ガーデニングにおすすめの夏の花をご紹介
今回は、ガーデニングにおすすめの夏の花を大特集!暑い夏にこそ、いきいきと咲く夏の花を集めました。初心者でも育てやすい元気な夏の花がたくさん。
開花時期ごとに分けた11種類の夏の花をピックアップしました。夏のガーデニングに向いている花選びのポイントもあわせてご紹介。これからガーデニングを始めたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ガーデニング向きな夏の花選びのポイント
夏の花選びのポイント①暑さに強い
ガーデニングにおすすめの夏の花をご紹介する前に、まずは選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
近年、30度を超える猛暑日が続く日本の夏。選ぶ際には耐暑性が高いことが重要ポイントとなります。
特にガーデニング初心者は暑さ対策をしなくても元気に育ってくれる花を選びましょう。気温が高い地域原産の花は暑さに強くおすすめです。
夏の花選びのポイント②お手入れがラク
2つ目のポイントはお手入れがラクなこと。暑い夏のガーデニング作業は、人間が熱中症になってしまうことも少なくありません。
土のお手入れやこまめな肥料やり、花がら摘みが必要な花は暑い夏にはお手入れが続かず、つい枯らしてしまうことも。
夏の花を選ぶ際には最小限のお世話でも元気に育つ花を選ぶのもポイントです。
夏の花選びのポイント③乾燥に強い
高温多湿と言われる日本の夏。そうは言っても、この時期はすぐに土が乾いてしまいます。ガーデニングの夏の花を選ぶ際には乾燥に強いことも大切なポイント。
1日に何度も水をやらなくてはいけない花は向いていません。多少の水切れでも耐えられるような花が夏のガーデニングにはおすすめです。
ガーデニング向きな夏の花《5月開花》
秋まで長く楽しめる「ペンタス」
ここからは、ガーデニングにおすすめの夏の花をご紹介。過ごしやすい気候が続く5月は夏まで楽しめる色とりどりの花が、たくさん開花する季節です。
5月頃から10月の秋口まで長く楽しめるのがペンタス。熱帯地方の植物のため暑さに強いのがポイントです。
星型の可愛い花を次々とたくさん開花させるので花壇にもおすすめ。紫・白・ピンク・赤の花が咲きます。
ゴージャスな花びらが優雅「トルコキキョウ」
ヒラヒラとしたゴージャスな花びらが美しいトルコキキョウ。5月頃開花し、夏も元気なおすすめの花です。
トルコ人のターバンを思わせるところから、その名がついたと言われています。日本では品種改良が盛んに行われ、その種類もたくさん。
ピンク・白・紫・青などのやわらかな色合いで、ウェディングブーケにも人気です。乾燥を好むので、梅雨の時期は風通しのよい場所で育てましょう。
南国を思わせる鮮やかな「ブーゲンビリア」
アメリカ原産のブーゲンビリアも5月頃から開花し始める夏の花。南国ムード漂う雰囲気が魅力です。初心者には種から育てるのは少し難しく、一般的なガーデニングの際には苗から育てていきます。
春先に花芽がついてきたら乾燥気味にお世話するのがポイント。水をやりすぎると花の数を減らしてしまうので注意しましょう。
ガーデニング向きな夏の花《6月開花》
真夏の暑さでも元気に咲く「サルビア」
続いては初夏の雰囲気漂う6月に開花する夏の花。日本では梅雨の季節でもありますが、ガーデニングにおすすめの花がいろいろとあります。
セージという名でハーブとしても知られているサルビア。亜熱帯地域原産の植物で、耐暑性に優れているのが特徴です。
6月頃に開花し真夏でも元気に咲くため、公園の花壇などに植えられることも。オレンジや紫、ピンクなど鮮やかな色の花をつけます。
ビタミンカラーが夏らしい「マリーゴールド」
初心者でも扱いやすく、ガーデニングにおすすめなのがマリーゴールド。6月〜11月頃までと長く花を楽しめます。
マリーゴールドといえばビタミンカラーの花が印象的。見ていると元気になれそうですね。
マリーゴールドは害虫駆除係としても大活躍。植物の根を傷めるセンチュウやアブラムシなどを寄せつけず、一緒に植えているほかの植物にもよい影響を与えます。
暑さに強いアジサイの仲間「アナベル」
アメリカアジサイとも呼ばれているアナベル。暑さにも寒さにも耐性があり育てやすいことからガーデニング初心者にも、おすすめの夏の花です。
6月頃にグリーンの花を開花させ、その後徐々にオフホワイトに色を変えていくアナベル。その変化が楽しく、ガーデニング用としても人気です。
近頃ではピンクのアナベルなど、品種が増えてきています。
ガーデニング向きな夏の花《7月開花》
日本の夏の花といえばやっぱり「ヒマワリ」
夏の花と聞いてイメージする花といえばやっぱりヒマワリ、という人も多いのでは?
夏の太陽に向かって、ぐんぐんと伸びる姿は日本の夏の定番風景とも言えますよね。
7月の初夏の頃に開花するヒマワリは暑さに強く丈夫なところが魅力。日がたくさん当たり、水はけのよい場所で育てましょう。
耐暑性のある花ですが、水を切らさないよう毎日の水やりが大切です。
小学生の夏休みの定番!涼しげな「アサガオ」
夏の花といえばアサガオも日本人になじみ深い花。小学生の頃、夏休みに観察した思い出もあるのではないでしょうか?
7月頃に開花し、秋頃まで楽しめる人気の夏の花です。江戸時代から日本人の目を楽しませてきたアサガオですが、昔は薬としても使われていたそう。
鉢植えやプランターでも育てやすくガーデニングにおすすめの夏の花です。
鶏のトサカのような花が特徴「ケイトウ」
まるで鶏のトサカのような花の形が特徴的なケイトウ(鶏頭)。ピンクや赤、オレンジなど、品種によってさまざまな鮮やかな色の花を咲かせます。
熱帯地域原産のケイトウは夏の暑さに強く、7月頃から11月頃まで長く花が楽しめるのが嬉しいポイント。ガーデニング初心者でも育てやすく人気です。
ただし、暑い時間帯に水やりをすると蒸れてしまうので、タイミングに気をつけましょう。
ガーデニング向きな夏の花《8月開花》
暑さにも寒さにも強い「パイナップルリリー」
最後は夏真っ盛りの8月頃に開花するガーデニング向きの花をご紹介。
ネーミングも可愛いパイナップルリリーは7月〜8月に開花する球根植物。南アフリカ原産で、ユーコミスという名前でも知られています。
8月の猛暑に強いだけでなく寒さにも耐えられるため、ガーデニングにおすすめ。日当たりのよい場所に置いてあげれば外で冬を越すことも可能です。
夏ムードいっぱいの元気な「ノウゼンカズラ」
7月〜8月の暑い時期に開花する夏の花。赤やオレンジの鮮やかなカラーが真夏の青空によく映えます。
つる植物であるノウゼンカズラは、アーチなどを利用したガーデニングにもおすすめ。スルスルとつるを伸ばし綺麗な花をたくさん咲かせます。
暑さにも寒さにも強く、昔からガーデニングしやすい庭木として親しまれてきたノウゼンカズラ。夏らしさいっぱいの元気な花です。
ガーデニングにおすすめの夏の花まとめ
今回はガーデニングにおすすめの夏の花を特集しましたが、いかがでしたか?初夏から秋頃まで長く楽しめる花や、暑い夏に元気をもらえそうな鮮やかな花など、さまざまな夏の花がありました。
暑さに強い夏の花は比較的育てやすいものも多く、ガーデニング初心者にもおすすめ。水やりや日当たりなど、その花にあったお世話で夏のガーデニングを楽しんでくださいね!
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