家を建てる前に!知っておきたい3つのこと《後篇》
こんにちは、sachiです。
前篇に引き続き、今回も家を建てる前のお話です。
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何を大切に暮らしたいか
家づくりにおける私たちの基準は、”何を大切に暮らしたいか”です。
家を建てたあとの暮らしを具体的にイメージして、何を大切に暮らしたいかを具体的なコンセプトにすることを前篇ではお話させてもらいました。このコンセプトが、家づくりで迷ったときの指針になると思うからです。
その上で今回は、家を建てる前に知っておきたいこと、残り2つをお話いたします。
2. 優先順位を決める
家づくりのスクラップをしていると、やりたいことが無限に増えていきますよね。しかし、現実的にはコストが限られているので、優先順位を決めることになります(涙)
とはいっても、優先順位はひとりひとり違うもの。妻と夫が同じとは限りません。書斎がほしい、WICを広くしたい、洗面所を造作にしたい…など。
わが家も同じで、私の優先順位は広いキッチンだったし、夫はリビングつながりの和室でした。
ここでも、建ててからの暮らしをイメージするといいかもしれません。
私たちの場合キッチンも和室も、実のところはどちらも家族が自然と集まれる居心地よいスペースをイメージしていたことがわかりました。そのアウトプットが私はキッチンで、夫は和室だった、というわけです。
そうした目線合わせにもコンセプトが便利です。
わが家は「家族みんながオープンでいられる暮らし」がコンセプトでした。コンセプトに立ち戻って考えると、いちばん優先すべきは、常に家族の気配を感じられて、自然と集まりたくなるようなリビングダイニングだね!となったのです。
ちなみに、そうした想いを間取りに反映させた結果、どこからでもリビングダイニングにつながる大開口の吹き抜けができたのであって、最初から吹き抜けを希望したわけではありませんでした。
吹き抜けにした理由はほかにもあるので、また別の機会にお話するとします。
優先順位を決めるときも、ぜひ暮らしをイメージしてみてください。
3. 余白を残す
家づくりをしているとやりたい事が次から次に出てきますし、家を建てるのは人生で一回限り!と考えると、後悔しないようにひとつひとつをガッチリ詰めたくなります。
私もそうでした。細かいことにこだわりすぎていたな…と今なら思いますが、あの時はそうしないと気が済まなくて(笑)
せっかくだから気が済むまでやったらいいとも思うのですが、10年経った今思うことは、新築時に全てをfixせずにもうすこし余白を残せばよかったな、ということ。
たとえば、各部屋のアクセントクロス。
わが家は新築時に子供部屋の壁にアクセントカラーを入れましたが、子供が生まれるまでは夫婦の寝室として使っていましたし、実際に子供が生まれてからも家具を配置してみるとクロスの色に制約されてしまって、なかなか理想のインテリアにならず、とても苦戦しました。
トレンドや嗜好も変わりますし、いまはDIYで壁紙の色も気軽に変えられる時代ですので、最初からアクセントクロスを入れずに用途やインテリアに合わせて、都度きめて変わることを楽しむ余裕があってもよかったかも…と今は思います。
逆に、ほとんど手をつけずにいた壁の余白部分は、今では家族写真やポスターを飾ってギャラリーウォールにしたり、ウォールシェルフを設置したり…と色んな使い方ができています。
あの頃は、余白ありすぎ?と不安に思ったりしたスペースも、いまは余白を残しておいて本当によかった、と思うくらい。
住みながらライフステージに合わせて変えていくのも家づくりの楽しみ方なんだな〜と住んでから気づいたので、この部分はあとで考えよう!と楽しみを残しておくのもアリだと思うようになりました。
まとめ
前篇・後篇と2回に分けて、家を建てる前に知っておきたいことと題して3つ紹介しました。
- コンセプトを決める
- 優先順位を決める
- 余白を残す
いまはSNSでたくさんのおうちが見られて、ほんとうに便利ですよね。
おうち作りの参考にする際は、ぜひライフステージや暮らしに着目してみてください。同じ間取りやデザインでも暮らし方ひとつで全く違うおうちに見えるからです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。これから家を建てる方に少しでもお役に立てたらうれしいです。
instagramでは肩の力を抜いた内容をゆるりと発信しているので、よかったら遊びにきてください。
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