家の顔となる「玄関」。ライフスタイルに合わせた自分らしい空間に

家の顔となる玄関は、「いってきます」と「ただいま」をいう場所でもあり、お客さまを迎える大切な場所でもあります。使いやすさはもちろんですが、家の印象が決まる場所だからこそ、見た目にもこだわりたいところです。

玄関は工夫次第で、自分らしさを出せるとっておき場所にすることができます。今回は、その家らしいさまざまな工夫を取り入れた玄関を紹介します。

ちょっとした客間にも！来客や家族の憩いの場

昔ながらの縁側のある土間玄関

大きな窓から自然光がたっぷり入る明るい玄関。玄関前の階段の枠組みを活用し、コート掛けを設置した無駄のない美しい空間です。

玄関土間と隣接する子ども部屋の建具を開放すると、土間と子ども部屋が一体となり、家全体をさらに広く見せることができます。

縁側のスペースを活かし、使いやすさと快適さを重視した玄関土間は、「いってきます」と「ただいま」を言うたびに、うれしい気持ちになれそうですね。

 

 

玄関先で気軽にとれるコミュニケーション

「家族が自然と集まる特別な場所をつくり上げる」というテーマによって生まれた玄関。

家族で座っておしゃべりしたり、お客さまの応対の場となったり、さまざまなコミュニケーションの場所として使うことができるモールテックスのベンチが設置されています。

植物や木の壁など、インナーガーデンの要素を取り入れた正方形のベンチです。ずっとそこにいたくなるような、個性的で楽しい玄関ですね。

 

外出・帰宅時のスムーズな動線計画

家の中の収納不足を解決するために設置された、家のどこからでもアクセスしやすいウォークインクローゼット。外出時は、部屋から玄関ドアへ直接行くこともできて、帰宅時は、玄関ドアからウォークインクローゼットを通って室内に入ることもできます。

また、玄関からの動線を2WAYにすることで、壁でゆるやかに視界を遮り、ものがゴチャつきやすい収納スペースを隠して、スッキリと見せられるのも魅力です。

収納場所としても優秀で、外出前の身支度の場として、帰宅後は帽子や上着などをすぐに片付けることができる使い勝手のよい玄関です。

 

愛でる楽しみを。人目にふれる玄関に

植物がのびのび育つ明るい玄関。玄関隣の部屋をなくして、光がたっぷり入る広々とした玄関土間にしています。玄関に自然光を取り入れることで、緑が美しく輝き、行き来するたびに心を和ませてくれそうです。

玄関とキッチンの間にある間仕切り壁には、昭和の雰囲気漂うインテリアにぴったりの木製の室内窓を設置して、玄関から入る自然光をキッチンにも行き渡るようにしています。

キッチンの入口にかけられた紺色の暖簾も、昭和レトロな空間にぴったりです。光と緑を楽しめる玄関は、家の中の癒しの空間としてもよさそうですね。

 

玄関にあったらやっぱり便利。使い勝手のよい洗面台とオープン収納

玄関ドアの前に設置されたブルーのタイルが印象的な洗面台と、たくさんの靴をセンスよく収納できるオープン棚。

玄関ホールに洗面台があることで、部屋に入る前に手を洗うことができるので、使い勝手がよく衛生面でも安心です。

ミラー付きの洗面台なら、出かける前の身だしなみのチェックにも便利です。

また、玄関ドアのすぐ近くに、オープン収納があることで、靴の出し入れがしやすく、収納しながらディスプレイを楽しむこともできます。

ただ洗面台を置くだけではなく、タイルや照明、オープン棚の見せ方など、自分のこだわりを取り入れることで、玄関がお気に入りの空間になるかもしれませんね。

 

それぞれのライフスタイルにぴったりの玄関を

玄関は1日の中でほんの少しの時間しかいない場所ですが、主要な出入口であり、家の顔となる実はとて重要な存在です。

その家に暮らす人々が毎日出入りする場所で、ゲストをおもてなしする場所でもあるからこそ、使いやすさや心地よさを考えて整えたいですね。

それぞれのライフスタイルに合わせたこだわりを玄関は、きっと日々の暮らしを豊かにしてくれます。この機会にぜひ玄関を見直してみてはいかがでしょうか？

 

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