ!
北欧ファブリックだからこそ、北欧ナンバーワンの愛されキャラ・ムーミンとの相性もぴったり。こういった、「分かる人には分かる!」という取り入れ方は、飾った方のセンスの良さをさりげなく主張できるのでオススメです。
クッションカバーにするならこのテキスタイル!
アーティスティックなデザインの「シイルトラプータルハ」とペアにしたいのは、シンプルな波模様の「ロッキ」。柄に柄というのは難しいペアですが、強弱のあるデザインかつモノトーンでまとめるとスッキリ見えます。
優しい色の「プケッティ」は、マリメッコの中でも万能型のテキスタイル。洋間は勿論ですが、ノスタルジックな印象なので相性がいいので和室にも使えます。また、木目との相性もばっちり。木に咲いた小さなお花のようにも見えるので、ナチュラルインテリア好きのもオススメです。
マリメッコを代表する「ウニッコ」とユニークで大胆なデザインが人気の「プータルフリン・パルハート」の組み合わせは、マリメッコマニアさんにオススメ。置いてあるだけで大好きなマリメッコの魅力を満喫できますので、いつまでも飽きずに使い続けることができます。
マリメッコには花や木のモチーフがたくさんありますが、スタイリッシュなデザインがお好みなら「クーシコッサ」がオススメ。かわいい北欧テイストと、スッキリとシャープな印象がミックスされたオシャレなデザインですので、小さなクッションカバーとして取り入れるだけでも、お部屋のアクセントになります。
お部屋の印象を変えたいならカーテンとして使って!
カーテンは面積が広いので、部屋の印象を変えたいときにまず取り入れるべきアイテム。大柄の「ボットナ」は、複雑な絡み合った模様が美しく、気品を感じられるデザインですので、カーテンとして仕立てると品のあるお部屋になります。
石ころを模様にした「キヴェット」は、素朴な印象のあるテキスタイル。色使いが独特なので小さめの面積でも、しっかりとお部屋のアクセントとして役立ってくれます。一気にお部屋が明るくなって、楽しい雰囲気を演出できますね。
「ウニッコ」は、小さくても存在感が大きいのでカーテンとして窓全体に使うより、小窓のロールカーテンとして取り入れる方が断然オシャレ!お花の大きさも、カラーも様々展開していますので、部屋のインテリアと合わせて選べて便利です!
シンプルなホワイト系インテリアのお部屋には、シンプルなロッキがとてもマッチします。手書き風の波模様がイイ味わいを出していますので、無機質なイメージを解消してくれるのもポイント。こうしてのれん風に使うだけで部屋の印象がかわります。
ファブリックパネルはカットの仕方に工夫を!
大きなゼラニウムが描かれた「クルイェンポルヴィ」は、大胆な構図が人気のテキスタイルです。紺、黒などカラーバリエーションがありますが、この白&グレーは、オフホワイトの壁にしっくりなじむのでファブリックパネルとして取り入れやすい色合いです。どこをカットしても絵になりますが、できればこちらのように花の中心部分を入れてカットすると安定感がでます。
マリメッコの中でも比較的アバンギャルドな絵柄がこの「ピエニシイルトラプータルハ」。小さくカットして、ファブリックパネルにしてもアクセントになって素敵ですが、このようにあえて大きく作るとお部屋の印象が一気にゴージャスに!
サボテン柄のポップなデサインが人気です。どこを切ってもカワイクなるので、ファブリックパネル初心者にもオススメです。ナチュラルインテリアにもマッチしますので、木製の製品と並べるとより魅力がひきだせます。
マリメッコのテキスタイルは様々りますが風景柄も人気です。このファブリックパネルは、完成度の高さもさることながら、飾った場所がおみごと。階段の上に飾ったことで、遠くにひろがる町の風景を実際に見あげているような感覚になります。
まとめ
北欧インテリアの定番「マリメッコ」ですが、飾り方も使い方も様々。ヴィンテージも含めるとかなりの数のテキスタイルがありますので、ぜひいろいろ探して効果的に飾って下さいね!
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