白と黒を基調にした「モノトーン」のコーディネートはシンプルでありながら小物や雑貨にこだわることで、個性を出すこともできる奥の深いインテリアです。老若男女問わず、どの世代でも抵抗なく住まうことできるので2〜3世帯の住宅にもおすすめのインテリアルームでもあります。今回は「モノトーン」インテリアのおすすめの家具とレイアウトのポイントをご紹介します。
①モノトーン調インテリアのポイント
・イメージカラーは「白」と「黒」
冒頭でもふれましたが、モノトーン調インテリアのイメージカラーは「白」と「黒」です。高級感も出せるインテリアなので、近年は新築マンションのモデルルームにも多く取り入れられています。
・床材、壁面は「タイル調」が○
床材を木製ではなく、タイル調にする事で部屋全体をモノトーンに近づかせ、レイアウトがしやすくなります。
壁面は白色のクロス(壁紙)で充分ですが、キッチン周りなどは一部分をタイル調にするとさらにオシャレにコーディネートできます。
洗面台など水回りもタイル調にすることで、一気に深みが増します。タイル調の柄は「インテリアシート」でも売られています。コツを掴めば簡単に貼る事ができるので、DIYに興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
②「リビング」のレイアウト例
・ソファはファブリック(布)素材にする
モノトーン調のリビングルームにソファを置く場合は、ファブリック(布)素材が適切です。革(レザー)ソファも高級感があり良いのですが、モノトーンの空間では重くなりがちに…。既にレザーソファがある場合は「ソファカバー」などを被せて使用すれば、部屋の雰囲気を保ちつつ、汚れ対策にもなるのでおすすめです。
・リビングテーブルは【白塗】テーブルをチョイスする
ソファ前に置くリビングテーブルは、木製よりもメラニン加工などが施された、謂わゆる【白塗】テーブルを選びましょう。メラニン加工とはツルツルの質感が特徴で、食器棚などにもよく使われている塗装です。テーブルの色は「白」に限らず「黒」の場合でも、雰囲気を崩すことはありません。
絶対白塗テーブル!という訳ではありません。汗大きさがサイドテーブル程度で、天板面積が小さい場合は木目テーブルもアクセントとして問題ないですよ♪
・収納家具も【白塗】がベター
TVボードやチェストなどの収納家具も、白塗で揃えるとインテリアの雰囲気が増します。ちなみに、TVボードにはレコーダーなども一緒に収納することが多いと思われますが、木製よりも白塗加工の方が湿気や蒸れが少ないので、家電には優しい家具なのです。
・ラグはダーク系の【無地】か【シンメトリー】柄を敷く
リビングルームにラグを敷く場合、ダーク系の無地系色なら、どのレイアウトにも合います。柄モノを選ぶ際は、統一感のあるシンメトリー柄がおすすめです。
【ライン】入のラグも部屋の空間が白で囲まれているモノトーンインテリアでは、しっかり存在感を示せます。
③「ダイニング」のレイアウト例
・ダイニングテーブルも【白塗】家具を
リビングと同様にダイニングテーブルも【白塗】家具でコーディネートをするのをおすすめします。
・高級感のある【大理石テーブル】も◯
その他にも、大理石を使ったテーブルは高級感があり、イメージを崩すことなく使用できます。大理石は汚れにも強く、手入れも簡単!基本水拭きだけで良いので便利の良い素材です。
・椅子は「白」か「黒」のカラー。デザインは冒険してみてもOK!
椅子は「白」か「黒」のモノトーンカラーであれば、デザインは思いきった椅子を置いてみるのもおもしろいですよ。スチール脚が特徴の【イームズチェア】や無機質の【スチールチェア】などを試してみてはいかがでしょうか?
・椅子は木製でも大丈夫
小さなお子様がいる場合は、安全な木製椅子を選んだ方が良いと思われます。白色であればインテリアの雰囲気を崩すことなくコーディネートできますよ♪
・キッチン周りもモノトーンで統一
基本キッチン周りの備え付き収納庫や家電は、水に強い【メラニン】塗装の商品が多いので、あまり意識をしなくとも、モノトーンのコーディネートができます。
モノトーンコーディネートなら、シンク周りもゴチャゴチャなイメージを出さずに、清潔感のある視覚効果もあります。
ダイニングボードを設置する場合も【白塗】家具がおすすめです。
④雑貨、小物を使ったレイアウト例
・大きめの【パーテーション】を吊るしてみる
床材や壁面も白でレイアウトをした際、視覚効果で部屋が広く見えます。しかし、逆に広すぎて落ち着かないと感じた場合は、モノトーン柄のパーテーションを吊るすと圧迫感が出て落ち着くのではないでしょうか?
・【ブランド小物】を置いてラグジュアリーに
シャネルやグッチなど、海外の一流ブランドのイメージとモノトーンコーディネートのイメージは結びつけしやすく、相性が良いです。空箱も置くだけでアクセントアイテムになり、おしゃれに演出できます。
・【収納カゴ】もモノトーンにする
リビングルームなど小物を一箇所にまとめたい場合、収納カゴを使う方が多いと思われますが、ここもモノトーンのカゴを選べば、シンプルに収納できます。
・【子ども部屋】もモノトーンインテリアにしてみる
乱雑したイメージになってしまう子ども部屋も、モノトーンカラーのコーディネートなら比較的スッキリした印象になります。女の子なら【ゴシック調】に、男の子なら【スタイリッシュ】な部屋のイメージがぴったりです。
まとめ
「モノトーン」インテリアのおすすめの家具とレイアウトのポイントをご紹介しました。シンプルな印象のモノトーンインテリアは世代、性別を問わない『無難』なインテリアです。「インテリアにこだわりがないけども、スッキリした部屋にしたい」と思われる方にも合いますし、レイアウト次第では夢中にもなれるので、応用が利くインテリアルームです。よろしければ、ご参考ください。
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