キャリアを重視したDINKs夫婦や、やっとできた2人の時間を大切にしたい子どもが巣立った後の夫婦など、大人2人暮らしを満喫するためにリノベーションをするご夫婦が増えています。
とはいえ、子どものいない大人2人の時間を楽しみたい、プライベートな時間も大切にしたい、など希望をよりおしゃれに叶えるためには、実際にどんな間取りにすればいいの?とわからないことも多いもの。
そこで今回は、素敵な大人の2人暮らしを実現するために知っておきたい、リノベーションのレイアウト計画のポイントと、大人2人暮らしの実例を合わせてご紹介します。これからのリノベーション計画にぜひお役立てください。
■大人の2人暮らしに最適な広さは?
大人2人暮らしを始める場合、どのくらいの広さの物件を選ぶと良いのでしょうか。
もちろん広いに越したことはありませんが、予算と物件によっては広さばかりを求められないこともありますよね。
住居の広さに関しては、『住生活基本計画』によって水準が設けられており、都心やその周辺で2人暮らしをする場合、55㎡あれば健康で文化的な生活を送ることができるとされています。
住生活基本計画における「水準」について:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/001098415.pdf
在宅で仕事をするのか、それぞれの個室をつくるのか、などによって必要な広さは変わってきます。
事例を見る:Case126「ひとり時々ふたり」
水準を目安にしながら、どのくらいの広さであれば自分たちは快適に暮らすことができるのか、事前に話し合っておきましょう。
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■大人の2人暮らしを楽しむリノベ計画のポイント
リノベーションをする時は、以下のポイントをおさえながらプランニングを進めていきましょう。
ポイント① ライフスタイルに合わせた生活動線を考える
生活の中での人の動きを線で示す、生活導線。家事をする時の家事動線や、外出から帰ってきた時の帰宅動線など様々な種類の動線があります。
大人2人暮らしの場合、仕事や家で過ごす時間など、生活の中心となる動きに合わせて動線を考えるのがポイントです。
事例を見る:Case118「帰って来たくなるリゾートなお家」
2人とも在宅で仕事をする時間が長いのであれば、スムーズに仕事ができるような動線にする、料理が好きでキッチンに立つ時間が長いのであれば家事動線を優先的に考える、などすることで、満足度の高い間取りにすることができます。
ポイント② バリアフリーを意識する
『バリアフリーなんてまだ早い…』と思うかもしれませんが、あらかじめバリアフリーを意識した間取りにしておけば、本格的なバリアフリー工事をする時にスムーズに進めることができますし、いざという時も安心です。
友人の子どもがやってきたり、子どもたちが孫を連れて遊びにきたりした時も心配なく過ごしてもらうこともできます。
ポイント③ 長時間過ごすリビングは広々快適に
それぞれの時間も楽しみながら、2人で過ごす時間を楽しめるのも大人2人暮らしの醍醐味です。
事例を見る:Case77「ふたり暮らし」
食事をしたり、コーヒーを淹れておしゃべりをしたり、一緒に過ごしながらも読書や仕事をしたり…と長時間過ごすリビングは、広々とした快適な間取りになるように工夫しましょう。
元々あった和室を撤去して開放感のあるリビングにする、造作家具で統一感のある空間にしてよりリラックスできるようにする、といった方法があります。
ポイント④ 2LDK or 3LDKどちらにするのかを話し合う
2人暮らしとはいえ、それぞれのプライベートは確保したいもの。
いくつ部屋数があればお互いが満足して暮らすことができるのか、事前に話し合っておきましょう。
事例を見る:Case77「ふたり暮らし」
2LDKの場合、それぞれの部屋をつくったり、2人の寝室とは別に趣味の部屋をつくることができます。
一方3LDKの場合、それぞれの部屋とは別に仕事部屋や トレーニングルームをつくることもできます。
部屋数が多いと持て余してしまう印象がありますが、ライフスタイルによってはひと部屋を広くするよりも部屋数を増やす方が快適に暮らすことができるため、予算とも相談しながら検討してみましょう。
ポイント⑤ 仕事環境に合わせた間取りプランを取り入れる
2人とも仕事をしている場合、あえて個室をつくっておくのはおすすめです。
早朝出勤や深夜帰宅のような不規則な勤務体系の仕事をどちらかがしている場合、生活リズムが崩れやすくなるため同じ寝室で過ごすことがストレスになることも。
事例を見る:Case73「待ち望んだ、その一言」
気を使わずにお互いが体をゆっくり休め、余計なトラブルを起こさないためにも検討してみましょう。
ポイント⑥ 造作家具で統一感を出す
サイズや色、デザインや素材など希望に合わせてオリジナルで制作する造作家具。
事例を見る:Case73「待ち望んだ、その一言」
リノベーションをした住まいにどんな家具を置くか考えながら家具屋巡りをするも楽しいですが、予算に余裕があれば造作家具の設置を検討してみましょう。
こだわり抜いた内装の素材やデザインに合わせて家具をつくることができるので、家全体に統一感が生まれます。
収納も、部屋のサイズに合わせてスッキリと設置することができます。
家と同じように10年、20年と使い続けるものだからこそ、こだわって選びたいですね。
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■素敵な2人暮らしを叶えたリノベーション実例
それでは、おしゃれな2人暮らしをされているお家のリノベーション実例を順番にご紹介します。
・ふたりで育てる「白い箱」
年代 40代
物件 マンション
築年数 37年
広さ 78㎡
リフォーム費用 約1,000万円
シンプルな白い箱のイメージをリノベーションで叶えたかった、とお考えだったご夫婦。
飽きのこない空間をベースに、好みのアートを飾って育てていくためにスッキリシンプルに仕上げました。
床や壁の素材感など細部までこだわり、住まいのメインスペースに採用したパーケットフローリングはヴィンテージ風の塗装色に。
ご主人のワークスペースを兼ねたサンルームの壁の1面は、白い空間により映えるように板を隙間なく並べる羽目板張りで仕上げました。
シンプルな白い箱なら、素敵なアートや家具が際立つだけでなく、季節の移ろいも感じることができますね。
事例を見る:Case128「ふたりで育てる『白い箱』」
・子育て後は夫婦ふたりで
年代 40&50代
物件 マンション
築年数 16年
広さ 104㎡
リフォーム費用 約1,500万円
子育てがしやすそうな環境を気に入って16年ほど前に新築で購入したこちらのマンション。
月日が流れ、息子さんの巣立ちを機に夫婦ふたりで快適に暮らせるようリノベーションしました。
LDKには使わなくなった個室も取り込んで、広々とくつろぐことができる大空間に。
オープンなつくりにしたことで、長年気になっていた風通しの悪さも解消されました。
ここ数年で働き方が大きく変わったご主人。在宅勤務が増えたこともあり、LDKには新たにワークスペースを。
忙しい子育ての日々が終わり、今度はご夫婦ふたりでゆとりを感じられる新しい暮らしがスタートです。
事例を見る:Case127「子育て後は夫婦ふたりで」
・心豊かな大人2人暮らしを楽しむなら…
ライフスタイルや仕事環境、人生設計によって、最適なリノベーション計画は異なります。
夫婦2人でよく話あった上で、どのようなレイアウトが最適なのかを決めていきましょう。
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