ハーバリウムとは?作り方と材料、初心者向けキットとプレゼントにもおすすめの作品17選

お花を美しいまま永く楽しめるインテリアフラワー「ハーバリウム」。ボールペンやディスペンサー、ライトなど種類も豊富でプレゼントとしても最適ですよ。この記事ではそんなハーバリウムの魅力や作り方、おすすめ商品までをたっぷりとご紹介します。

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ハーバリウムとは?作り方と材料、初心者向けキットとプレゼントにもおすすめの作品17選
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ハーバリウムとは?作り方と材料、初心者向けキットとプレゼントにもおすすめの作品17選

お花を美しいまま永く楽しめるインテリアフラワー「ハーバリウム」。花畑や庭、海など、そのコンセプトも多様で奥が深いです。

また、ボールペンやディスペンサー、ライトなど種類も豊富でプレゼントとしても最適ですよ。この記事ではそんなハーバリウムの魅力や作り方、おすすめ商品までをたっぷりとご紹介します。

 

ハーバリウムとは?意味とその魅力

ハーバリウム(herbarium)とは「植物標本」という意味を指す言葉で、元々は植物の研究のために長期保存をする方法として生まれたものです。

ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどを瓶に入れ、専用のオイルに浸して作られています。

ハーバリウムは水やりなどのお手入れも不要で、置くだけで植物を飾れるのが特徴。現在はフラワーインテリアとして人気を集めています。

大きさや色味もさまざまあり、お部屋のインテリアとして重宝される他、見た目の華やかさからプレゼントとしても幅広い世代に人気です。


 

 

ハーバリウム作りに必要な材料・道具

ハーバリウムは、実は必要な材料が少なく、手軽に手作りを楽しめるのも魅力のひとつです。お好みの花材で作品作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう。


 

オイル

安全かつ長持ちする状態に仕上げるためにも、ハーバリウム専用のオイルがおすすめです。オイルを水で代用すると花の腐敗が早くなるため避けましょう。シリコンオイルと流動パラフィン(ミネラルオイル)が主流となっています。

 

瓶・容器・ボトル

透明度が高く、丈夫で密封できるものを選ぶのがおすすめです。蓋が閉まるものであれば、ハーバリウム専用の容器でなくても利用できます。また、ボールペン型やディスペンサー型など、実用的なものも販売しており、用途に合ったものを選ぶとよいでしょう。

 

ドライフラワー・プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー

お好みのドライフラワーやプリザーブドフラワー、またはアーティフィシャルフラワーをご用意ください。他に、ビー玉やカットフルーツ、貝殻、グリッターなどを入れるのもおすすめです◎

 

ピンセット

ボトルの中の材料を指で調整することは難しいので、ピンセットがあると便利です。他にも、はさみやタオルを準備しておくと作業がしやすいですよ。

 

ハーバリウムの作り方

ハーバリウム3

minne作家のHana Akariさんに教えていただいたハーバリウムのレシピをひとつご紹介します。ぜひ一緒に作ってみましょう。(「minne HANDMADE LIFE BOOK vol.7」より)

 

レシピを教えてくれた人:「Hana Akari」さん

自家栽培の花を使ったドライフラワー雑貨を制作。

https://minne.com/@mscraft57


 

用意するものはこちら

  • ドライフラワー(お好みものをご用意ください。今回使用したのは、アンモビューム、千日紅、デルフィニウム、ライスフラワー、プリザーブド紫陽花、ドライ紫陽花、
  • スモークツリー)
  • ハーバリウム用ミネラルオイル(浮游花オイル500ml)
  • リボン
  • タグ
  • 密閉できるガラス瓶
  • ピンセット
  • はさみ
  • 台所用中性洗剤
  • スポンジ
  • タオル

 

1.瓶を消毒する

容器が清潔でないと、花材などの材料の劣化につながります。事前に容器の消毒を行いましょう。瓶などお湯に入れても問題ないものは、沸騰したお湯に5分ほど入れて煮沸消毒を行い、お湯から取り出した後はしっかり乾燥させましょう。

煮沸消毒が難しいものは、ティッシュやコットンに消毒用のアルコールを染み込ませてピンセットでつまみ、容器の内部を拭きます。

 

2.ドライフラワーを用意する

ハーバリウム5

紫陽花は使う分だけ房を取り分けます。

 

ハーバリウム6

紫陽花のがく片は、中心部のボソボソとしたところを取り除きます。こうすることで、瓶に詰めてオイルを流し込んだあと、破片が浮くのを防ぎます。

 

ハーバリウム7

茎をはさみで切ります。

 

ハーバリウム8

すべて切ったところ。

 

3.瓶にドライフラワーを詰める

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ガラス瓶にピンセットでドライフラワーを底面から詰めていきます。あまりぎゅうぎゅうにせず、ふわりと詰めましょう。

 

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瓶の外側から見て、花の形がきれいに見えるように、瓶を回しながらバランスよく入れていきます。

 

ハーバリウム11

瓶を回すときは正面を決めて、マスキングテープで印を付けておくとよいでしょう。

 

ハーバリウム12

上まで詰めたところ。

 

 

4.オイルを注ぐ

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オイルを静かに注ぎます。ぎりぎりまで注がず、上部はすこし空間をあけましょう。

 

ハーバリウム14

平らなところに数分置いておきます。

 

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オイルを注いだあとは気泡が出るので、落ち着くまで置いておき、オイルの量を確認します。気泡の分だけオイルが減っていたら、すこし足します。

 

5. 仕上げる

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キャップをしっかりと締めます。

 

ハーバリウム17

瓶の表面は皮脂やこぼれたオイルなどで曇りがちなので、中性洗剤を付けたスポンジで磨き、水で洗い流します。

 

ハーバリウム18

乾いたタオルで表面を磨きます。

 

ハーバリウム19

タグをリボンに通しキャップの下に結んだら、完成です。

今回ご紹介したレシピは「minne HANDMADE LIFE BOOK vol.7」で詳しくご覧になれます。レシピページのほか、さまざまなハンドメイド作品をご紹介していますので、ぜひ手にとってご覧になってください。

 

ハーバリウム作りの注意点

ハーバリウムを作る際や保管する際に気をつけたい注意点をご紹介します。

 

生花をそのまま使わない

生花を使用するとすぐに腐ってしまうため、必ずドライフラワーかプリザーブドフラワーを使用しましょう。また、材料が湿気っていても腐食につながるため、乾燥させたものを使用するよう注意が必要です。

 

違う種類のオイルを混ぜない

ハーバリウム作りでは、ミネラルオイルとシリコンオイルの2種類のオイルがよく使用されます。ミネラルオイルとシリコンオイルが混ざると液体が濁ってしまうため、混ぜないように注意しましょう。

 

火気を避ける

ハーバリウムに使用されるオイルは耐火温度が高くて発火しにくいものが多いですが、安全のため、ガスコンロや火元の近くには絶対に置かないようにしてください。

 

直射日光を避ける

ハーバリウムを直射日光に長時間当てたままにしておくと、オイルや花材の劣化を早めてしてしまいます。できるだけ永く楽しむために直射日光を避けて飾るとよいでしょう。

 

小さな子どもやペットの誤飲に気をつける

ハーバリウムは、その綺麗な見た目のため、小さな子どもやペットが間違って口に入れてしまう恐れがあります。危険ですので、必ず小さな子どもやペットの手の届かない場所に置きましょう。

 

初めての手作りでも安心!「ハーバリウムのキット」3選

minneで見つかるハーバリウムのキットをご紹介します。必要な材料が揃っているので初心者の方にもおすすめです。

 

初めてにやさしい写真入り説明書付きキット

日の出の空のグラデーションをイメージしたハーバリウムの手作りキット。

写真入りの作り方説明書がセットなので、初めてのハーバリウム作りにもおすすめです。


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届いてすぐに作れる体験キット

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フラワーアレンジ作家である木つわ畑さんが提供するハーバリウム体験キット。ピンセット、作り方説明書など必要なアイテムが一式揃っているので、届いてすぐに制作できるのが嬉しい魅力。ボトルは丸型と四角型から選べますよ。

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固まる宇宙ハーバリウムスターターキット

宇宙飛行士をモチーフにしたユニークなハーバリウム。女性らしいお花のイメージが強いハーバリウムですが、こちらの作品は男女問わず楽しめるデザインです。

こちらの作品もゲルやキューブ、色石などすべて揃っているので届いてすぐに制作を始めることができますよ。


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ハロウィンを飾るハーバリウムの作り方はこちら

 

プレゼントにもおすすめ。おしゃれなハーバリウム14選

ここからは、インテリアにはもちろん、贈り物としてもおすすめのminneのハーバリウム作品をご紹介。飾って楽しめるものから、日常的に使える実用的なものまで。お気に入りがきっと見つかるはずです。

 

海をイメージした爽やかな「アクアハーバリウム」

瓶の中に海の世界を閉じ込めたアクアハーバリウム。瓶を見るだけでビーチや水族館に来たかのような気持ちにさせてくれます。

 

優雅に泳ぐ熱帯魚を鑑賞

ホワイトサンドビーチの海の中を表現した遊び心のあるハーバリウムです。

イソギンチャクに見立てたブルーのデイジーを背景に、色とりどりの熱帯魚たちが泳ぐ姿を楽しめます。


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手のひらで楽しめる水槽

ゆらめく姿に癒されるクラゲの水槽をイメージして作られた作品です。

LEDライトを底に設置すれば、ライトアップされた夜の水族館のような幻想的な雰囲気に。


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贈り物にもぴったりのカード付き

「おうち水族館」と題された、淡い色使いがかわいらしい印象のお魚ハーバリウム。

6種類の中から好きなメッセージカードを選ぶことができるので、プレゼントにもおすすめです。


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鮮やかな花が咲き誇る「ハーバリウムガーデン」

室内にいながら“お花が咲き誇る庭”を楽しめるような、華やかさあふれるハーバリウム作品を集めてみました。インテリアにおすすめです。

 

風に揺れる桜をイメージ

春の短い間しか見ることのできない桜を、ハーバリウムにすることで永くお花見を楽しめる作品。

お花が揺れる繊細なデザインとなっており、日本の春を感じられる素敵な作品ですよ。


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かわいらしい手のひらサイズ

ちょこんと手に乗る小さなサイズ感が魅力的。暮らしにそっと寄り添って、癒してくれそうな一品です。


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ミモザが主役の明るい庭

小動物たちも訪れ、たくさんの花が咲き誇るような庭をイメージしたハーバリウム。春を告げる花と言われるミモザが爽やかで明るい空間を演出してくれます。


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洗面台を華やかに「ディスペンサー&ソープディッシュ」

ハーバリウムのソープディスペンサーとソープディッシュをご紹介します。毎日訪れ、使うものだからこそお気に入りのデザインを取り入れてみませんか。

 

清涼感たっぷり

手を洗うたびに気分が上がりそうなディスペンサー。ブルーグリーン系の清涼感のある色味がポイントです。


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コスモスをイメージ

ピンクや紫のお花を使い、コスモスをイメージして制作された作品です。洗面台にあるだけで、気分も華やかにリラックスできそう。


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目を惹く美しい発色

イエロー、グリーン、ブルーの中からお好みの色を選んでオーダーできるソープディッシュです。石鹸を置く以外に、アクセサリー入れとしても使用可能。


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日常使いに「ハーバリウムのボールペン&ペン立て」

ボールペンやペン立てなど、使えるタイプのハーバリウムアイテムも人気です。中でも目を惹く華やかな作品をご紹介します。

 

小花が可憐な印象

小花がかわいらしいアリッサムを封じ込めたボールペンです。白×ゴールドにピンク系の色の組み合わせが上品。


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フレッシュなデザイン

ビタミンカラーのお花とフルーツモチーフを組み合わせた爽やかなデザイン。名入れのサービスもあるので、自分へのご褒美やプレゼントにもぴったりです。


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お花畑のような華やかさ

カラフルなお花が楽しめるペン立てです。デスクの上のインテリアとしてひとつ置いてあるだけで晴れやかな気分になれそうですね。


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インテリアのアクセントに「ハーバリウムランプ」

ランプをハーバリウムランプに変えるだけで、部屋の印象がとても華やかになりますよ。コンセプトの異なるハーバリウムランプを選んでみました。

 

やさしく照らすオレンジランプ

オレンジ系のヘリクリサムとラメ付きのカスミソウに、柔らかな温かみのある暖色系のLEDライトを使ったハーバリウムライト。

置くだけで部屋の印象も明るくなる一品ですよ。


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美しい星の光に満ちた夜の森

深い夜にそっと明かりを灯したくなるような神秘的なハーバリウムライトです。

眺めているだけで夜空を見ているかのような安らぎを与えてくれます。男性へのプレゼントにもおすすめですよ。


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奥が深いハーバリウムの世界

今回ハーバリウムの魅力や作り方、おすすめの作品などを紹介してきました。ハーバリウムは知れば知るほど奥が深く、自然を身近に感じられる素敵なインテリアです。

今回紹介した作品以外にもminneにはさまざまなハーバリウム作品が揃っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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