アンティークを中心に、花と香りで暮らしを整える。二人暮らしの2LDKインテリア
こだわりのアンティークと日々の暮らしを整える香りを中心に、ご家族から引き継がれた大切な習慣である花のある暮らしで、住まいの変化を楽しむ。
仕事も暮らしも充実した日々を過ごせるお部屋についてお話を伺ってきました。
text & photo : Tsubottlee
花は暮らしの大事なパーツ
間取りも立地も良い、現在のお部屋は間取りを見るのが好きな彼氏さんが見つけて、すぐに内見を決めた物件。
55.6㎡の2LDKです。想定よりも良い間取りを、よりゆとりある空間へと変えられていました。
「最初は寝室とリビングを分けたくて1LDKの間取りで探していたのですが、この物件は2LDKでした。ただリビングは広く取りたいという思いもあり、部屋同士の仕切りを外して広い1LDKとして活用しています。」
こだわりのインテリアを中心に、暮らしの大事なキーパーツになっているのがお花。
お休みの日のお出かけと合わせて購入されることが多いと話すお花そのものはもちろん、フラワーベースも気に入ったものを見つけては購入されているそう。
「フラワーベースは都度購入しているので、買った先はバラバラなのですが、ACTUSで購入したHOLMEGAARDのフラワーベースがその中でも特に気に入っています。
友人の誕生日プレゼントのために探していたところ、デザインがすごく良くて、彼も気に入ってくれたので自分の分まで購入してしまいました。」
「季節のお花を飾ることは、母から受け継いで大切にしている暮らしの習慣の一つです。平日は仕事でほぼ家の中にいるため、外になかなか出ない日もあるのですが、季節の移り変わりを感じることができ、ほのかな自然の香りを取り入れられる点でとても気に入っています。」
「お花そのものの存在はもちろん。住まいに取り入れることは、部屋を綺麗に保つためにも一役買ってくれていると感じています。お部屋が散らかっていると、お花が全然似合わなくなってしまうので、きれいに整えようとするモチベーションにもなりますね。お部屋の雰囲気も変えられますし、気分も上がるので、これからも大切にしていきたい習慣です。」
お花と同様に大切にされているのが香り。
リビングで使われているapothekefragranceのプロダクトたちにお店で使ったことをきっかけに購入を即決されたというPALOSのハンドソープと好きな香りを住まいで多く使われている様子が伺えます。
「コロナ渦で、仕事がほぼ在宅勤務となり、良い部分もある反面、仕事とプライベートの切り替えや、仕事中のリフレッシュが難しくなりました。そのちょっとした解消として、飲み物を充実させること、大好きな香りもののアイテムをたくさん置くようにしています。」
「いろんな飲み物を常備しておいてちょっとしたリフレッシュをしたり、仕事が終わってからは、アロマキャンドルでリラックスモードを作ったりすることで、気持ちにメリハリがつくようにしています。」
住まいの中で気持ちを切り替えるポイントが用意出来ていると、集中力など途切れてしまいがちな時も、自分の気持ちの調子を整えやすくなりますね。
スペースを活かした収まりの良いワークスペース
内見の時に見つけられたのが、LDKと区切られた1室の奥にあった棚スペース。
コンセントも使い勝手の良い位置にあったことからmonacaさんはワークスペースとして活用されていました。
「私がほぼ在宅のため、この空間があったのは本当に良かったです。ダイニングテーブルもあるんですが、この空間の収まりがとても良くて、彼も在宅の時は会議に合わせて交代に使ったり、並んで一緒に使ったりしています。空間の中でも奥まったスペースにあることもあり、LDKからは視界に入らないのが良いですね。」
デスクスペースをはじめ、お部屋全体で見える物数を減らすのに大活躍だったのがデスクスペース横のウォークインクローゼット。
季節ものの家電から大量購入した食料品などまとめて入れられる、約2畳の広さがあり、衣類以外の収納はここで十分なのだとか。
収容量はもちろん、収納がどこにあるのかも大事なポイントなんですね。
アンティークのインテリアが映える空間
余白を十分に持たせたシンプルな空間だからこそよりその存在が映えるのがアンティークのインテリアたち。
住まいにあるものはどれも、この住まいになってから揃えられたものなのだそう。
「一人暮らしの時は、IKEAを中心にモダンな雰囲気のお部屋でした。アンティークのインテリアにも関心はありましたが、購入することはなかったですね。」
「今回の住まいでインテリアを考えて行く上で、最初に見つけたのが今使っているアーコールチェア。このチェアを住まいに迎え入れたのをきっかけにお部屋づくりのイメージが膨らんでいきました。」
中々出回らないお気に入りのアーコールチェアを1脚ずつ時間をかけながら探していかれたそう。4つそれぞれ個性があって愛着が湧きそうですね。
ダイニングとキッチンの間に置かれたキャビネットも住まいの雰囲気に合ったお気に入りインテリアの1つ。
お気に入りのグラスや器が並んでいました。
「住まいの木の色合いと合わせて飾り棚は彼がDIYで設置してくれました。ディスプレイのスペースが広がって使い勝手が良いですね。」
キッチンには同様のデザインで耐荷重量の大きなものを採用。賃貸の限られたスペースだからこそ。
高さを活かした収納が加わると使い勝手も良さそうです。
リビングからもお気に入りを1つ。デザインが特徴的なG-PLANのコーヒーテーブルは、定番のサイズから住まいに合わせたあえてサイズを落としたものから選ばれたそう。
「リビングの印象を変えるものなので、大型のインテリアの中でも一番最後まで時間をかけて検討していきました。リビングの中心にある家具としてすごく気に入っていますね。」
大型のインテリアは一通り揃った今、今後に向けては間接照明やアートで住まいの雰囲気を変えていきたいと話されるmonacaさん。
「現在の住まいは私も彼も、とても気に入っているのでまだまだこの住まいで暮らしを楽しんで行けたらと考えています。将来的にはアイランドキッチンのある家でリビングを見渡しながら料理を楽しめる住まいに憧れますね。」
仕事も日々の暮らしも充実した環境づくりをされているmonacaさん。
今の住まいをこれからもっと楽しんでいく中で、育まれる思いや集められたインテリアから今後、どんなお部屋に繋がっていくのか、今からとても楽しみです。
monaca(monaca_flowerbar)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/monaca_flowerbar/
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