ジャパンディ(Japandi)とは?和と北欧の魅力が混じり合う、新しいスタイルに注目

和風と北欧風(スカンディ)を合わせた「ジャパンディ(Japandi)」がスタイルとして確立され広まりつつあります。素材やデザイン、特徴的なインテリア・照明などのポイントから美しいジャパンディの世界観を見てみましょう。

更新日:

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ジャパンディ(Japandi)とは?和と北欧の魅力が混じり合う、新しいスタイルに注目
アバター画像

SUVACO(スバコ)

ライター

SUVACO(スバコ)は、自分らしい家づくり・リノベーションをしたい人と、それを叶えるプロとが出会うプラットフォーム。おしゃれな住宅事例や読みものから、あなたの価値観に合ったプロが見つかります。

北欧のデザイナーが和紙を使った照明をデザインしたり、日本のデザイナーが日本建築にも合うモダンな家具をデザインしたりと、1950年代からお互いをリスペクトするように日常生活にそれぞれのセンスが静かに取り入れられてきました。

これまでにも、さまざまなインテリアスタイルが生まれていますが、最近では時代背景からも、無駄なものはそぎ落とし、持続可能なシンプルさが意識されたことにより、和風と北欧風(スカンディ)を合わせた「ジャパンディ(Japandi)」がスタイルとして確立され広まりつつあります。

ジャパンディ(Japandi)とは?

物理的には全く近いとは言えない日本と北欧。離れているのに呼応するようなそれぞれのインテリアスタイルの共通点は、自然を感じる素材とやわらかな色合い、光と陰影のあるシンプルで職人の手を感じる上質な空間づくりにあるといえます。

そんな和風と北欧インテリアが、お互いに影響し合いながらMIXされたスタイルが「ジャパンディ(Japandi)」です。

もちろん、ただ取り入れればいいというわけではなく、お互いをより理解すればさらに素敵なジャパンディになるはず。素材やデザイン、特徴的なインテリア・照明などのポイントから美しいジャパンディの世界観を見てみましょう。

 

1)くつろげるやわらかな光と陰影のある空間

ジャパンディ

日本建築では馴染みのある、自然素材の土壁や和紙など素材そのものの魅力。さらに、そこに光がプラスされることで美しい陰影が生まれます。そんな素材と光を引き立たせ合う空間は優しく心に響きます。そのような空間には、丸みのある家具や照明を取り入れていくのもポイントです。

 

 

2)壮大な自然素材や木のぬくもり

ジャパンディ2

いつの時代も新しく便利なものがつくられていますが、思わず触れて確かめたくなるような自然素材の質感と手触りからは、木や石、珪藻土など、異なる素材や仕上げであってもぬくもりが感じられます。


 

3)視覚的・物理的にノイズレスな空間

ジャパンディ3

思ってもみない音は、耳ざわりなもの。その場合離れたり耳をふさいだりすればいいのですが、視覚的印象からみると、意識していなくてもストレスを感じている場所は多くありそうです。

そう感じるものをそぎ落とし、凛とした表情のある住まいを意識して家づくりの段階から計画してみましょう。

 

4)日本建築の直線的なデザインと北欧家具の繊細なライン

4)日本建築の直線的なデザインと北欧家具の繊細なライン

四季折々の自然の移ろいを楽しむため、室内は梁柱、格子といった直線的な空間で屋外とのつながりを意識している日本建築。

一方、北欧では、寒さが厳しい環境下で住まいの中に自然を模倣したような有機的ラインのデザインを取り入れている印象があります。シンプルな設計と職人の手を感じる佇まいという2つポイントがジャパンディスタイルの魅力です。

 

5)リラックスできるおおらかなテキスタイル・アースカラー

ジャパンディにiは、カラーコーディネートもとても大切なもののひとつです。

ただ単に無難な色合いでまとめるのではなく、大地や海、植物など自然の色をイメージさせるアースカラーや、そのかたちをデザインに取り入れたテキスタイルで、優しく華やかな室内空間を演出しています。落ち着いた色合いなので部屋の広さや用途に限らず取り入れやすそうです。

 

自然とボーダレスなアースカラー

ジャパンディ5

自然をイメージするナチュラルな木や白、グレーカラーをベースに重ね合わせた落ち着きのあるインテリア。とてもシンプルな色合いの室内に、木や土、緑の葉や光、景色など自然そのものがアースカラーとして映り込んでいます。

 

テキスタイルのようなポイントカラー

ジャパンディ6

見る人の視力や印象、朝の光、日中の光や夜の光によっても「色」は、まわりの影響で変化します。まずは、クッションやお気に入りの色や柄が見つかったら壁面などからでも、取り入れてみるのも素敵です。

 

6)艶を抑えたマットな質感

ジャパンディ7

部屋の色を考える時、ひとつの色でも艶がある無しではその印象は大きく変わります。イメージ通りの発色なるように光沢度も一緒に考えたいものです。

ジャパンディスタイルでは、全体的にぬくもりのある温かみを持った空間が主流となります。使用する素材や内装は艶を抑えたマットな質感が特徴です。

 

7)畳や照明で和の要素を取り入れる

ジャパンディ8

快適な生活には、主照明と間接照明のバランスが大切です。

間接照明にも、手元をハッキリと見るための明かりから、癒されるようなぼんやりとした光までを適材適所に配置することができればインテリアプランが大成功!なのではないでしょうか?

インテリアスタイルは、住まい手の好みや印象、個性を表現するといった不思議な魅力を備えています。

今回、ジャパンディ(Japandi)でご紹介した事例と合わせた7つのポイントから、デザインの構成となる基本バランスがみえてくるのではないでしょうか?

ぜひ、みなさんの心地よい空間づくりにの参考にお役立てください。


 

リノベの依頼先選びに迷ったら▼

専門家紹介サービス(無料)

おしゃれな住宅実例をもっと見る

こちらもおすすめ☆

x