家の顔!玄関扉の種類と知っておきたい4つのポイント

住まいの出入り口になる玄関扉は、家の顔とも言える部分です。家族はもちろん、家を訪れる人が必ず使う部分ですから、こだわって検討したいですね。今回は、玄関扉の開き方と材質の特徴、選び方のポイントについて解説します。

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住まいの出入り口になる玄関扉は、家の顔とも言える部分です。家族はもちろん、家を訪れる人が必ず使う部分ですから、こだわって検討したいですね。

今回は、玄関扉の開き方と材質の特徴、選び方のポイントについて解説します。

玄関扉の種類と特徴

玄関扉には、6種類の開き方があります。それぞれの特徴を確認しましょう。

 

片開き扉

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1枚の扉を開閉するタイプです。低価格で、防音性と気密性が高く、見た目がすっきりしているのが特徴です。

玄関の開口部が小さくなりますので、大きな家具や家電の搬入は、他の場所からできるようにする必要があります。


 

 

親子扉

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大きな片開き扉(親扉)の横に、小さな縦長の扉(子扉)がついたタイプです。

出入りは親扉から行い、大きな物の出し入れの際などに、子扉を開放することで開口部が広くなります。


 

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片開き扉より、子扉が増える分高価になりますが、その分高級感と重厚感も増します。

大きな開口部を確保しておきたい場合や、玄関扉に高級感を持たせたい場合におすすめです。


 

片袖扉・両袖扉

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扉脇の部分のことを袖といいます。片開き扉の袖部分に、縦長のFIX窓が入ったタイプです。

片脇にFIX窓がある場合、「片袖扉」と呼ばれ、両脇にある場合は「両袖扉」と呼ばれます。

暗くなりがちな玄関で、ガラス部分からたっぷりと採光が確保できるメリットがあります。


 

両開き扉

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2枚の扉が開き、最も開口部が大きく確保できるタイプです。迫力と重厚感がありますが、建物自体に一定以上の広さと高級感がないと、似合わないことがあります。

多くの人が一度に出入りする機会がある場合におすすめです。


 

片引き戸

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1枚の扉をスライドさせて開閉するタイプです。開き扉よりも弱い力で操作できるため、足腰が不自由な家族や、車イスの家族がいる場合におすすめです。

ただし、開き扉に比べて防音性・気密性が悪くなることや、取り付けに必要な幅が大きくなるので、計画には注意が必要です。


 

引き違い戸

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2枚の扉をスライドさせて開閉するタイプです。片引き戸より比較的操作に力が必要ですが、防音性・気密性に優れます。

和の雰囲気がありますので、和風邸宅によく似合い、扉にガラスを入れることで採光をたっぷり確保できます。


 

玄関扉に使われる材質と特徴

玄関扉では、主に金属製と木製の2つの材質が用いられます。それぞれの特徴を確認しましょう。

 

金属製の種類と特徴

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金属製の扉は、アルミ製、鋼板(スチール)製、ステンレス製があり、防火性能に優れ、防火規制の厳しい地域でも使えます。

断熱材を金属板で挟むようにして作られていますが、木製扉に比べて断熱性は劣ります。

金属製の中でも、アルミ製は日本の玄関扉として最も普及していて、既製品のデザイン・カラーラインナップが豊富です。

軽く、開け閉めがしやすく、耐久性に優れることも玄関扉としてのメリットです。


 

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スチール製は、アルミ製より重いですが、耐久性・防音性・防火性能に優れています。

既製品ではデザインのバリエーションが少ないですが、オーダーメイドで製作することもできます。戸建て住宅よりも共同住宅によく用いられます。

ステンレス製は、アルミより耐久性がありますが、重く、既製品ではデザインのバリエーションが少ないです。

アルミやスチール製に比べて錆びにくいため、海の近くなど、塩害の心配がある住まいづくりで用いられます。


 

木製の種類と特徴

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木材を加工して作られ、木の質感がそのまま活きてきます。木ならではの温かみがあり、断熱性に優れ、金属製に比べて高級です。

製品によっては、防火規定が厳しい地域で使えないことがあるため、使いたい場合は製品選びや、土地の規制を調べる必要があります。

また、金属製に比べて傷つきやすく、雨や日光などで傷みやすいため、美観を保つためには、玄関庇(ひさし)を大きく設けることや、ピロティを設けるなど計画に工夫が必要になります。


 

玄関扉の選び方4つのポイント

暮らしに合った玄関扉を選び、後悔しないために知っておきたい4つのポイントをお伝えします。

 

1.内装、外装とコーディネートする

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玄関扉は、家の内側からも外側からも見えて、存在感があるものです。そのため、色・柄などの表面材のデザイン、ハンドルのデザインが、内外装に合う物を選ぶ必要があります。

どんなに素敵な玄関扉でも、内外装に合っていないと残念な印象になってしまいます。

色合わせの確認は外壁やポーチタイルの実物サンプルや、内装材の実物サンプルと行い、照明は太陽光・室内灯両方で確認することが大切です。

また、完成イメージがある場合、検討中の扉を合成してコーディネートを確認すると、よりイメージが膨らみやすくなります。

 

2.玄関の採光を確保する

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家の中でも、玄関は暗くなりやすい空間です。

暗くても、照明をつければ問題ありませんが、自然光で明かりがとれる玄関は、気持ちがよく、家全体の雰囲気も明るくなります。

玄関扉にガラスが入っているものや、袖にガラスが入っているデザインは、玄関の採光確保に役立ちます。

明るい玄関を計画したい場合は、意識的に採光を確保しましょう。


 

3.できるだけ実物を確認する

玄関扉は毎日使うものですから、ショールームがある場合は足を運んで、実際の操作性や使い勝手を実物で確認しましょう。「軽い」と言われるアルミ製の扉でも、実物の重みに驚くことがあるかもしれません。

力の弱い家族が自力で開閉できない場合、扉の材質や開き方を再検討する必要も出てきます。決定前にできるだけ実物に触れて、操作性とデザインの確認をしましょう。

 

4.便利な機能を考える

最近の玄関扉には、タッチレス鍵や、通風窓、遠隔ロック機能など、さまざま便利な機能を導入することができます。ひとつひとつの機能には、お金が掛かりますので、優先順位を考えて、必要性を検討しましょう。

玄関扉は、家族も来客も必ず使う部分で、家の顔とも言われます。長年毎日使うものですから、家族皆が愛着を持って使えるように、こだわって検討することが大切です。

ただし、住まいの設備の中でも高価なものですから、予算がネックになってくることも多い部分です。後悔のないように、早い段階から検討して、予算の確保をしながらイメージを膨らませられるといいですね。

 

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