窓際におすすめのテレビレイアウトと問題対策
一人暮らしの引っ越しやリビングの模様替えで意外と困ってしまうのが、テレビの設置場所ですね。コンセントやアンテナ端子の位置や見やすさなどを考えると、どうしても部屋の窓際がテレビの設置場所になってしまうという部屋も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、窓の位置別に窓際にテレビを設置したレイアウトの実例と、逆光や結露対策の方法もご紹介します。
窓際にテレビを配置する際の逆光・結露対策
薄手のカーテンを使った明るい逆光対策
部屋の窓際にテレビの設置場所を作ると逆光でテレビが見にくかったり、テレビに直射日光が当たってしまったりという問題があります。
こちらのように薄手のカーテンを常時かけるようにしてあげれば、光を取り入れつつ、強い日光がテレビにあたるのを防げますよ。
東側や北側といった日光が当たりにくい場所におすすめの対策です。
ブラインドやロールカーテンで叶う逆光対策
南側の部屋や強い日差しが入ってくる窓際にテレビを設置しなくてはいけない場合には、ブラインドやロールカーテンといったより日差しを遮ることができるアイテムを使ってあげましょう。
掃き出し窓で窓の外が庭やベランダの場合には、外にサンシェードなどを設置するとテレビの周りの温度上昇も防げるのでおすすめですよ。
専用シートを活用して室温を保つ結露対策
結露も窓際をテレビの設置場所にするときに問題になりますね。
本来なら外気温との差が出にくい二重窓やペアガラスを使った窓がおすすめなのですが、簡単にはできません。
そこでこちらのシートのように窓に貼って、外気温の影響を減らすアイテムを使ってみましょう。
シートにはすりガラス風で目隠しになるものや、光を和らげるものもありますよ。
窓際に最適なテレビレイアウト・掃き出し窓ver.
窓際の壁を背にするテレビのレイアウト
窓際にテレビの設置場所を作るときに気になるのが、窓からの直射日光がテレビに当たってしまうという点ですね。
でもこちらのようにブラインドで適度に日光を遮って、テレビの3分の1を壁にかかるようにしてあげれば、影響が少なくなります。
ソファからテレビが見やすいだけでなく、外気の影響も少なくなりますよ。狭い一人暮らしの部屋でも使えるレイアウトです。
テレビを主役にしたてる窓際のレイアウト
角部屋で大きな掃き出し窓がある部屋では、必然的に窓際がテレビの設置場所になってしまいます。
こちらはそんな部屋の難点を逆さにとって、テレビをリビングなど部屋の主役になるようにレイアウトした実例です。
テレビ台をテレビの色に合わせてダークトーンにすることで、統一感のあるリビングインテリアに仕上げています。
省スペースで窓際にテレビが置けるレイアウト
一人暮らしやマンションなどの賃貸住宅では、大きなテレビ台は邪魔になってしまいます。
でも、こちらのように窓際のコーナーをテレビの設置場所にしてスタンドを使って配置してあげれば、狭いリビングや一人暮らしの部屋でも場所をとらずにテレビが置けますね。
コーナーに斜めにテレビを置く方法は、窓からの光や外気の影響が少ないというメリットもあります。
窓際に最適なテレビレイアウト・腰窓ver.
全体を低く抑えたテレビのレイアウト
腰の位置くらいから上に窓がある腰窓の部屋の場合、窓際にテレビを置いても日光や外気温の影響が少ないので、窓際をテレビの設置場所にするレイアウトの幅が広がりますよ。
こちらでは低めのテレビ台にテレビをのせて、窓際に配置しています。
リビングのソファも少し低めのものを選ぶことで、テレビが見やすいインテリアに仕上がります。
どこからでも見やすいテレビのレイアウト
ソファやテーブルなどテレビとの間に家具が多いリビングや部屋の場合には、こちらのように少し高めの台にテレビをのせて窓際に設置場所を作ってみましょう。
こうすればどこに座っていてもテレビが見やすいですよね。ブラインド付きの窓は直射日光が当たりにくくなるので、テレビの設置場所を窓際にするのに適していますね。
収納家具と一体化させるテレビのレイアウト
一人暮らしやワンルームの部屋の場合、テレビの存在感は生活感につながってしまいがちですね。
でもユニットシェルフを使ってテレビにぴったりのスペースを作ってあげれば、周囲となじんでくれるので、インテリアの邪魔になりませんよ。テレビの周囲を収納として活用するアイデアは、狭いリビングや一人暮らしで参考にしたいですね。
窓際に最適なテレビレイアウト・高い位置の窓ver.
日光の影響が少ない窓際のテレビのレイアウト
高い場所から日光を取り込む窓なら、窓際にテレビの設置場所を作っても逆光や直射日光の影響が少なく、快適なリビングインテリアが作れますよ。
こちらのように壁掛けにしてあげると、すっきりとした見た目のインテリアになるだけでなく、テレビ台などでスペースをとられることもありません。
狭い部屋でも活用できるレイアウトですね。
ジャストサイズがうれしいテレビのレイアウト
こちらは家を新築する際に参考にしたいテレビの設置場所です。
高い窓の下に壁掛けでテレビを取り付けることで、場所をとらずにすっきりとしたリビングインテリアを作っていますね。
同じように壁掛けにした棚は地震などで倒れてこない優れものです。しっかりと窓から光を取り入れつつ、テレビに日光が当たらない最適な設置場所ですね。
壁掛けですっきりとするテレビのレイアウト
こちらは高い位置に室内窓を作り、その下にテレビをレイアウトした実例です。
賃貸住宅ではなかなか難しいテレビの壁掛けですが、ラブリコなどのアイテムを使ってしっかりとした仕切り壁を作り、こちらのようにレイアウトすればすっきりとしているのに、おしゃれなリビングインテリアが作れますよ。
窓際に最適なテレビレイアウト・複数の窓ver.
窓の間にテレビの設置場所を作るレイアウト
複数の窓を少し離して設置している部屋なら、窓と窓の間にテレビの設置場所を作る方法がおすすめです。
これなら逆光も気になりませんね。風水では窓から入ってくるよい気をテレビが跳ね返してしまうので、窓際に設置するのはよくないといわれています。
でも、こちらのように窓と窓の間にテレビの設置場所を作れば、風水的にも問題がないですね。
定位置からテレビが見やすいレイアウト
ワンルームの窓際にテレビの設置場所を作っているレイアウトです。先ほどのようにテレビを窓の間の壁に付けるように設置した方が日光などの影響が少なくなるのですが、こちらではベッドやソファスペースといったテレビを見る場所に合わせて、少しずらして配置しています。
でも窓にブラインドをかけることで、テレビ画面が見やすい工夫をしていますよ。
コーナーを上手に使ったテレビのレイアウト
窓際のコーナー付近にテレビの設置場所を作っているレイアウトです。
こちらでは窓の正面をリビングスペース、右に少しずれた場所にダイニングテーブルを配置しています。
部屋の角にテレビを置くことで、テレビ画面の角度を調整してどちらの場所からでもテレビが見やすいレイアウトに仕上げていますよ。
テレビの横に学習スペースを置くことで、勉強の邪魔にもならないレイアウトです。
対策をしっかりして窓際にテレビを置こう
窓際にテレビの設置場所を作るレイアウトの実例と、窓際をテレビの設置場所にしたときに気になる逆光や結露の対策方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
窓際にテレビの設置場所を作るのは、さまざまな理由であまりよくないといわれています。ぜひ今回の内容を参考にして、対策をしながら快適なテレビの設置場所を窓際に作ってみてくださいね。
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