縁側と聞くと、どこか懐かしくて心地よい気分になるのは、どうしてなんだろう。
内と外をつなぐ縁側がある住まいには、家の中にたくさんの自然の光が入り、気持ちのいい風が通り抜けていく。
縁側があると、人だけではなく家も喜んでいるような、心地よい空間になるのだ。昔も今も、愛される続ける縁側の魅力について、今日は考えてみよう!
懐かしくて心地よい。縁側ってやっぱりいいもんだ

縁側のある家を頭の中に浮かべると、昔ながらの日本家屋をイメージする人が多いだろう。洋風建築が主流になる今では、縁側のある家がだいぶ少なくなっている。
だけど、現代でも縁側をあえて取り入れる家が多くあるのは、わたしたちにとって、縁側が懐かしくも心地よい空間だからだ。縁側は、家の内と外をつなぐ場所だから、見た目からして心地よさを感じることができて、縁側から眺める風景は、どこかやさしく見える。
たっぷりの自然の光と風を取り入れてくれる縁側。冬は寒さを和げて、家の中に日差しを入れてあたためる役割もあるのだ。
家の内と外をつなぐ縁側は、通路としてだけではなく、くつろぐ場として、コミュニケーションの場として、さまざまな心地よさをわたしたちに与えてくれる。今日は、現代の縁側を取り入れた快適な住まいを見てみよう。
多くのやすらぎを与えてくれる縁側

屋内にいながら、気持ちのいい風を感じることができる縁側。縁側を通り抜けて、大きな窓からたっぷりと自然の光が家の中へと入っていく。緑いっぱいの庭の景色を眺めながら、縁側に座ってのんびり過ごす時間は、なんとも贅沢な時間だ。
さらに、ハンモックを設置すれば、ゆらゆらと心地よい揺れの中で、くつろぎの時間を過ごせるだろう。そこで暮らす人々に、昔も今も多くのやすらぎを与えてくれる。
それが縁側なのだ。
日向ぼっこに最適な、いつもぽかぽか陽気の縁側

サンルームやインナーテラスとしても活用できるのが、縁側のいいところだ。
内と外を曖昧につなぐ縁側。そこに、植物を置いたり、テーブルや椅子を置いたりすれば、やわらかい自然光が差し込むサンルームに変わる。
ここでなら冬になっても大丈夫。日向ぼっこをしながら、まったりと過ごすことができそうだ。
家族のつながりをやさしく感じる縁側

家と外をはっきりと区切らない縁側があると、内側から外側に空間がやさしく広がっていくように見える。
家の中にゆとりが生まれ、開放感あふれる空間になるのだ。

部屋の配置次第で、雨に濡れない半屋外である縁側で、気持ちよく過ごす家族の様子を家の中からそっと見守ることも。
縁側を広くして、リビングとダイニングに連続するように設けることで、家族が顔を合わせやすくなり、癒しとコミュニケーションの場になっている。
どこにいても、家族のつながりを感じる心地よい住まいなのだ。
プライバシーを守りながら自然を感じる縁側

縁側に格子の引き戸を取り付けることで、引き戸を閉めると室内にいながら屋外を楽しめる中庭になり、引き戸を開けると、外の庭へとつながる縁側に。
外から内へ、内から外へのプライバシーをしっかり守ることができる場所。
家と家との距離が近い住宅街でも安心な、現代らしい縁側だ。
縁側のある家で快適な暮らしを
テラスやデッキのような縁側にしたり、プライバシーを守るつくりにしたり、現代ならではの縁側の楽しみ方はたくさんある。
縁側のある住まいは心地よい。内と外を曖昧につなぐ縁側は、昔も今も人々に愛される存在だ。
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